菌・ウイルスの除去に特化した空調システム「Stela UVC」の共同開発を開始
鹿島の空調システムに、日機装の高品質な深紫外線LEDを搭載 横濱ゲートタワーにコンセプトモデルを試験導入
鹿島と日機装は、感染対策に配慮した空調システム「Stela UVC (ステラユーブイシー) 」の共同開発を開始し、コンセプトモデルを横濱ゲートタワーの一部エリアに試験導入し、実証を進めています。
鹿島(社長:天野裕正)と日機装(社長:甲斐敏彦)は、感染対策に配慮した空調システム「Stela UVC (ステラユーブイシー) ※1」(商標登録出願中)の共同開発を開始しました。既に「Stela UVC」のコンセプトモデルを、昨年9月に横浜みなとみらい21にオープンしたオフィスビル 横濱ゲートタワー(神奈川県横浜市、https://yokohama-gatetower.com/)の一部エリアに試験導入し、実証を進めています。
「Stela UVC」はダクト接続型のUVユニットを組み込んだ空調システムです。UVユニットには深紫外 線※2LED 「SumiRay」※3を搭載しており、循環する空気に深紫外線を効率的に照射して空気中の菌・ウイルスを除去し、室内空気を清浄化します。
各社の役割分担として、空調システム全体の開発は鹿島が、その根幹となるUVユニットの開発は日機装が主に担います。
鹿島と日機装は今後、「Stela UVC」を建物所有者等に提案することで、建物利用者にとって安全・安心な環境の創出に貢献していきます。
※1 Sterilization using ultraviolet Led in Air-conditioning system UVC
※2 紫外線の波長域100nm~400nmの内、波長の短いC波(100nm~280nm)のこと
※3 日機装では、紫外線の波長の中でも除菌効果が高いと言われている「波長 260~315 nm」「寿命 10,000時間以上」「日本産」という基準を満たす深紫外線 LED だけを「SumiRay」と呼び、性能・品質・安全の証としています。
空調システムには、建物の特性や用途によりバリエーションがあります。例えば、空気の吹出しと吸込み位置は、室内の空気状態に大きく影響します。鹿島は自社の技術研究所での気流実験で得た種々の知見・ノウハウを蓄積しており、様々な空間に適した空調システムの提案が可能です。
深紫外線(100nm~280nm)を空気に直接照射することで、業務用空調で使用されているフィルタでは捕集しづらい小さな菌・ウイルスに効果が期待できます。深紫外線は、紫外線の中でも高い除菌効果を持つため、有用な除菌方法として注目されています。「Stela UVC」のUVユニットでは、鹿島からの助言を基に日機装が適切な深紫外線LEDの個数、配列を検討し、通過する空気をより効率的に除菌できるように設計しています。
■省エネルギー、環境配慮
これまで深紫外線の発光体には水銀ランプが使われてきましたが、人体や環境への影響を踏まえた「水銀に関する水俣条約」により、今後の継続的な使用が難しくなってきています。これに対し、「Stela UVC」のUVユニットは水銀ランプを使わずLEDを採用しているため、コンパクトで省エネルギー・長寿命という特長を有しています。また、深紫外線は直視できないようダクト内に組み込むため、人体への影響もありません。
「Stela UVC」はダクト接続型のUVユニットを組み込んだ空調システムです。UVユニットには深紫外 線※2LED 「SumiRay」※3を搭載しており、循環する空気に深紫外線を効率的に照射して空気中の菌・ウイルスを除去し、室内空気を清浄化します。
各社の役割分担として、空調システム全体の開発は鹿島が、その根幹となるUVユニットの開発は日機装が主に担います。
鹿島と日機装は今後、「Stela UVC」を建物所有者等に提案することで、建物利用者にとって安全・安心な環境の創出に貢献していきます。
※1 Sterilization using ultraviolet Led in Air-conditioning system UVC
※2 紫外線の波長域100nm~400nmの内、波長の短いC波(100nm~280nm)のこと
※3 日機装では、紫外線の波長の中でも除菌効果が高いと言われている「波長 260~315 nm」「寿命 10,000時間以上」「日本産」という基準を満たす深紫外線 LED だけを「SumiRay」と呼び、性能・品質・安全の証としています。
- 開発の背景
- 「Stela UVC」の概要
空調システムには、建物の特性や用途によりバリエーションがあります。例えば、空気の吹出しと吸込み位置は、室内の空気状態に大きく影響します。鹿島は自社の技術研究所での気流実験で得た種々の知見・ノウハウを蓄積しており、様々な空間に適した空調システムの提案が可能です。
- 「Stela UVC」の特長
深紫外線(100nm~280nm)を空気に直接照射することで、業務用空調で使用されているフィルタでは捕集しづらい小さな菌・ウイルスに効果が期待できます。深紫外線は、紫外線の中でも高い除菌効果を持つため、有用な除菌方法として注目されています。「Stela UVC」のUVユニットでは、鹿島からの助言を基に日機装が適切な深紫外線LEDの個数、配列を検討し、通過する空気をより効率的に除菌できるように設計しています。
■省エネルギー、環境配慮
これまで深紫外線の発光体には水銀ランプが使われてきましたが、人体や環境への影響を踏まえた「水銀に関する水俣条約」により、今後の継続的な使用が難しくなってきています。これに対し、「Stela UVC」のUVユニットは水銀ランプを使わずLEDを採用しているため、コンパクトで省エネルギー・長寿命という特長を有しています。また、深紫外線は直視できないようダクト内に組み込むため、人体への影響もありません。
- 研究機関からのアドバイス
- 横濱ゲートタワーへの試作機導入
- 今後の展開
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