【転職の面接でされた質問ランキング】男女500人アンケート調査
転職の面接に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、転職で面接を受けた経験がある500人を対象に「転職の面接に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら( https://media.bizhits.co.jp/archives/10535 )
詳細はこちら( https://media.bizhits.co.jp/archives/10535 )
転職活動の大きな山場になるのが面接。
面接で気になるのは「何を聞かれるか」ではないでしょうか。
予想外の質問に慌てないように、しっかり準備しておきたいですよね。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、転職で面接を受けた経験がある500人に「転職の面接」についてアンケート調査を実施。
その結果をランキング形式でまとめました。
調査日:2021年4月1日~4日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性321人/男性179人)
・面接対策をした人は54.6%
・面接対策1位は「想定問答を考えておく」
回答数が多かった順に10位までをランキング形式で紹介します。
転職の面接では定番の質問ですね。
3位以下には「職務経歴・経験した仕事内容」「自己紹介・自己PR」がランクイン。
全体を見ると、新卒の就職活動で聞かれるような質問もありますが、やはり「職務経歴」「前職での実績や失敗談」など、転職活動ならではの質問が目立ちました。
では具体的な回答を紹介します。
【1位 退職・転職の理由】
・なぜ辞めたのか、いつ頃から辞めたいと思っていたのか(女性、23歳で転職)
・なぜ短期で離職したのか(男性、34歳で転職)
239票を集めて1位になった質問は「退職・転職の理由」。
転職の面接では定番の質問ながら、人によっては答えにくい質問でもあります。
ネガティブで感情的な回答はマイナスイメージにつながる可能性もあるので、できるだけポジティブで前向きな回答になるよう練っておきましょう。
【2位 志望動機】
・前職と違う業種の場合は、なぜこの業界か(女性、31歳で転職)
・業界でたくさんある会社の中で、なぜ特に当社を選んだのか(男性、46歳で転職)
1位と僅差の2位は「志望動機」でした。
質問されるのは、個別の会社に対する志望動機だけではありません。
とくに異職種・業界に挑戦する人は、職種・業界への志望動機も聞かれています。
また「今応募している企業ではなく、前職の志望理由を聞かれた」という人も複数いました。
【3位 職務経歴・経験した仕事内容】
・前職の仕事内容を具体的に聞かれました(男性、37歳で転職)
・前職でどんな立場でどのような業務を任されていたか(女性、44歳で転職)
3位は「職務経歴・経験した仕事内容」です。
概要は職務経歴書に記載しているはずなので、面接ではより深堀りして答えたいですね。
経験した業務の中から転職先で活かせる内容をピックアップし、具体的な数字やエピソードを交えて答えれば、面接官にも人物像やスキルが伝わりやすくなります。
【4位 自己紹介・自己PR】
・なにか得意なことを教えてください。苦手なことや短所だと感じることを教えてください(男性、29歳で転職)
・自己PRを10分ほどしてください(女性、31歳で転職)
4位も定番の「自己紹介・自己PR」です。
長所やアピールポイントだけではなく、「短所や苦手なことも教えてください」と言われることも多いようです。
短所や苦手なことを伝える際には、「短所を改善するための努力」「苦手なことを克服するための工夫」なども添えるといいですね。
【5位 今後のキャリアプラン・目標】
・将来リーダーになりたいか(女性、25歳で転職)
・入社後のキャリアプランを短期、長期で教えて欲しい(男性、30歳で転職)
5位は「今後のキャリアプラン・目標」でした。
「実現したい目標・キャリアプラン」や「やりたい仕事」が転職先の業務内容とマッチしていれば、「少々嫌なことがあっても、目標のために頑張ってくれるはず」という印象を与えられるはずです。
「長期で働きたいか」と聞かれた人もいました。
【6位 資格・スキル・免許の有無】
・前の会社で身につけたスキルと、そのスキルを転職後どう生かせるか(男性、30歳で転職)
・OAスキルのレベル、英語のレベル(男性、35歳で転職)
「資格・スキル・免許の有無」が6位に入りました。
資格や免許、前職で得たスキルは大きなアピールポイントですが、「ただ資格や免許を持っているだけ」「業務経験があるだけ」では、面接官に評価してもらえない可能性も。
