12月1日より「NHK海外たすけあい」募金キャンペーン開始。キャンペーン期間12月1日(日)~12月25日(水)
“気候変動による人道危機”が今年のテーマ ~ 特設サイトでは2050年に気候変動により世界で起こりうる危機「天危機予報」公開〜
日本赤十字社(本社:東京都港区、社長:大塚義治)は2019年12月1日(日)から12月25日(水)まで、世界で苦しんでいる人びとを救うための募金キャンペーンである「NHK海外たすけあい」を実施いたします。
本キャンペーンは、世界中で紛争や自然災害、飢餓、病気などで苦しんでいる1億3,000万人もの人びとを救うために日本赤十字社とNHKが毎年12月に実施しているキャンペーンです(これまで世界157カ国を支援)。特に近年は、気候変動によって災害が多発しており、洪水で住むところを失う、干ばつで農作物が育たず飢餓に苦しむ、など、命の危機に瀕している人びとが数多くいます。日本赤十字社ではこうした人々を救う活動に力を入れています。
2019年「NHK海外たすけあい」キャンペーン概要
■NHK海外たすけあい特設サイト(12月1日からグランドオープン)
【URL:http://jrc-tsudukeru.jp/kaigai/ 】
■キャンペーンビジュアルについて
コンセプト:
場所がどこであろうと、どんな環境であろうと、苦しんでいる人びとのそばには、いつも日本赤十字社がいることを表現しています。
コピー:
救うことを、つづける。
十字の窓。その窓の向こうには、地球規模の気候変動がもたらす食糧危機や感染症で苦しんでいる人びとがいます。日本赤十字社は、水や食糧支援で彼らの今を支え、自立していけるよう防災教育や農業指導などの支援を続けています。命をつなぐ十字の窓は、これからも、決して閉ざされることはない。
■キャンペーン期間
12月1日(日)~12月25日(水)
■2019年「NHK海外たすけあい」キャンペーン3つの取り組み
① 特設サイトに「天危機予報」ページ開設
「NHK海外たすけあい」特設サイト内に「天危機予報」ページを開設。「天危機予報」は30年後の2050年、世界各地で起こりうる気候変動によるさまざまな危機を、小学生が “天危機予報士” として予報します。“未来”の気候変動によって起こる危機と“いま”すでに起こっている危機、そして気候変動による人道危機に対応する日本赤十字社の取組みについても発信します。
■「天危機予報」で紹介される『2050年 世界で起こる危機』
・日本:熱中症など暑さの影響による死者数は6,500人に上る。
・ニューヨーク:ハリケーンの発生が多くなり、市内の1/4が洪水にあい、多くの人びとが被害に襲われる。
・南米アマゾン:温暖化により雨が降らず、干ばつに見舞われ、熱帯雨林の木々が枯れていき、やがて無くなってしまう。
・オーストラリア:温暖化の影響で気温が現在の冬のような寒さまで下がらず、冬がなくなってしまう。
・北アフリカ:温暖化による異常な高温、そして干ばつによって大地が乾き、砂嵐が多く発生し、微小粒子が大気を汚染することで、人が生きていける環境ではなくなってしまう。
天危機予報監修:環境学者 江守 正多(えもり せいた)
所属/職名 国立環境研究所 地球環境研究センター/副センター長
研究課題 地球温暖化の将来予測とリスク論
著書「異常気象と人類の選択」
動画出演・監修「世界気象機関(WMO):2050年の天気予報(NHK)」
2019年12月1日(日)に、気候変動によって日本や世界でいま起きている危機と、それらが2050年に引き起こす人道危機に関して、未来を担う子どもたちと解決策を考えるイベント「海外たすけあい こどもワークショップ ~未来の気候変動から、いまの人道危機を考える~」を開催いたしました。
イベントでは現在、そして近い未来である2050年に気候変動によってどんな危機が起きているか、気象予報士の依田司さんと天危機予報士に任命された小学生プレゼンテーターが「天危機予報」として解説する第一部と、気候変動がもたらす人道危機を子どもたちがワークショップで考え、プレゼンを行う第二部との二部構成で実施し、107名の親子が参加しました。子どもたちは「もし自分たちがルワンダの医師や先生だったら、洪水が発生したときに何が出来るか」について具体的なアイデアを出し合いました。その様子はグラフィックレコーディング(会議やワークショップでの議論や流れをイラストを利用してリアルタイムに記録し、参加者へ共有する手法)により発表されました。
