ヴィーナ・エナジー、第3回「再生可能エネルギー海外研修 for ハイスクール」を実施
~再生可能エネルギーと多様性の重要性を台湾の仲間と学び、持続可能な社会づくりを考える~
アジア太平洋地域最大級のグリーン・ソリューションプロバイダーであるヴィーナ・エナジーは、 第3回海外研修プログラム「ヴィーナ・エナジー再生可能エネルギー海外研修 for ハイスクール」を開催することを発表しました。本プログラムは高校生が持続可能な社会づくりやクリーンエネルギーへの変換の重要性を理解し、未来に向けたアクションの“種”を台湾の高校生とともに見つける研修を目指します。
本年の研修では、長崎県西海市で、初夏に稼働開始を予定している中浦風力発電所を視察します。風力発電の仕組み、大型化する風力発電機の安全性の向上や環境への配慮、地域との共生などを学びます。台湾においては、絶滅危惧種のクロツラヘラサギを含む多数の渡り鳥の保護区を併設し、自然と調和しながら管理運営されているミンガス太陽光発電所を視察します。
2024年海外研修プログラムのハイライト動画
去る4月1日、2024年海外研修に参加した高校生が、ヴィーナ・エナジー東京オフィスを訪問し、台湾での関心事や気づきをもとに、再生可能エネルギーや持続可能な社会に関するテーマを自ら設定し、行った探求学習の成果を報告しました。「風力発電導入量の国別ランキング」、「再生可能エネルギー種類別の適地とその理由」、「シェアライド~環境と観光の側面から考える~」など、様々なテーマが発表されました。発表終了後、ヴィーナ・エナジー日本代表 ラウル・リエンダ・セビージャより研修参加証が授与されました。「再生可能エネルギー海外研修 for ハイスクール」が、国内外の仲間とともに、日本、アジア、そして地球の未来を持続可能な社会へと導くアクションを、参加者自身が主体的に探求する機会となることを期待しています。

■2025年第3回「再生可能エネルギー海外研修 for ハイスクール」公募ポスター

ヴィーナ・エナジー日本代表ラウル・リエンダ・セビージャは以下のように述べています。
「ヴィーナ・エナジーのミッションは、アジア太平洋地域におけるエネルギー転換の加速です。私たちは、カーボンニュートラルの実現や脱炭素社会への移行、そして電力自給率の向上に貢献するべく、再生可能エネルギーの開発と普及に取り組んでいます。これらの目標を実現するためにも、未来を担う若い世代が、再生可能エネルギーの可能性やその社会的意義について学ぶ機会が必要だと考えています。
本年の『ヴィーナ・エナジー再生可能エネルギー海外研修 for ハイスクール』では、中浦風力発電所の視察を新たに取り入れ、再生可能エネルギーと地域貢献、再生可能エネルギーの取り組みやエネルギー安全政策など、国による違いや共通点などを学ぶ機会を提供します。
私たちは、次世代が自らの視点で持続可能な未来について考え、行動を起こすきっかけを得ることができるよう、継続的に支援していきます。」
■視察先(候補)の紹介

<中浦風力発電所>
中浦風力発電所(7.5MW)は、長崎県西海市に位置する陸上風力発電施設で、年間約4,000世帯にクリーンなエネルギーを供給します。また、火力発電との比較において、年間約8,700トンの温室効果ガスの削減と約1,500万リットルの節水効果が見込まれます。

