コーチ・エィ開発のコーチングスキルの測定指標を使った研究論文が米国の学術誌に掲載されました
株式会社コーチ・エィ(代表取締役社⻑:鈴⽊義幸)は、コーチ・エィのコーチング研究所が開発したコーチングスキルの測定指標CSAplus(Coaching Skill Assessment Plus)を使用した東北大学大学院医工学研究科とコーチ・エィの共同研究論文が、2023年3月に米国の看護専門の学術誌”Nursing Open”に掲載されたことをお知らせします。
■東北大学とコーチ・エィの共同研究
今回、”Nursing Open”に掲載された論文のタイトルは、”How coaching training transforms nurses’ behavior: The effectiveness of coaching training according to objective measures“。コーチングスキル測定尺度の看護師における信頼性と妥当性を検証し、その尺度を用いて実際に看護師を対象としたコーチング研修の客観的な効果測定を行ったものです。
コーチ・エィは、2015年に東北大学大学院医学系研究科・同医工学研究科の出江紳一教授と共同で医療分野におけるコーチングの活用に関する研究を開始しました。
東北大学病院は、2012~2014年の3ヵ年にわたって、医師、看護師を含む医療従事者を対象に、コーチ・エィの組織開発を推進するサービスであるDCD(Driving Corporate Dynamism)を実施しました。2015年の共同研究開始後、その成果を論文にまとめ、2017年に”Japanese Journal of Comprehensive Rehabilitation Science”に発表しました。論文のタイトルは”Identification of communication skills that improve patient safety culture: analysis of a communication skills training program for university hospital staff”で、大学病院の医療従事者に対するコミュニケーション・スキル・トレーニング・プログラムを実施し、職員のコミュニケーション・スキルと組織活性度および患者安全文化とが関係することを明らかにしたものです。
今回の論文は、共著者の一人である佐藤明香氏が大学病院勤務の看護職員に対して展開したコーチング研修のデータをもとに、2017年発表の研究に用いたコーチ・エィ開発のコーチングスキル測定指標であるCSAplus(Coaching Skill Assessment plus)の信頼性と妥当性を検証したものです。
今回、CSAplusがコーチングスキルを測定する尺度として検証されたことで、今後、コーチングスキルの有無によるコーチングの効果の違いや組織開発におけるコーチングの有用性について、学術的な研究が可能になり、コーチングの効果の実証性が高まったと考えることができます。コーチ・エィ開発の指標であるCSAplusが、様々な分野におけるコーチングの研究の一助になることが期待されます。
■今回の論文の概要
タイトル:How coaching training transforms nurses’ behavior: The effectiveness of coaching training according to objective measures
テーマ:CSAplusの看護師における信頼性と妥当性の検証およびCSAplusを用いた看護師対象のコーチング研修の効果検証掲載誌:Nursing Open
共同研究者
佐藤明香(東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野、岡山大学病院卒後臨床研修センター)
原田延枝(岡山大学病院看護部)
鈴鴨よしみ(東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野)
外村一志(株式会社コーチ・エィ コーチング研究所)
出江紳一(東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野、東北大学大学院医工学研究科リハビリテーション医工学分野)
■CSAplusとは
CSAplusは、コーチ・エィの提供するコーチング・スキル・トレーニングの効果測定を目的に2011年にコーチング研究所が開発した尺度です。トレーニング受講者と関わりのある周囲が回答したデータをもとに、トレーニングの前後でのスキルの変化の度合いを測定します。設問は「受講者のコーチングは私の目標達成を促進している」「受講者は私にとって話しやすい雰囲気である」「受講者は私をやる気にさせる提案や要望をしている」などのコーチングスキル24項目です。現在弊社が提供するDCDでは、2015年にCSAplusをバージョンアップさせたD-meter(ディーメーター)という尺度が使用されています。
■コーチング研究所とは
コーチング研究所は、株式会社コーチ・エィの研究開発部門です。コーチ・エィが長年培ってきた「組織開発に向けたコーチング」の豊富な経験とリサーチ実績をもとに、人と組織の状態を可視化し、コーチングの可能性を科学的な視点から読み解く活動をしています。また、コーチング研究所のリサーチデータは新商品の開発や既存のサービスの品質向上に活用されています。
活動内容
・リーダーや組織に関する調査研究
・組織における「人」や「関係性」に関するリサーチ手法の開発
・コーチングの成果・機能のメカニズムの解明
コーチング研究所のその他の調査レポートは下記のURLからご覧ください。
URL:https://www.coacha.com/research/report/
■医療分野におけるコーチ・エィ
コーチ・エィは2011年より、医療分野におけるコーチングの活用について、様々な活動を行って参りました。東北大学においては、こうした共同研究のほか、大学院におけるコーチングの授業も提供しております。現在では、組織開発にコーチングを活用されている病院が日本各地に数多く存在しています。
■株式会社コーチ・エィ
コーチ・エィは、1997年創業(当時はコーチ・トゥエンティワン)のエグゼクティブ・コーチング・ファームです。個人の成長支援にとどまらず、個人を取り巻く関係性に焦点をあて、システミック・コーチング™というコンセプトで、組織全体の成長を支援する対話型組織開発を推進しています。創業以来、多数のコーチング関連書籍を出版し、日本におけるコーチングの普及・拡大に貢献してきました。
東京、ニューヨーク、上海、香港、バンコクに拠点を構え、5つの言語(日本語、英語、北京語、広東語、タイ語)でグローバルに事業を展開。コーチング研究所(CRI)という専属のリサーチ部門を備え、豊富なコーチング実績の分析データをもとに、エビデンスに基づいたコーチングを提供しています。