なお、この模様はNHK海外たすけあい」キャンペーン特設サイトでも12月初旬にレポートとして公開予定です。
③ 2019年 NHK海外たすけあいムービー「夢がかなう未来のために」公開
慢性的な貧困に苦しむうえ、農業への依存率が約70%と、気候変動の影響を受けやすいルワンダ。そんなルワンダで生活する子どもたちの“いま”がわかる動画「夢がかなう未来のために」を2019年11月14日にWebで公開いたしました。
日本赤十字社 公式YouTubeチャンネル「 JapaneseRedCrossPR 」
https://www.youtube.com/watch?v=rdfCgowslPQ
■「夢がかなう未来のために」ストーリー
ルワンダの子どもたちは慢性的な貧困に加え、気候変動がもたらす洪水や地滑りなど、日本の子どもたちとは異なる厳しい環境の中で生活しています。動画ではルワンダの子どもたちに「いま、楽しいことは?」、 「いま、欲しいものは?」 、「いま、困っていることは?」、「悲しかったことは?」など、さまざまな質問を通して、「水汲みの場所が家から3時間かかる」、「大雨が降っていて、いとこの家が流されてしまった」などルワンダの子どもたちの抱える貧困や気候変動の影響がもたらしているリアルな“いま”を引き出しています。ルワンダの人たちに“いま”必要な「安全な水の提供」、「安心して使えるトイレの設置」、「病気を防ぐ手洗い指導」、「菜園づくりを通じた生計支援」など、前向きに生きるルワンダの人びとの“いま”とそれを支える日本赤十字社の支援活動を知ってもらうことで、人道支援の大切さを改めて実感いただける動画となっております。
最後の質問「あなたの夢は?」では、「パイロットになりたい」、「サッカー選手になって、私もグラウンドで試合したい」、「お医者さんになりたい」と貧困や気候変動がもたらす災害に苦しみながらも、日本の子どもたちとかわらない夢を持つルワンダの子どもたちの一面も垣間見ることが出来ます。
日本赤十字社について
社名 :日本赤十字社
代表 :社長 大塚義治
業務内容:国内災害救護・国際活動・医療事業・血液事業・青少年赤十字・赤十字ボランティア
救急法等の講習・社会福祉事業・看護師等の教育など
会社URL: http://www.jrc.or.jp/
2019年「NHK海外たすけあい」キャンペーン概要
■NHK海外たすけあい特設サイト(12月1日からグランドオープン)
【URL:http://jrc-tsudukeru.jp/kaigai/ 】
■キャンペーンビジュアルについて
コンセプト:
場所がどこであろうと、どんな環境であろうと、苦しんでいる人びとのそばには、いつも日本赤十字社がいることを表現しています。
コピー:
救うことを、つづける。
十字の窓。その窓の向こうには、地球規模の気候変動がもたらす食糧危機や感染症で苦しんでいる人びとがいます。日本赤十字社は、水や食糧支援で彼らの今を支え、自立していけるよう防災教育や農業指導などの支援を続けています。命をつなぐ十字の窓は、これからも、決して閉ざされることはない。
■キャンペーン期間
12月1日(日)~12月25日(水)
■2019年「NHK海外たすけあい」キャンペーン3つの取り組み
① 特設サイトに「天危機予報」ページ開設
「NHK海外たすけあい」特設サイト内に「天危機予報」ページを開設。「天危機予報」は30年後の2050年、世界各地で起こりうる気候変動によるさまざまな危機を、小学生が “天危機予報士” として予報します。“未来”の気候変動によって起こる危機と“いま”すでに起こっている危機、そして気候変動による人道危機に対応する日本赤十字社の取組みについても発信します。
■「天危機予報」で紹介される『2050年 世界で起こる危機』
・日本:熱中症など暑さの影響による死者数は6,500人に上る。
・ニューヨーク:ハリケーンの発生が多くなり、市内の1/4が洪水にあい、多くの人びとが被害に襲われる。
・南米アマゾン:温暖化により雨が降らず、干ばつに見舞われ、熱帯雨林の木々が枯れていき、やがて無くなってしまう。