回答にあたっては「スキルや資格を、転職先でどう活かせるか」まで考える必要があります。
【7位 仕事内容・労働環境についての確認】
・忙しい業界が多かったので「土日出勤もありますが大丈夫ですか?残業はできますか?」と確認されることが多かった(女性、29歳で転職)
・希望職種からの異動の可否(男性、32歳で転職)
「仕事内容・労働環境についての確認」をされたという人が7位。
とくに残業・休日出勤や転勤の可否を確認された人が多くいました。
予想していなくて嫌な顔をしてしまったらマイナスになりかねないので、事前に対応を考えておきましょう。
また「前職より給与は低いが、大丈夫か」「求人内容以外の業務もあるが、こなせるか」と聞かれたという回答も寄せられました。
【8位 入社して何ができるか】
・あなたを雇用したらどんな良いことがありますか(女性、24歳で転職)
・何を実現できるか。会社にどのように貢献できるか(女性、38歳で転職)
「入社して何ができるか」「どう貢献してくれるのか」と聞かれた人が6位。
転職の場合、新卒のように「やる気」「ポテンシャル」だけでは評価されない可能性があります。
「実務能力」や「業務・業界への適性」を伝え、短期間で即戦力になれることをアピールしたいですね。
【9位 前職での実績や失敗談】
・仕事での成功した話と失敗した話(女性、27歳で転職)
・最も対応に苦戦したクレームと対処法を教えてください(男性、46歳で転職)
「前職での実績や失敗談」を聞かれた人も多くなりました。
職務経歴からさらに深堀りして、「仕事への取り組み方や意欲、タフさを知りたい」という面接官の意図が見えます。
「誇れる実績も、大きな失敗もない」と思うかもしれませんが、小さな実績や失敗のエピソードからでも「仕事への取り組み方」をアピールすることはできますよ。
【10位 家族について】
・結婚の予定はあるか、または将来的に考えているか(女性、29歳で転職)
・子どもが病気になった場合の勤務についてどう考えていますか(女性、39歳で転職)
家族についての質問が10位に入りました。
「採用面接で妊娠・出産の予定を聞くのはNG」とされていますが、実際には質問を受けた女性も多いようです。
また「子どもの預け先があるか」「家族は転職をどう思っているのか」「家族の健康状態は」などの質問を受けたという人もいました。
「対策している人が意外に少ない」と思った人もいるのではないでしょうか。
「全くしていない」「あまりしていない」という人の中には、「仕事が忙しくて対策できなかった」「就職活動のときに得た知識で臨んだ」と答えた人もいました。
回答数が多かった順に10位までをランキング形式で紹介します。
ダントツの1位は「想定問答を考えておく」でした。
2位以下は「応募企業について情報収集」「一人で面接練習をする」と続きます。
全体を見るとやはり「面接の場での受け答え」そのものを意識した対策が多くなりました。
では具体的な回答を紹介します。
【1位 想定問答を考えておく】
・的確に答えられるよう「前職をやめた理由」や「面接を受ける会社ではこうしたい」などをノートにまとめました(女性、29歳で転職)
・聞かれそうなことはあらかじめ答えを考えておいた(女性、47歳で転職)
1位は「想定問答を考えておく」でした。
聞かれそうな質問については、事前に回答を考えておいたという人が多数。
どのような質問が多いのか、本や転職サイトで調べたり、転職エージェントから聞いたりしたという人もいました。
ひと通り回答を準備しておけば、落ち着いて面接に臨めそうですね。
【2位 応募企業について情報収集】
・会社の業務内容を調べて、前職の経験を活かせそうなところをピックアップ(男性、27歳で転職)
・面接の前に会社の商品を買ったり、店舗にいった(男性、34歳で転職)
面接対策として「応募企業について情報収集した」という人が2位でした。
企業の求める人材像によって、アピールの仕方も変わってきます。
また「面接では会社の取り扱い商品について聞かれた」という人もいましたので、企業情報のチェックは欠かせませんね。
【3位 一人で面接練習をする】
・質問に回答している自分を動画にとり、何度も練習しました。(男性、31歳で転職)
・質問を想定して、答えを声に出して練習した(女性、40歳で転職)
3位は「一人で面接練習をする」です。
想定問答を考えたうえで「実際に声に出して練習した」「イメージトレーニングした」という人も多いとわかりました。
声に出すことで、回答内容を覚えやすくなったり、本番で自然に話せるようになったりする効果がありそうです。
【4位 自己分析をする】
・自己分析をし、自分の経歴や取り組んできたこと、やりたいことに関してをできる限り書き出しました(女性、24歳で転職)
