ジャパンセールスミッション2025を東京で成功裏に開催

28の米国観光関連団体が来日、旅行業界関係者との連携を強化

ブランドUSA

アメリカ合衆国の公式観光マーケティング機関であるブランドUSAは今月24~25日の2日間、東京にて「ジャパンセールスミッション2025」を開催しました。本ミッションには、アメリカ各州・都市の観光局、観光施設、旅行関連企業など28の団体から計35名の代表者が来日し、ツアーオペレーター、旅行代理店、OTAを含む日本の主要旅行業界関係者と、合計約700件におよぶ商談を実施しました。また、日本市場との連携を一層深め、情報発信を強化することを目的とした業界関係者向けの教育セミナーも実施しました。本年度のセールスミッションにはアラバマ州観光局とオーランド観光局が初めて参加し、日本市場に向けてより多様な観光地を紹介しようとする米国観光関係者の意欲の高まりを示しました。

 

2日間にわたるプログラムを通じて、ブランドUSAセールスミッションは、米国と日本の旅行業界の連携を強化し、新たなパートナーシップの機会を創出しました。終日行われた日本の旅行会社との個別商談会では、日本市場の戦略的な重要性が再確認されることとなり、100名を超える旅行業界関係者が参加した教育セミナーは、最新動向の共有やネットワーキングを通じて業界間の連携を強化する場となりました。

 

【ジャパンセールスミッション2025 参加団体一覧(五十音順)】

アラバマ州観光局/オースティン観光局/オーランド観光局/オレゴン州観光局/カリフォルニア観光局/キシミー観光局/グレーター・マイアミ観光局/コロラド州観光局/サンフランシスコ観光協会/サンフランシスコ国際空港/シアトル観光局/シカゴ観光局/シェリダン観光局/ザ・グランドホテル・サニーベイル&クパチーノ・ホテル/ソルトレイクシティ観光局/テキサス州観光局/ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル/ツアーアメリカ社/ヒルトン・ワールドワイド/ヒューストン観光局/ハーツレンタカー/フェアバンクス観光局/ポートランド観光協会/マーベリック・ヘリコプター/メンフィス観光局/ユタ州観光局/ユニバーサル・デスティネーションズ&エクスペリエンシズ/ラスベガス観光局/ワシントンD.C.観光局

 

日本を含め、世界各地の主要市場にて定期的に実施しているセールスミッションは、海外からの訪問旅客の増加を目的とした、ブランドUSAの大胆かつ前向きな戦略推進への取り組みを体現する施策です。ジャパンセールスミッションでは、日本市場についての深い理解と、これまで日本の旅行業界と築いてきた信頼関係に基づくパートナーシップを基盤に、日本の旅行業界との連携のさらなる強化、新たな成長機会の創出を目指しています。

 

さらに本年は、2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)開催地である大阪にて、今月28日に追加プログラムを実施しました。関西地域の旅行業界関係者約60名を対象とした業界セミナーと、万博会場内「アメリカパビリオン」の視察ツアーを通じて、地域市場との関係構築を深めました。

 

日本市場の最新動向
米国商務省・国家旅行観光局のデータによると、日本は昨年、米国への海外送客市場として第5位に位置し、本年上半期には英国、インド、ブラジルに次ぐ第4位となりました。さらに、旅行データプロバイダーであるセーバー社の分析によれば、本年7月の時点で日米間の直行便における座席供給数は前年比で3%増加し、2019年比で97%まで回復しています。座席供給規模において、日本は米国にとって第6位の市場となっています。また、JTB総合研究所の調査によれば、2024年の日本人海外旅行先ランキングにおいて、アメリカは韓国に次ぐ第2位にランクインしています。

 

アメリカの最新情報:2026年以降の注目トピックス
ブランドUSAは本セールスミッションにおいて、2026年以降の訪米旅行需要を促進すべく、アメリカ各地における最新かつ魅力的なトピックスを紹介しました。アメリカ建国250周年記念事業「アメリカ 250」、ルート66制定100周年、2026年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、サッカー・ワールドカップ2026、そして2028年にロサンゼルスで開催される夏季オリンピック・パラリンピックなど、アメリカ文化への関心が高い日本市場にとって、今後注目すべき節目が数多く控えています。

 

アメリカ各地で開催される最新のイベント情報や、旅行のインスピレーションに関する詳細は、旅行者向け公式ポータルサイト「AmericaTheBeautiful.com」をご覧ください。

 

「日本市場は、アメリカと深い文化的・感情的な結びつきを有しており、私たちにとって最も重要な国際市場のひとつです。訪問者数の着実な増加や、米国各地への関心の高まりに私たちは大いに励まされています。日本は大きな進展を遂げており、2022年には第11位だった訪米市場順位が、2024年には第5位、そして本年上半期には海外市場の中で第4位にまで上昇しました。私たちは、米国側のパートナーと日本の主要関係者をつなぐことで、長年にわたって築いてきた関係をさらに強化し、旅行業界が顧客に対してより魅力的な提案ができるよう支援しています。こうした取り組みを通じて、アメリカが今後も日本人旅行者にとって最優先の旅行先であり続けるよう努めるとともに、2025年以降の新たな可能性を切り拓いてまいります。」(ブランドUSA のシニア・バイス・プレジデント(グローバルマーケット担当)兼 チーフ・トレード&プロダクト・ディベロップメント・オフィサー、マルコム・スミスのコメント)

 

  • ブランドUSAについて

アメリカ合衆国の公式観光促進団体であるブランドUSAは、アメリカを世界有数の旅行デスティネーションとして訴求し、国外から旅行者に対しアメリカの観光施策を伝達することをその目的として、旅行促進法に基づき、アメリカ初の半官半民の事業体として設立されました。ブランドUSAは、業界や政府機関との連携を通じて、データに基づいたキャンペーンや一貫したメッセージの発信を行い、アメリカの最新情報やビザ、入国関連の情報を含む旅行者向けのリソースを提供しています。ブランドUSAは、設立以来の12年間にわたり、旅行業界のパートナーと連携して実施してきたマーケティング施策により、訪米旅行者を1,030万人増加、約350億ドル(約5兆2,500億円 1ドル=150円換算レートにて計算)の消費を創出し、その経済効果は累計で760億ドル(約11兆4,000億円)に達し、年間平均で約4万件の雇用を支え、100億ドル(約1兆5,000億円)の税収を生み出しています。これらの取り組みはすべて、米国納税者の負担なしで実現されており、投資1ドルあたり20ドル(約3,000円)の経済的リターンを生み出しています。

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会社概要

ブランドUSA

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URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区九段南3-8-11 飛栄九段ビル3階
電話番号
03-6261-5385
代表者名
早瀬陽一
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1999年09月