・オーストラリア:温暖化の影響で気温が現在の冬のような寒さまで下がらず、冬がなくなってしまう。
・北アフリカ:温暖化による異常な高温、そして干ばつによって大地が乾き、砂嵐が多く発生し、微小粒子が大気を汚染することで、人が生きていける環境ではなくなってしまう。
天危機予報監修:環境学者 江守 正多(えもり せいた)
所属/職名 国立環境研究所 地球環境研究センター/副センター長
研究課題 地球温暖化の将来予測とリスク論
著書「異常気象と人類の選択」
動画出演・監修「世界気象機関(WMO):2050年の天気予報(NHK)」
②「海外たすけあい こどもワークショップ~未来の気候変動から、いまの人道危機を考える~」開催
2019年12月1日(日)に、気候変動によって日本や世界でいま起きている危機と、それらが2050年に引き起こす人道危機に関して、未来を担う子どもたちと解決策を考えるイベント「海外たすけあい こどもワークショップ ~未来の気候変動から、いまの人道危機を考える~」を開催いたしました。
イベントでは現在、そして近い未来である2050年に気候変動によってどんな危機が起きているか、気象予報士の依田司さんと天危機予報士に任命された小学生プレゼンテーターが「天危機予報」として解説する第一部と、気候変動がもたらす人道危機を子どもたちがワークショップで考え、プレゼンを行う第二部との二部構成で実施し、107名の親子が参加しました。子どもたちは「もし自分たちがルワンダの医師や先生だったら、洪水が発生したときに何が出来るか」について具体的なアイデアを出し合いました。その様子はグラフィックレコーディング(会議やワークショップでの議論や流れをイラストを利用してリアルタイムに記録し、参加者へ共有する手法)により発表されました。
なお、この模様はNHK海外たすけあい」キャンペーン特設サイトでも12月初旬にレポートとして公開予定です。
③ 2019年 NHK海外たすけあいムービー「夢がかなう未来のために」公開
慢性的な貧困に苦しむうえ、農業への依存率が約70%と、気候変動の影響を受けやすいルワンダ。そんなルワンダで生活する子どもたちの“いま”がわかる動画「夢がかなう未来のために」を2019年11月14日にWebで公開いたしました。
日本赤十字社 公式YouTubeチャンネル「 JapaneseRedCrossPR 」
https://www.youtube.com/watch?v=rdfCgowslPQ
■「夢がかなう未来のために」ストーリー
ルワンダの子どもたちは慢性的な貧困に加え、気候変動がもたらす洪水や地滑りなど、日本の子どもたちとは異なる厳しい環境の中で生活しています。動画ではルワンダの子どもたちに「いま、楽しいことは?」、 「いま、欲しいものは?」 、「いま、困っていることは?」、「悲しかったことは?」など、さまざまな質問を通して、「水汲みの場所が家から3時間かかる」、「大雨が降っていて、いとこの家が流されてしまった」などルワンダの子どもたちの抱える貧困や気候変動の影響がもたらしているリアルな“いま”を引き出しています。ルワンダの人たちに“いま”必要な「安全な水の提供」、「安心して使えるトイレの設置」、「病気を防ぐ手洗い指導」、「菜園づくりを通じた生計支援」など、前向きに生きるルワンダの人びとの“いま”とそれを支える日本赤十字社の支援活動を知ってもらうことで、人道支援の大切さを改めて実感いただける動画となっております。
最後の質問「あなたの夢は?」では、「パイロットになりたい」、「サッカー選手になって、私もグラウンドで試合したい」、「お医者さんになりたい」と貧困や気候変動がもたらす災害に苦しみながらも、日本の子どもたちとかわらない夢を持つルワンダの子どもたちの一面も垣間見ることが出来ます。
日本赤十字社について
社名 :日本赤十字社
代表 :社長 大塚義治
業務内容:国内災害救護・国際活動・医療事業・血液事業・青少年赤十字・赤十字ボランティア
救急法等の講習・社会福祉事業・看護師等の教育など
会社URL: http://www.jrc.or.jp/
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