・自分の今までの経験やスキルをまとめ、面接を受ける会社の募集要項に適しているかを洗い出した(男性、39歳で転職)
「自己分析をする」が4位でした。
質問への回答を考えるにも、自己PRを作るにも、まずは自己分析ができていないと始まりませんよね。
自己分析と「応募先企業が求める人材像」を照らし合わせながら回答を準備すれば、面接官に評価される受け答えができそうです。
【5位 模擬面接を受ける】
・転職エージェントに登録し、模擬面接をしてもらいました(女性、26歳で転職)
・家族に手伝ってもらって面接の練習をしました(女性、52歳で転職)
5位は「模擬面接を受ける」。
ハローワークや転職エージェントで模擬面接を受けた人のほか、家族や友人に面接官役をしてもらったという人もいました。
模擬面接後に的確なアドバイスをもらいたいなら、転職のプロであるハローワークやエージェントにお願いするのがオススメです。
【6位 面接対策講座・指導を受ける】
・転職支援サービスの面接講義などを受けた(女性、28歳で転職)
・ハローワークの面接対策講座を受けた(女性、38歳で転職)
セミナーや講座など「面接対策講座・指導を受ける」が6位に入りました。
ハローワークや転職エージェント、学校で開催される面接講座・指導を受けた人も多いことがわかります。
やはりプロから指導を受けると安心ですよね。
【7位 本・サイト・動画を見る】
・本やインターネットに掲載されていた面接対策の記事を読んだ(女性、25歳で転職)
・動画サイトを見た(男性、42歳で転職)
転職対策の「本・サイト・動画を見る」が7位でした。
転職情報サイトなどには「想定される質問」「面接で気をつけたい立ち居振る舞い」「面接後のお礼メールの送り方」など、面接に関する情報が多く掲載されています。
動画サイトにアップされている面接対策動画を参考にした人も多いようです。
【8位 話し方に気をつける】
・話の内容より、分かりやすく聞き取りやすく話すことを心がけました。自分の声を録音して確認しました(女性、29歳で転職)
・相手の目を見てハッキリ答えるように意識しました(男性、39歳で転職)
8位は「話し方に気をつける」でした。
回答内容そのものももちろん大切ですが、声の大きさや視線など、話し方も大切です。
同じことを話していても、「明るい声でハキハキ話す」のと「小さな声で下を向きながらボソボソ話す」のでは印象が違いますよね。
【9位 身だしなみを整える】
・印象の良い髪型やメイク、清潔感のある服装を心がけました(女性、23歳で転職)
・美容室に行き、スーツを新調(女性、37歳で転職)
「身だしなみを整える」が9位にランクイン。
第一印象を大切に、清潔感のある服装や髪型にして面接に臨んだという回答が寄せられました。
服装や髪型だけではなく「爪を切る。クマが出ないように前日は早く寝る」という対策をした人もいました。
【10位 退職理由の伝え方を工夫】
・前職の退職理由は、前職を悪く言わないよう気をつけました(男性、26歳で転職)
・前の仕事を辞めた理由を、前向きな内容で答えられるように考えた(女性、40歳で転職)
10位は「退職理由の伝え方を工夫した」です。
「前職の悪口を言わない」「前向きな理由を伝える」工夫をしたという回答が寄せられました。
前職に不満があって退職したとしても、ストレートに伝えてしまうと「後ろ向き」「不平不満が多い」というイメージを持たれかねませんので、この工夫は見習いたいですね。
「退職理由は面接で質問される」と覚悟し、前向きな印象を与えられる回答を考えておきましょう。
また面接対策をした人は54.6%で、行った対策の1位は「想定問答を考えておく」でした。
転職情報サイトなどを参考にして「聞かれそうな質問」を調べ、回答を事前に準備していたという人が多数。
ただ一人で考えていると「これでいいのかな」と悩むこともあります。
そのような場合には、転職エージェントやハローワークの担当者から客観的なアドバイスをもらうのがオススメ。
回答がよりブラッシュアップされ、面接対策に自信が持てるはずです。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://media.bizhits.co.jp/archives/10535
■株式会社ビズヒッツについて
当社は、派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work( https://work.bizhits.co.jp/ )」、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )」を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/
