【ご案内】日本ユニセフ協会「父子家庭+父親支援プロジェクト」
福島のおとうさんを支援するサポートファイルなどを発行 - 6月19日(水)お父さん支援員研修会でも配布
報道各位 2013年6月14日
日本ユニセフ協会は、東日本大震災支援活動の子どもの保護支援事業として、
NPO法人新座子育てネットワークや各地の自治体と連携して「父子家庭+父親支援プロジェクト」を
実施しています。
復興に向けた歩みの中、被災地の働き盛り・子育て真っ最中の方々の負担の長期化が
問題になっていますが、お父さん方の負担の問題には、あまり焦点が当てられていません。
プロジェクトでは、被災によりパートナーを亡くされひとり親となったお父さん、
被災地で頑張るすべてのお父さんを支えるために、保育士、保健師、学童指導員、
自治体職員、民生委員など子ども支援に従事する方々を対象に、「お父さん支援員」の研修を
実施し、育成を行っています。お父さんへの支援を通して、養育放棄や子どもを巻き込むDV、
児童虐待などの予防を目指しています。
このたび、6月19日(水)に福島県二本松市で実施される
お父さん指導員の研修会(後述ご紹介)を前に、お父さんたちの支援情報をまとめた
『パパと家族のStation お父さんと家族のためのサポートファイル 福島県』ならびに、
支援員の方向けの研修教材『お父さん支援員 お父さんと家族のためのハンドブック 福島県』を
発行いたしましたので、ご案内いたします。
両冊子のデータは、日本ユニセフ協会 東日本大震災 ウェブサイト
(http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011.htm)よりダウンロードいただけます。
なお、研修会では、サポートファイルよりも基礎的な情報などをコンパクトにまとめてお父さんたちへの
メッセージも加えた、『お父さん向けガイドブック』も配布する予定です。
これらの資料は、研修を受けた方々(お父さん支援員)が所属される行政機関やNPO、保育園、
学童クラブなどでもご覧いただけます。
■『パパと家族のStation お父さんと家族のためのサポートファイル 福島県』 (全50ページ)
日々奮闘されるお父さんとご家族のために、地域にある様々なサポートとしくみをまとめた冊子です。
概要は以下の通りです。
・ 経済的支援、教育的支援、生活支援、父子家庭への支援などを利用する方法と問い合わせ先
・ 保育園や幼稚園、放課後児童クラブ、児童センターなどの情報
・ 子ども、生活、心、放射線、父子家庭、就労のための相談先の紹介
■『お父さん支援員 お父さんと家族のためのハンドブック 福島県』 (全32ページ)
地震、津波、原発事項によって、様々な困難を抱えることになった福島県内のお父さんを支援する
方向けの冊子です。概要は以下の通りです。
・ 県内外に母子避難しているお父さんやひとり親になったお父さんの現状を踏まえ、お父さんを
地域で支えるためにできること、子どもの心のケアのためにお父さんにアドバイスすべきことなど
・ 父親支援の基礎知識や父親支援のステップ、推進するためのヒント
・ 支援、相談、施設などの問い合わせ先一覧
・ 福島県の取り組みの紹介
以下、6月13日にご案内した研修会の再度のご連絡となります。
* * *
「お父さん支援のための研修会」
■日 時 6月19日(水)13:30~16:00
■会 場 福島県男女共生センター 第2研修室 (福島県二本松市郭内一丁目196-1)
■対 象 男女共同参画関係者、子育て支援関係者、父親グループ 教職員、幼稚園教諭、
保育士、家庭児童相談員、助産師 保健師、主任児童委員、民生委員、学童指導 員ほか
“男性の子育て”に関心のある方
■参加無料
■定員50名程度
■講 師 日本ユニセフ協会「東日本大震災 父子家庭+父親支援プロジェクト」
NPO法人新座子育てネットワーク 坂本純子・佐野育子
■内 容 ・父親支援のための基礎講座
・東日本大震災後の父親支援
・福島のお父さんたちの現状と支援の方策
・孤立する被災父子家庭を支援するために
・各種ツールの提供と活用方法
・支援活動への助成について
本件に関するお問い合わせ :日本ユニセフ協会 広報室 中井
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 メール: jcuinfo@unicef.or.jp
★研修会当日(19日)お問い合わせ:日本ユニセフ協会アドバイザー 小野道子
090-6565-9690
ご取材をご検討いただけるみなさまには、会場準備の都合上、
お手数をおかけいたしますが、以下の項目をご記入の上、
FAXもしくはE-mailにてお申込みいただけますようお願い申し上げます。
ファックス返信用紙
◆日本ユニセフ協会 日本ユニセフ協会広報室行◆
FAX:03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
「お父さん支援のための研修会」@福島(二本松)
■ご芳名:
■貴社名:
■ご所属部署名等:
■お役職名:
■TEL: ■FAX:
■携帯電話:
■E-mail:
撮影 □ あり (スチール/ムービー) □ なし
■日本ユニセフ協会について ■
公益財団法人日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にある
ユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間としてユニセフを代表する
唯一の組織として、ユニセフ活動の広報、政策提言(アドボカシー)、募金活動を担っています。
www.unicef.or.jp
■ 日本ユニセフ協会による東日本大震災支援活動について ■
日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部や被災地の協力団体、各自治体、
民間支援団体や被災された方々からの協力を得ながら、震災発生直後から、飲料水や子ども用の肌着、
衛生用品などの救援物資による支援や、学校再開、妊娠・授乳中の女性や赤ちゃんに対する支援、
幼稚園や保育園の再建等の未就学児への支援、子どもたちの心のケアをはじめとする
弱い立場に置かれた子どもたちの保護など、東日本大震災被災地での支援活動を進めています。
日本ユニセフ協会 東日本大震災 ウェブサイト http://www.unicef.or.jp/kinkyu/japan/2011.htm
活動報告や映像レポート、実施中の事業をご紹介しています
■ 「父子家庭+父親支援プロジェクト」について
本プロジェクトは、2011年10月、NPO法人新座子育てネットワークに委託して開始。
被災地の保育士、保健師、学童指導員、自治体職員、民生委員など子ども支援に従事する方々を対象に、
父子家庭・父親支援に関する支援技術・知識・情報・思考力を身につける「お父さん支援員」研修を
実施しています。これまでに、315名(岩手:208名、宮城:107名)がお父さん支援員研修を修了。
お父さん支援員になられたみなさんは、お父さんたちへの情報提供のほか、
ネットワークづくりの場として夕涼み会など父子で参加できるイベント開催、遺児家庭支援専門員などの
協力を得ながら、父子家庭の方々を対象にした支援活動を続けています。また、岩手県内には33ヵ所に
地域の支援拠点としての「パパステーション」が設置されました。