世界有数のストックフォトサイト「ゲッティイメージズ」旅行業界における消費者に響く広告ビジュアル調査結果を公表
“子どもの頃の家族旅行”を思い出させるノスタルジックなビジュアルに共感
世界有数のビジュアルコンテンツクリエーターでありマーケットプレイスである Getty Images(本社:米国・シアトル、以下ゲッティイメージズ)は、ゲッティイメージズのビジュアル調査「VisualGPS」(*)に裏付けられた市場のニーズやトレンドをもとに、世界中の約60万人の契約クリエイターに対して撮影指導を行うことで、時代に合わせたコンテンツを提案しています。
*ゲッティイメージズは、世界的な市場調査会社である MarketCast 社と提携し、26 カ国 13 言語で 1 万人以上の消費者と専門家を対象に調査を行い、「今、求められているビジュアルコンテンツ」を具体的な数字とともに明らかにした「VisualGPS」と呼ばれるガイドラインを作成しています。VisualGPS の詳細情報はこちらをご覧ください。


続く物価高や円安、オーバーツーリズムの影響で、昨今は国内・海外問わず旅行を敬遠する風潮が見られています。VisualGPS によると、日本人の約 7 割が「先行きに不安を感じている」という中で、旅行業界が日本の消費者からの信頼を高めるためにはどのようなビジュアルコンテンツを使うことが推奨されるのでしょうか。ゲッティイメージズのビジュアル専門家が「旅行業界において消費者に響くビジュアルコンテンツ」について解説します。
■旅行会社のビジュアルコンテンツへの信頼度
VisualGPS によると、日本の消費者の 7 割が「旅行会社のビジュアルコンテンツを信頼している」と回答しています。具体的に日本の旅行関連ブランドが使用しているゲッティイメージズで選ばれているビジュアル傾向を見ると、人物を描いたコンテンツのうち、70%が Z 世代後半〜ミレニアル世代の旅行中の姿に焦点を当てており、「旅先で楽しんでいる様子」が最も人気のあるコンテンツであることがわかりました。
“子どもの頃の家族旅行”を思い出させるノスタルジックなビジュアルに共感ある程度の信頼感がある中で、今後も信頼され続け、信頼を高めるためにはどういうビジュアルコンテンツを生み出していくことが必要でしょうか。VisualGPS によると、旅行業界において、信頼を高めるビジュアル要素としては、1顧客のニーズに真摯に応える姿勢(44%)、2明確で透明性のある価格・ポリシー表示(41%)、3応答性の高いカスタマーサービス(41%)となっています。


■子どもの頃の家族旅行を思わせるノスタルジックなビジュアルに共感
では、日本の消費者は「旅行」についてどういうビジュアルに好感を得るのでしょうか。
VisualGPS 調査結果によると、「子供の頃の家族旅行の思い出を呼び起こさせるようなビジュアル」に共感すると答えた日本人の消費者は 71%でした。これはグローバル平均では 61%にとどまっており、日本の消費者特有の傾向と言えるかもしれません。また 65%が「地元の人々との交流を描いたビジュアル」、67%が「観光を楽しむ人々を描いたビジュアル」を好むという結果も出ています。静止画だけでなく、約半数の消費者が「ショート動画」を好むこともわかりました。


■不確実な時代にこそʼノスタルジックʼを活用
日本の消費者の多くが将来への不安を抱える今、子ども時代の思い出や懐かしい旅行スタイルを思い出させるビジュアルは、過去とのつながりを感じさせ、ポジティブな記憶を呼び起こし、リアリティ・安心感・親しみやすさを演出します。また旅行者は、その体験の中にいる自分を想像できるようなビジュアルコンテンツに興味を持ちやすく、旅行先のアメニティ、座席、景色などを紹介し、旅行への憧れを掻き立てるものも効果的です。ビジュアル表現としては、淡いパステルカラーや、完璧ではなく少しざらつきのある、ややノスタルジックで落ち着きのある表現が求められています。
日本人の約 70%が将来に対して不安を抱えている今、「旅のノスタルジー」は心温まる逃避先として機能するかもしれません。過去とのつながりは、先の見えない状況の中でも「昔から変わらない幸せ」を思い出させてくれるでしょう。



■VisualGPS 調査概要
調査機関:Getty Images
調査方法:インターネット
回答期間:2024月11月30日〜2025年1月7日
対象者:18歳以上の日本人500名
ご取材対象者
<クリエイティブ制作に関するご取材>

▼Getty Imagesシニア コンテンツ スペシャリスト 永井有紗
10代からコンセプチュアル・アートと写真に強い興味を持ち、個人で写真家とコラボレーションをして作品を制作する。大学時代に撮影モデルとして参加したことをきっかけに、2021年にゲッティイメージズに入社。以来、APAC全域の才能あるクリエイターとのコラボレーションやコンテンツの制作に携わり、特にストーリー性のあるリアルな作品づくりを行なう。2023年からは子を持つ親として、いままでとは全く違う世界の視野を勉強しながら作品制作に取り入れている。

▼Getty Images APACクリエイティブインサイト ディレクター ケイト・ローク (Kate Rourke)
10年以上にわたる写真業界での経験と、クリエイティブおよびブランド戦略に関する専門知識を活かし、ビジュアル選択における動機を理解し、グローバルなビジュアル言語の変化を特定し、これらのインサイトを活用してGetty Imagesのビジュアルコンテンツの開発を形作り、ブランドがより良いビジュアル選択を行えるように導く。また、クリエイティブな分野における声なき声に耳を傾け、ブランドのビジュアルコミュニケーション戦略の指導と情報提供において重要な役割を果たす。アートディレクターや編集者、フォトグラファーやビデオグラファーへのブリーフィングをもとに、Getty Imagesで制作すべきコンテンツについてアドバイスを行う。
▼ゲッティイメージズとは
ゲッティイメージズは、世界有数のビジュアルコンテンツクリエイターおよびマーケットプレイスとして、世界中のあらゆるニーズに応じた幅広いコンテンツソリューションを提供しています。ゲッティイメージズ、iStock、Unsplash のブランド、ウェブサイト、API は、世界最高のフォトグラファーとビデオグラファーによる力強いビジュアルコンテンツを検索、購入、共有するための第一拠点として、世界各国のお客様に利用されています。約 60 万人のクリエイターと 350 以上のコンテンツパートナー
と共にパワフルでインクルーシブなコンテンツを配信。毎年 16 万件以上のニュース、スポーツ、エンターテイメントイベントをカバーし、類を見ないほどの豊富な報道を提供しています。
また、ゲッティイメージズは世界最大かつ最高レベルの⺠間所有アーカイブ写真を保持しており、写真創世記にさかのぼる画像の数は数百万枚にわたります。ゲッティイメージズは、最高品質クリエイティブライブラリーとカスタムコンテンツソリューションを通じて、お客様の創造性を高め、エンドツーエンドのクリエイティブプロセス全体を支援、あらゆるニーズに適したビジュアルを提供します。ゲッティイメージズと iStock の顧客は、許可されたコンテンツと無制限の補償、永続的かつ世界的な使用権に基づいてトレーニングされた生成 AI 技術とツールの採用・配給により、テキストから画像を生成しアイデアを練り、商用的に安全で魅力的なビジュアルを作成することができます。
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