面接で気になるのは「何を聞かれるか」ではないでしょうか。
予想外の質問に慌てないように、しっかり準備しておきたいですよね。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、転職で面接を受けた経験がある500人に「転職の面接」についてアンケート調査を実施。
その結果をランキング形式でまとめました。
- 調査概要
調査日:2021年4月1日~4日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性321人/男性179人)
- 調査結果サマリー
・面接対策をした人は54.6%
・面接対策1位は「想定問答を考えておく」
- 転職の面接でされた質問1位は「退職・転職の理由」
回答数が多かった順に10位までをランキング形式で紹介します。
1位「退職・転職の理由」と2位「志望動機」がどちらも230人を超え、突出して多くなりました。
転職の面接では定番の質問ですね。
3位以下には「職務経歴・経験した仕事内容」「自己紹介・自己PR」がランクイン。
全体を見ると、新卒の就職活動で聞かれるような質問もありますが、やはり「職務経歴」「前職での実績や失敗談」など、転職活動ならではの質問が目立ちました。
では具体的な回答を紹介します。
【1位 退職・転職の理由】
・なぜ辞めたのか、いつ頃から辞めたいと思っていたのか(女性、23歳で転職)
・なぜ短期で離職したのか(男性、34歳で転職)
239票を集めて1位になった質問は「退職・転職の理由」。
転職の面接では定番の質問ながら、人によっては答えにくい質問でもあります。
ネガティブで感情的な回答はマイナスイメージにつながる可能性もあるので、できるだけポジティブで前向きな回答になるよう練っておきましょう。
【2位 志望動機】
・前職と違う業種の場合は、なぜこの業界か(女性、31歳で転職)
・業界でたくさんある会社の中で、なぜ特に当社を選んだのか(男性、46歳で転職)
1位と僅差の2位は「志望動機」でした。
質問されるのは、個別の会社に対する志望動機だけではありません。
とくに異職種・業界に挑戦する人は、職種・業界への志望動機も聞かれています。
また「今応募している企業ではなく、前職の志望理由を聞かれた」という人も複数いました。
【3位 職務経歴・経験した仕事内容】
・前職の仕事内容を具体的に聞かれました(男性、37歳で転職)
・前職でどんな立場でどのような業務を任されていたか(女性、44歳で転職)
3位は「職務経歴・経験した仕事内容」です。
概要は職務経歴書に記載しているはずなので、面接ではより深堀りして答えたいですね。
経験した業務の中から転職先で活かせる内容をピックアップし、具体的な数字やエピソードを交えて答えれば、面接官にも人物像やスキルが伝わりやすくなります。
【4位 自己紹介・自己PR】
・なにか得意なことを教えてください。苦手なことや短所だと感じることを教えてください(男性、29歳で転職)
・自己PRを10分ほどしてください(女性、31歳で転職)
4位も定番の「自己紹介・自己PR」です。
長所やアピールポイントだけではなく、「短所や苦手なことも教えてください」と言われることも多いようです。
短所や苦手なことを伝える際には、「短所を改善するための努力」「苦手なことを克服するための工夫」なども添えるといいですね。
【5位 今後のキャリアプラン・目標】
・将来リーダーになりたいか(女性、25歳で転職)
・入社後のキャリアプランを短期、長期で教えて欲しい(男性、30歳で転職)
5位は「今後のキャリアプラン・目標」でした。
「実現したい目標・キャリアプラン」や「やりたい仕事」が転職先の業務内容とマッチしていれば、「少々嫌なことがあっても、目標のために頑張ってくれるはず」という印象を与えられるはずです。
「長期で働きたいか」と聞かれた人もいました。
【6位 資格・スキル・免許の有無】
・前の会社で身につけたスキルと、そのスキルを転職後どう生かせるか(男性、30歳で転職)
・OAスキルのレベル、英語のレベル(男性、35歳で転職)
「資格・スキル・免許の有無」が6位に入りました。
資格や免許、前職で得たスキルは大きなアピールポイントですが、「ただ資格や免許を持っているだけ」「業務経験があるだけ」では、面接官に評価してもらえない可能性も。
回答にあたっては「スキルや資格を、転職先でどう活かせるか」まで考える必要があります。
【7位 仕事内容・労働環境についての確認】
・忙しい業界が多かったので「土日出勤もありますが大丈夫ですか?残業はできますか?」と確認されることが多かった(女性、29歳で転職)
・希望職種からの異動の可否(男性、32歳で転職)