■本件に関するお問合せ
株式会社コーチ・エィ IR・広報部 広報グループ
下記のフォームよりお問い合わせください。
URL:https://www.coacha.com/inquiry/
今回、”Nursing Open”に掲載された論文のタイトルは、”How coaching training transforms nurses’ behavior: The effectiveness of coaching training according to objective measures“。コーチングスキル測定尺度の看護師における信頼性と妥当性を検証し、その尺度を用いて実際に看護師を対象としたコーチング研修の客観的な効果測定を行ったものです。
コーチ・エィは、2015年に東北大学大学院医学系研究科・同医工学研究科の出江紳一教授と共同で医療分野におけるコーチングの活用に関する研究を開始しました。
東北大学病院は、2012~2014年の3ヵ年にわたって、医師、看護師を含む医療従事者を対象に、コーチ・エィの組織開発を推進するサービスであるDCD(Driving Corporate Dynamism)を実施しました。2015年の共同研究開始後、その成果を論文にまとめ、2017年に”Japanese Journal of Comprehensive Rehabilitation Science”に発表しました。論文のタイトルは”Identification of communication skills that improve patient safety culture: analysis of a communication skills training program for university hospital staff”で、大学病院の医療従事者に対するコミュニケーション・スキル・トレーニング・プログラムを実施し、職員のコミュニケーション・スキルと組織活性度および患者安全文化とが関係することを明らかにしたものです。
今回の論文は、共著者の一人である佐藤明香氏が大学病院勤務の看護職員に対して展開したコーチング研修のデータをもとに、2017年発表の研究に用いたコーチ・エィ開発のコーチングスキル測定指標であるCSAplus(Coaching Skill Assessment plus)の信頼性と妥当性を検証したものです。
今回、CSAplusがコーチングスキルを測定する尺度として検証されたことで、今後、コーチングスキルの有無によるコーチングの効果の違いや組織開発におけるコーチングの有用性について、学術的な研究が可能になり、コーチングの効果の実証性が高まったと考えることができます。コーチ・エィ開発の指標であるCSAplusが、様々な分野におけるコーチングの研究の一助になることが期待されます。
■今回の論文の概要
タイトル:How coaching training transforms nurses’ behavior: The effectiveness of coaching training according to objective measures
テーマ:CSAplusの看護師における信頼性と妥当性の検証およびCSAplusを用いた看護師対象のコーチング研修の効果検証掲載誌:Nursing Open
共同研究者
佐藤明香(東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野、岡山大学病院卒後臨床研修センター)
原田延枝(岡山大学病院看護部)
鈴鴨よしみ(東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野)
外村一志(株式会社コーチ・エィ コーチング研究所)
出江紳一(東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野、東北大学大学院医工学研究科リハビリテーション医工学分野)
■CSAplusとは
CSAplusは、コーチ・エィの提供するコーチング・スキル・トレーニングの効果測定を目的に2011年にコーチング研究所が開発した尺度です。トレーニング受講者と関わりのある周囲が回答したデータをもとに、トレーニングの前後でのスキルの変化の度合いを測定します。設問は「受講者のコーチングは私の目標達成を促進している」「受講者は私にとって話しやすい雰囲気である」「受講者は私をやる気にさせる提案や要望をしている」などのコーチングスキル24項目です。現在弊社が提供するDCDでは、2015年にCSAplusをバージョンアップさせたD-meter(ディーメーター)という尺度が使用されています。
■コーチング研究所とは
コーチング研究所は、株式会社コーチ・エィの研究開発部門です。コーチ・エィが長年培ってきた「組織開発に向けたコーチング」の豊富な経験とリサーチ実績をもとに、人と組織の状態を可視化し、コーチングの可能性を科学的な視点から読み解く活動をしています。また、コーチング研究所のリサーチデータは新商品の開発や既存のサービスの品質向上に活用されています。
活動内容
・リーダーや組織に関する調査研究
・組織における「人」や「関係性」に関するリサーチ手法の開発
・コーチングの成果・機能のメカニズムの解明
コーチング研究所のその他の調査レポートは下記のURLからご覧ください。
URL:https://www.coacha.com/research/report/
■医療分野におけるコーチ・エィ
コーチ・エィは2011年より、医療分野におけるコーチングの活用について、様々な活動を行って参りました。東北大学においては、こうした共同研究のほか、大学院におけるコーチングの授業も提供しております。現在では、組織開発にコーチングを活用されている病院が日本各地に数多く存在しています。
■株式会社コーチ・エィ
コーチ・エィは、1997年創業(当時はコーチ・トゥエンティワン)のエグゼクティブ・コーチング・ファームです。個人の成長支援にとどまらず、個人を取り巻く関係性に焦点をあて、システミック・コーチング™というコンセプトで、組織全体の成長を支援する対話型組織開発を推進しています。創業以来、多数のコーチング関連書籍を出版し、日本におけるコーチングの普及・拡大に貢献してきました。
東京、ニューヨーク、上海、香港、バンコクに拠点を構え、5つの言語(日本語、英語、北京語、広東語、タイ語)でグローバルに事業を展開。コーチング研究所(CRI)という専属のリサーチ部門を備え、豊富なコーチング実績の分析データをもとに、エビデンスに基づいたコーチングを提供しています。
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