日本インパクト投資2号ファンドによる株式会社助太刀への投資実行について

一般財団法人社会変革推進財団(理事長:大野修一、所在地:東京都港区、以下、「SIIF」)は、新生企業投資株式会社の子会社である新生インパクト投資株式会社と共同運営する日本インパクト投資2号投資事業有限責任組合(以下、「はたらくFUND」)を通じて、株式会社助太刀(東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO 我妻陽一、以下「助太刀」)が実施する第三者割当増資を引き受けました。
助太刀は、「建設現場を魅力ある職場に。」をミッションに掲げ、建設業界における建設技能労働者(以下「職人」)の人材不足を「事業者間マッチング」と「採用」の側面から解消すべく、建設業界に特化したプラットフォーム事業を提供しています。

建設業界は地域社会のインフラ整備、安全・安心の確保を担う社会的役割の大きい業界です。しかしながら他業界と比較しても顕著に高齢化が進行しており、建設業を支える人材の確保・育成が喫緊の課題となっています。国土交通省を中心に職人の処遇改善のための施策が官民一体となって講じられる中、助太刀も政府の取り組みとの連携を進めています。はたらくFUNDは、助太刀事業を通じて職人の処遇が改善されより柔軟な働き方が進むことで、業界の人手不足軽減にも繋がるものと期待しています。助太刀は、多様なキャリアモデルの創出とその認知拡大に努めるとともに、これらの事例を業界内の制度や官民連携の施策にも波及させることで、一人でも多くの職人が望む働き方を実現し、建設業界も人材の安定的確保が実現できるようになることを目指していることから、はたらくFUNDが目指す理念「多様な働き方・生き方の創造」に沿っていると判断し、今般のインパクト投資を実行しました。

また投資検討段階から、助太刀の事業が社会に与えるインパクトを測定・可視化し、その結果を経営や事業プロセスの改善に活かす「インパクト測定・マネジメント」※2の導入について経営陣と議論を重ねてきました。出資実行後も、社会的価値の創出と経済的価値の最大化の両面から助太刀をサポートして参ります。 

※1 インパクトの測定を経営のPDCAサイクルに取り込み、マネジメントに活かすこと。
 


社会変革推進財団(SIIF)について  https://siif.or.jp/
社会課題解決と多様な価値創造が自律的・持続的に起こる社会を目指し、自助・公助・共助の枠組みを超えた社会的・経済的資源循環のエコシステムの実現を目指しています。ソーシャル・インパクト・ボンドをはじめとするインパクト投資のモデル開発や実践、普及のための環境整備、調査研究・政策提言に取り組んでいます。
SIIFは日本財団から助成を受けこれらの活動を行っています。

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会社概要

URL
https://www.siif.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-28 6F
電話番号
03-6229-2622
代表者名
大野修一
上場
未上場
資本金
-
設立
2000年09月