「仕事内容・労働環境についての確認」をされたという人が7位。
とくに残業・休日出勤や転勤の可否を確認された人が多くいました。
予想していなくて嫌な顔をしてしまったらマイナスになりかねないので、事前に対応を考えておきましょう。
また「前職より給与は低いが、大丈夫か」「求人内容以外の業務もあるが、こなせるか」と聞かれたという回答も寄せられました。
【8位 入社して何ができるか】
・あなたを雇用したらどんな良いことがありますか(女性、24歳で転職)
・何を実現できるか。会社にどのように貢献できるか(女性、38歳で転職)
「入社して何ができるか」「どう貢献してくれるのか」と聞かれた人が6位。
転職の場合、新卒のように「やる気」「ポテンシャル」だけでは評価されない可能性があります。
「実務能力」や「業務・業界への適性」を伝え、短期間で即戦力になれることをアピールしたいですね。
【9位 前職での実績や失敗談】
・仕事での成功した話と失敗した話(女性、27歳で転職)
・最も対応に苦戦したクレームと対処法を教えてください(男性、46歳で転職)
「前職での実績や失敗談」を聞かれた人も多くなりました。
職務経歴からさらに深堀りして、「仕事への取り組み方や意欲、タフさを知りたい」という面接官の意図が見えます。
「誇れる実績も、大きな失敗もない」と思うかもしれませんが、小さな実績や失敗のエピソードからでも「仕事への取り組み方」をアピールすることはできますよ。
【10位 家族について】
・結婚の予定はあるか、または将来的に考えているか(女性、29歳で転職)
・子どもが病気になった場合の勤務についてどう考えていますか(女性、39歳で転職)
家族についての質問が10位に入りました。
「採用面接で妊娠・出産の予定を聞くのはNG」とされていますが、実際には質問を受けた女性も多いようです。
また「子どもの預け先があるか」「家族は転職をどう思っているのか」「家族の健康状態は」などの質問を受けたという人もいました。
- 面接対策をした人は54.6%
面接対策を「かなりした」「多少した」人は合わせて54.6%で、半数を少し超える程度。
「対策している人が意外に少ない」と思った人もいるのではないでしょうか。
「全くしていない」「あまりしていない」という人の中には、「仕事が忙しくて対策できなかった」「就職活動のときに得た知識で臨んだ」と答えた人もいました。
- 面接対策1位は「想定問答を考えておく」
回答数が多かった順に10位までをランキング形式で紹介します。
ダントツの1位は「想定問答を考えておく」でした。
2位以下は「応募企業について情報収集」「一人で面接練習をする」と続きます。
全体を見るとやはり「面接の場での受け答え」そのものを意識した対策が多くなりました。
では具体的な回答を紹介します。
【1位 想定問答を考えておく】
・的確に答えられるよう「前職をやめた理由」や「面接を受ける会社ではこうしたい」などをノートにまとめました(女性、29歳で転職)
・聞かれそうなことはあらかじめ答えを考えておいた(女性、47歳で転職)
1位は「想定問答を考えておく」でした。
聞かれそうな質問については、事前に回答を考えておいたという人が多数。
どのような質問が多いのか、本や転職サイトで調べたり、転職エージェントから聞いたりしたという人もいました。
ひと通り回答を準備しておけば、落ち着いて面接に臨めそうですね。
【2位 応募企業について情報収集】
・会社の業務内容を調べて、前職の経験を活かせそうなところをピックアップ(男性、27歳で転職)
・面接の前に会社の商品を買ったり、店舗にいった(男性、34歳で転職)
面接対策として「応募企業について情報収集した」という人が2位でした。
企業の求める人材像によって、アピールの仕方も変わってきます。
また「面接では会社の取り扱い商品について聞かれた」という人もいましたので、企業情報のチェックは欠かせませんね。
【3位 一人で面接練習をする】
・質問に回答している自分を動画にとり、何度も練習しました。(男性、31歳で転職)
・質問を想定して、答えを声に出して練習した(女性、40歳で転職)
3位は「一人で面接練習をする」です。
想定問答を考えたうえで「実際に声に出して練習した」「イメージトレーニングした」という人も多いとわかりました。
声に出すことで、回答内容を覚えやすくなったり、本番で自然に話せるようになったりする効果がありそうです。
【4位 自己分析をする】
・自己分析をし、自分の経歴や取り組んできたこと、やりたいことに関してをできる限り書き出しました(女性、24歳で転職)
・自分の今までの経験やスキルをまとめ、面接を受ける会社の募集要項に適しているかを洗い出した(男性、39歳で転職)
「自己分析をする」が4位でした。