<ミンガス太陽光発電所>
ミンガス太陽光発電所は、長年放置された塩田に建設された台湾国内最大級の太陽光発電所であり、19万5000台の太陽光発電モジュールを設置し、年間約28,000世帯にクリーンなエネルギーを供給します。また、火力発電との比較において、年間最大60,000トンの温室効果ガスの削減と約38万リットルの節水が可能です。
ミンガス太陽光発電所の特徴は、野鳥や渡り鳥の保護、さらには生物多様性や持続可能な環境と再生可能エネルギーが共存することを目指して設置されたワイルドライフ保護区です。同保護区は、毎年、絶滅危惧種のクロツラヘラサギを含む多数の渡り鳥が飛来します。グリーンエネルギーの発電と生態系との共存の実践について学びます。
「ヴィーナ・エナジー再生可能エネルギー海外研修forハイスクール」実施概要
1.目的
ヴィーナ・エナジーは、気候変動対策や地球環境保全、また再生可能エネルギーの重要性を理解する次世代リーダーを育成することを目的とし、高校生に向けて海外研修プログラムを実施します。
具体的には、以下の習得を目指します。
①持続可能な地球環境や社会づくりに向けて、再生可能エネルギーの理解促進を図る。
②多様性(ダイバーシティ)と包摂性(インクルージョン)を理解し、創造性、協同性など多面的な視点を持つ。
③再生可能エネルギーと自然保全や動植物多様性との調和は可能であることの理解を通じ、「SDGsの17のゴール」を理解する。
2.応募資格
2025年4月2日現在、高等学校2年次に在学中(休学者を除く)の学生であって、下記項目のすべてに該当する者。
(1)海外研修の重要性を理解する者
(2)再生可能エネルギー分野に関心のある者
(3)海外視察後、ヴィーナ・エナジーとの海外研修報告会に出席できる者
3.研修概要
●実施時期(予定):2025年8月5日(火)~8日(金)3泊4日
福岡空港発着を予定。
●視察旅程表(予定):
・ヴィーナ・エナジー中浦風力発電所での研修および施設見学
・フォルモサⅠ ウィンドパワー見学(洋上風力発電施設)
・ミンガス太陽光発電所及び嘉義市宜竹グリーンエネルギー・生態教育センター
●研修旅行に含まれているもの
・航空券手配(福岡空港発着を予定)
・宿泊費、食事代、交通費(台湾高速鉄道、バス等)
・観光視察代
・海外旅行保険費
・全行程の現地ガイド代
●研修旅行に含まれないもの
・パスポート申請取得に関わる一切の費用
・お小遣い、お土産購入代
・報告会へ参加するための交通費・宿泊費など(ヴィーナ・エナジー東京オフィスで実施予定)
※オンライン参加も可能です。
4.選考方法
下記(1)~(4)の結果を複合的に判断します。
(1)学校での成績
・高校1年次の成績証明書及び2年次一学期中間考査の成績書コピー
(2)以下の3つのテーマよりひとつを選び、エッセイ作成1部(自由書式、原稿用紙3枚1,200文字程度)
①将来に向けて再生可能エネルギーの重要性について
②自分の街をもっと持続可能な町にするアイデアについて
③世の中をもっとよくするためのアイデア
(3)自己紹介・自己アピール文(自由形式、原稿用紙2枚800文字程度)
※自己紹介には住所、電話番号を含めてください。
(4)面接(面接形式は、対面、またはオンラインを想定)
ヴィーナ・エナジーの従業員が面接官となる予定。
5.応募方法
(1)応募受付:2025年5月30日(金)23:59まで受け付けます。
(2)必要書類
①成績証明書または成績表コピー
②エッセイ
③自己紹介、自己アピール文
(3)書類送付方法
上記の必要書類一式をE-mailでご送付ください 。
●E-mail:jp-csr@venaenergy.com
6.選考結果発表
選考結果は2025年6月20日(金)までに、採用者のみ本人宛の電話及びEメールにて通知します。
7.海外研修に関するお問い合わせ先
「ヴィーナ・エナジー海外研修forハイスクール」事務局 平山(CSR)
電話:080-2581-3477
E-mail:jp-csr@venaenergy.com
ヴィーナ・エナジーについて

ヴィーナ・エナジーは、アジア太平洋地域最大級のグリーン・ソリューションプロバイダーとして、持続可能で低コストな再生可能エネルギーへの移行を加速し、事業地域や関係者の経済的及び社会的発展、更には環境保全を目指しています。
我々は、合計出力38GW※1の太陽光発電所、風力発電所(陸上/洋上)の再生可能エネルギー資産、さらに合計出力25GWh※2のエネルギー貯蔵システム(定置型および可搬型貯蔵)、2.2GWITデータセンター、848KTPAのグリーン水素及びアンモニアを含むグリーンインフラパイプラインを有し、お客様へグリーンエネルギーとデジタルソリューションを提供しています。
ヴィーナ・エナジーはシンガポール本社を含む世界80拠点に1,000人を超える従業員を有しており、地域との密接な連携を推進し、低炭素エネルギーの普及拡大を実現、更には気候変動対策と環境に配慮した未来づくりを目指しています。
※1. 2024年12月31日現在
※2. 稼働、建設中、売電契約確保済み等、様々な段階にある0.2GWhのエネルギー貯蔵システム(BESS)を含む
詳しくは、https://www.venaenergy.co.jp(日本語)、https://www.venaenergy.com(英語)をご参照ください。
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