被災者自身の立ち上がりを支援—「令和6年能登半島地震 災害支援基金」第7次助成公募を開始
令和6年1月1日に発生した能登半島地震から1年半。甚大な被害を受けた石川県奥能登地域において、復旧・復興に向けて一歩を踏み出そうとする被災者の皆さんの活動を後押しする助成プログラムが始まります。

公益財団法人ほくりくみらい基金(石川県金沢市)は、石川県域のコミュニティ財団として、地震直後より「令和6年能登半島地震 災害支援基金」を立ち上げ、これまでに7回の助成を実施。累計91団体、総額4,500万円超を助成してきました。このたび、被災地内での住民主体の活動を重点的に支援する「第7次助成」の公募を開始しました。
◆第7次助成の特徴:“支援される側”から“支援する側”へ
今回の助成では、助成対象を被災された方々自身が構成する団体やグループに限定し、「自分たちの地域を自分たちで立て直す」取り組みを応援します。
現地では今、「誰も孤立させたくない」「自分たちのまちのことを自分たちで考えたい」といった声が上がり、仮設住宅や避難先での自治組織づくり、話し合いの場の設置など、被災者主体の新しい地域づくりが始まりつつあります。
本助成では、こうした自主的な取り組みに対し、最大20万円の支援を行います。
※本助成は令和6年能登半島地震に対応する活動への助成となります。
◆助成概要
対象事業:被災者が主体となり実施する、生活再建・住民同士の関係づくりを目的とした事業。仮設住宅外で避難生活を送る方々とのつながりづくりなど、支援が届きにくい層への取り組みも重視。また、広域避難先での活動も支援します。
助成額:5万円〜20万円(予定助成総額:300万円)
申請受付期間:2025年7月1日(火)〜7月31日(木)23:59
選考期間:8月1日〜8月25日
採択通知:8月26日〜29日
助成事業実施期間:2025年9月1日〜2026年2月28日
申請方法:要項を確認の上、指定の申請書を記入。下記フォームより申請
応募要項:ダウンロードはこちら
申請書:ダウンロードはこちら
申請フォーム:申請はこちら
詳細は、ほくりくみらい基金ホームページをご確認ください。
団体概要
名称:公益財団法人ほくりくみらい基金 (代表理事:永井 三岐子)
設立日:2023年4月3日
公益認定日:2023年12月1日
所在地:〒920-0031 石川県金沢市兼六元町15番28号
事業内容:地域課題の解決に向けて活動する当事者および支援者団体、事業体への助成金の公募・支給、プロボノやボランティア活性化の仕組みづくり など
オフィシャルWebサイト: https://hokuriku-mf.jp/
X:https://twitter.com/hokuriku_mirai
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