認知症世界の歩き方 全世界8カ国クラファン第2弾!台湾でのクラウドファンディングが6月17日より開始。
認知症本人の視点から“世界を旅する”映画。台湾最大手福祉財団・弘道老人福利基金會との連携で、国境を越えて「認知症の見方」を変える挑戦がスタート。7月24日には台北で記念イベントも開催。

issue+design(所在地:東京都文京区、代表理事:筧裕介)は、認知症のあるご本人の視点から世界を旅するように描く映画『認知症世界の歩き方 MOVIE』において、全世界8カ国で展開するクラウドファンディングの第2弾として、台湾でのクラウドファンディングを2025年6月17日より開始いたしました。
クラウドファンディングページ(台湾・嘖嘖):
https://www.zeczec.com/projects/the-dementia-world-travel-guide
本プロジェクトは、20万部を超えるベストセラー書籍『認知症世界の歩き方』を原作に、認知症のあるご本人が“見ている世界”をユニークな「旅の体験」として映像化する国際的な映画制作企画です。「認知症=できない・怖い・悲しい」といった固定観念から脱し、「認知症と共に幸せに生きられる」という新たな視点を、世界に広げていくことを目的としています。
日本でのクラウドファンディングはこちらから
https://issueplusdesign.jp/dementia_world/movie/cf/
今回の台湾でのクラウドファンディング展開では、台湾の最大手福祉財団である弘道老人福利基金會をはじめ、台湾の企業・団体との協働のもと、書籍の翻訳出版、映画上映、ワークショップや教育活動など、多角的な取り組みを進めてまいります。

すべての支援が、変化の力になります。
2025年、台湾が超高齢社会に突入するこの時代、認知症はもはや一部の家庭だけの問題ではなく、私たち一人ひとりが理解し、関心を持ち、共に行動すべき重要な社会課題です。
弘道老人福利基金會は、設立から30年にわたり高齢者の友好支援、認知症支援の地域活動を推進してきました。「見つめること」「理解すること」が、変化の第一歩です。
この考えのもと、私たちは《認知症世界の歩き方》との協働に踏み切り、本映画プロジェクトの誕生を全力で応援しています。真摯な映像を通じて、認知症のある方とその家族の日常を描き、「認知症とは何か」を再考することで、その中にある尊厳や創造性、愛を見つけ出してほしいと願っています。
ぜひ皆さんも、このクラウドファンディングにご参加ください。映画を通して認知症を理解する機会を多くの人に届けることで、社会に少しの「理解」と多くの「包摂」を。未来に向けて、より温かくやさしい社会環境を一緒につくっていきましょう。
弘道老人福利基金會 執行長
李 若綺
クラウドファンディングの開始を記念し、台湾・台北にて、映画や表現を通じて社会の偏見を変える可能性を考えるスペシャルトークイベントを開催いたします。
【イベント概要】
タイトル:映像はいかにして社会の偏見を変えるか?―日本と台湾、それぞれの実践より―
登壇者:
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筧 裕介(『認知症世界の歩き方』著者/issue+design代表)
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李 若綺(弘道老人福利基金會 執行長)
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楊 力州(Yang Li-Chou)
台湾を代表するドキュメンタリー映画監督。社会的テーマを鋭く捉えた作品で国内外の高い評価を得ており、代表作に『奇蹟的夏天(The Summer to Remember)』『拔一條河(Bridge Over Troubled Water)』『被遺忘的時光(The Long Goodbye)』などがある。台北電影奨 最優秀ドキュメンタリー賞、アジアン・アメリカン国際映画祭正式出品、台湾金馬奨ノミネートなど、受賞・出品歴多数。
日時: 2025年7月24日(木)19:00〜20:30
会場: 光點華山 二樓藝文廳(Spot Huashan 2F Art Hall)
参加費: 無料
申し込みフォーム: https://forms.gle/QooWZ9u2zmFruMsbA
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