Liquitous、鳥取県琴浦町と連携協定を締結し、Liqlidを活用する「住民参画型まちづくり」に取り組む
デジタルの技術を活用して ”誰もが参画できる” まちづくりに向けた仕組みの構築へ
概要
株式会社Liquitous(本社:神奈川県横浜市、代表取締役CEO:栗本 拓幸)は、鳥取県琴浦町(町長:福本 まり子)と「DXによる住民参画型まちづくりの推進に関する連携協定」を締結しました。
本連携協定に基づき、弊社が開発するオンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を活用して、琴浦町と協働して、デジタル技術を活用した誰もが参画できるまちづくりを推進する上での課題解決と地域の活性化を目指します。
取り組みについて
琴浦町の「まちづくりビジョン(第3次琴浦町総合計画)」では、政策の柱の1つとして「町民の声が届き、ともに創る未来のまちづくり」が謳われています。この政策は、弊社のミッション「一人ひとりの影響力を発揮できる社会をつくる」と目指す方向性が一致しています。
協定に基づき、琴浦町と弊社は、プラットフォームの先行活用や、他自治体との事例の共有を図りつつ、両者が「デジタルの技術を活用して ”誰もが参画できる” まちづくり」をかたちにするという目的を共有しながら、探求と好事例の横展開、ひいては社会全体で、一人ひとりの声や影響力を発揮できる社会を目指します。
「DXによる住民参画型まちづくりの推進に関する連携協定」について
琴浦町と株式会社Liquitousが締結した協定の概要は次のとおりです。
協定名:「DXによる住民参画型まちづくりの推進に関する連携協定」
協定締結日:2023年12月13日
連携事項:
(1)DXを通した町民一人ひとりの声や影響力を発揮できるまちづくりの促進の支援に関すること
(2)町民参加型まちづくりの手法などの共有と発展の協力に関すること
(3)Liqlidを活用する全国の自治体との意見交換・連携などへの協力に関すること
(4)前各号に掲げるもののほか、前条の目的を達成するために必要と認められること
協定締結式の様子
市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」(リクリッド)について
オンラインの参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」は、Liquitousが独自に開発した、『じっくり話して、しっかり決める』がコンセプトの、対話・熟議に基づく参加型合意形成プラットフォームです。
Liqlidは、ブラウザ上で動作し、ダウンロード・インストール等不要で、市民と行政をつなぎ、市民発のアイデア出しからプロジェクトの共創、意向調査までを一気通貫で行うことができます。
弊社は、各自治体での市民や自治体職員の皆さん、そして独自に実施するヒアリングに基づき、Liqlidの機能・UIの定期的な改善に取り組んでいます。マッピング(PPGIS)対応・高度な分析機能・柔軟な通知機能・自治体からの情報公開機能の強化・大規模言語モデル(LLM)活用など、1ヶ月毎のペースで、新規機能追加やUI/UX改善を実施しています。
琴浦町長 福本 まりこ 氏からのメッセージ
本町では、まちづくりビジョンにおいて、「町民の声が届き、ともに創る未来のまちづくり」を 政策のひとつとして取組んできました。「一人ひとりの影響力を発揮できる社会の実現」を目指す Liquitou 様と協働することで、その実現が加速するものと考えています。
従来のワークショップやパブリックコメントなどでは、時間的な制約や心理的なハードルから、参加できない町民の方もあり、これらの方からの声が行政に届かないもどかしさがありました。
「Liqlid(リクリッド)」では、場所や時間を選ばずに町民が自分のアイデアや意見を早い段階で行政に届けることができるため、町民が自分もまちづくりに参画しているという実感が得られます。この取り組みを重ねることで町民と一緒にまちづくりを行う機運が高まるものと確信しています。
また、このたびの連携協定による取組みを Liquitous 様と共有し、他の自治体へ好事例が展開されることで、より住みよい社会の実現に繋がることを期待しています。
株式会社Liquitous 代表取締役CEO 栗本拓幸のメッセージ
この度、琴浦町との連携協定を締結し、協働して取り組みを進めることになりました。
現行の「まちづくりビジョン(第3次琴浦町総合計画)」も、町民参加型ワークショップ「ことうら未来会議」を経て、策定されたものと承知しております。町民参加型で策定されたビジョンで謳われる政策「町民の声が届き、ともに創る未来のまちづくり」と、弊社のミッションを同時に希求できることは、私どもにとって大変光栄です。
また、本協定は、琴浦町にとって民間企業との協定という観点でも先導的な位置付けであると伺っております。琴浦町とともに、公(公共)のための官と民の連携や民のあり方を実践し、知識の共有を図ってまいります。
株式会社Liquitousについて
Liquitousは「一人ひとりの影響力を発揮できる社会」を目指し、テクノロジーで政策形成プロセスの包摂性・透明性・対応性をより向上させるため、市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」の開発と、導入・運用・定着支援や効果分析を通した社会実装を一気通貫で行う「市民と行政の間のコミュニケーション・エージェント」です。
神奈川県鎌倉市や千葉県木更津市、奈良県生駒市、長崎県壱岐市をはじめとする全国の自治体や、柏の葉スマートシティをはじめとしたまちづくりにおいて、計画・構想策定や行政ニーズ把握の仕組みや、スマートシティの基盤として「Liqlid」を活用した取り組みを進めています。
〇 社名:株式会社Liquitous(代表取締役CEO:栗本 拓幸)
〇 ホームページ: https://liquitous.com
〇 Twitter: https://twitter.com/liquitous
〇 Facebookページ:https://www.facebook.com/Liquitous/
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