質問への回答を考えるにも、自己PRを作るにも、まずは自己分析ができていないと始まりませんよね。
自己分析と「応募先企業が求める人材像」を照らし合わせながら回答を準備すれば、面接官に評価される受け答えができそうです。
【5位 模擬面接を受ける】
・転職エージェントに登録し、模擬面接をしてもらいました(女性、26歳で転職)
・家族に手伝ってもらって面接の練習をしました(女性、52歳で転職)
5位は「模擬面接を受ける」。
ハローワークや転職エージェントで模擬面接を受けた人のほか、家族や友人に面接官役をしてもらったという人もいました。
模擬面接後に的確なアドバイスをもらいたいなら、転職のプロであるハローワークやエージェントにお願いするのがオススメです。
【6位 面接対策講座・指導を受ける】
・転職支援サービスの面接講義などを受けた(女性、28歳で転職)
・ハローワークの面接対策講座を受けた(女性、38歳で転職)
セミナーや講座など「面接対策講座・指導を受ける」が6位に入りました。
ハローワークや転職エージェント、学校で開催される面接講座・指導を受けた人も多いことがわかります。
やはりプロから指導を受けると安心ですよね。
【7位 本・サイト・動画を見る】
・本やインターネットに掲載されていた面接対策の記事を読んだ(女性、25歳で転職)
・動画サイトを見た(男性、42歳で転職)
転職対策の「本・サイト・動画を見る」が7位でした。
転職情報サイトなどには「想定される質問」「面接で気をつけたい立ち居振る舞い」「面接後のお礼メールの送り方」など、面接に関する情報が多く掲載されています。
動画サイトにアップされている面接対策動画を参考にした人も多いようです。
【8位 話し方に気をつける】
・話の内容より、分かりやすく聞き取りやすく話すことを心がけました。自分の声を録音して確認しました(女性、29歳で転職)
・相手の目を見てハッキリ答えるように意識しました(男性、39歳で転職)
8位は「話し方に気をつける」でした。
回答内容そのものももちろん大切ですが、声の大きさや視線など、話し方も大切です。
同じことを話していても、「明るい声でハキハキ話す」のと「小さな声で下を向きながらボソボソ話す」のでは印象が違いますよね。
【9位 身だしなみを整える】
・印象の良い髪型やメイク、清潔感のある服装を心がけました(女性、23歳で転職)
・美容室に行き、スーツを新調(女性、37歳で転職)
「身だしなみを整える」が9位にランクイン。
第一印象を大切に、清潔感のある服装や髪型にして面接に臨んだという回答が寄せられました。
服装や髪型だけではなく「爪を切る。クマが出ないように前日は早く寝る」という対策をした人もいました。
【10位 退職理由の伝え方を工夫】
・前職の退職理由は、前職を悪く言わないよう気をつけました(男性、26歳で転職)
・前の仕事を辞めた理由を、前向きな内容で答えられるように考えた(女性、40歳で転職)
10位は「退職理由の伝え方を工夫した」です。
「前職の悪口を言わない」「前向きな理由を伝える」工夫をしたという回答が寄せられました。
前職に不満があって退職したとしても、ストレートに伝えてしまうと「後ろ向き」「不平不満が多い」というイメージを持たれかねませんので、この工夫は見習いたいですね。
- まとめ
「退職理由は面接で質問される」と覚悟し、前向きな印象を与えられる回答を考えておきましょう。
また面接対策をした人は54.6%で、行った対策の1位は「想定問答を考えておく」でした。
転職情報サイトなどを参考にして「聞かれそうな質問」を調べ、回答を事前に準備していたという人が多数。
ただ一人で考えていると「これでいいのかな」と悩むこともあります。
そのような場合には、転職エージェントやハローワークの担当者から客観的なアドバイスをもらうのがオススメ。
回答がよりブラッシュアップされ、面接対策に自信が持てるはずです。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://media.bizhits.co.jp/archives/10535
■株式会社ビズヒッツについて
当社は、派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work( https://work.bizhits.co.jp/ )」、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )」を運営しています。
また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。
■会社概要
社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像