リケンテクノス PVCフィルムを用いた二次元物質の新規加工方法を東京大学との共同研究により開発
リケンテクノス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:常盤和明)は、東京大学生産技術研究所との共同研究によりPVCフィルムを用いた先端材料の可能性をもつ二次元物質の新規加工方法を開発しました。
一方で、この材料自体は極めて小さく薄いために取り扱いが難しく、グラフェン片を持ち上げて目的の場所まで移動させる、シート片同士を重ねるといった加工は成功率が低いため研究の加速、実用化の課題となっていました。
グラフェン片を加工するための工程として様々な素材を検討していた大学研究室より、当社製品「リケンラップ」を用いると加工の成功率が高くなる傾向があるという相談をきっかけに、理由解明と加工方法確立の共同研究を開始しました。当社の基盤技術であるPVC配合加工技術と製膜加工技術を用いてフィルムの処方検討・検証を行いつつ、グラフェン片の剥離挙動を解析した結果、加工時の温度条件等を調整することにより、容易にグラフェン片を取り扱えることが確認できました。
リケンテクノスは、今回の共同研究成果で得られた知見を今後の製品開発や実用化に向けて活かしていくとともに、次世代を担う先端材料の開発に貢献できるよう技術の強みをさらに拡大してまいります。
当社製品情報はこちらから
https://www.rikentechnos.co.jp/
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