【世界初*】遮熱塗料の省エネ効果を環境価値化、EARTHSTORYボランタリークレジットで第1号を発行

~シロキコーポレーションがホームセンター/カンセキ 遮熱塗料プロジェクトで第1号クレジット発行~

株式会社Linkhola

株式会社Linkhola(本社:東京都港区、代表取締役:野村恭子、以下「Linkhola」)は、シロキコーポレーション株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:堀 智彦、以下「シロキコーポレーション」)が申請した「遮熱塗料ミラクールによる省エネ&カーボンクレジット創出プロジェクト」に対し、第三者審査・検証を経て、世界初*となる「遮熱塗料の活用」によるボランタリーカーボンクレジット(以下「ボランタリークレジット」)3 tCO2eの発行が完了したことをお知らせいたします。

本件は、Linkholaが運営する民間主導の「EARTHSTORYボランタリークレジット制度」(以下、EARTHSTORY制度)で策定した「建築物等への遮熱塗料(高反射率塗料)適用による省エネルギー効果」方法論を適用した第1号のクレジット発行です。方法論の整備にとどまらず、実案件の算定、第三者による妥当性確認・検証の審査を経て、正式発行までを実現しました。 

遮熱塗料は、既存建物の屋根等への施工を通じて日射による熱の流入を抑え、建物の条件に応じて冷房負荷とそれに伴うCO2排出量の削減に寄与する技術です。 遮熱塗料の活用は、単なる「建物の修繕・暑熱対策」を超え、既存の建築物をそのまま脱炭素インフラへと変革し、空調による「CO2排出削減」に直接アプローチできる相乗ソリューションモデルです。本プロジェクトは日本発モデルとして、気候変動対策と労働・利用環境の改善に同時に貢献する歴史的な第一歩となります。

*自社調べ(2026年10月Web調査)。遮熱塗料の塗布による空調負荷削減を対象としたボランタリーカーボンクレジットの発行として世界初。

Linkhola × シロキコーポレーション カーボンクレジット発行時の記念撮影

【本プロジェクトの特徴と成果】

  1. 世界初*、遮熱塗料のCO2削減効果を「環境価値」に転換

    建物の屋根に遮熱塗料「ミラクール」を施工することで日射に起因する屋根からの熱流入を抑え、建物・空調の条件に応じて冷房電力使用量とCO2排出量の削減が期待できます。なお、年間削減量の算定では暖房期の負荷増加分も考慮します。

    公的気象データと物理熱計算モデルを組み合わせた独自の方法論に基づき、高額なIoT計測機器を不要とする「モデル算出方式」によりその削減効果を定量化しました。

    EARTHSTORYの方法論と第三者審査・検証を通じ、従来は定量評価されにくかった遮熱塗料の省エネ効果を3 tCO2eのクレジットとして定量的評価・環境価値化しました。

  2. 4社のエコシステムと、コストを「資産」に変える投資回収モデル

    本プロジェクトは、株式会社カンセキ(以下「カンセキ」)が店舗アセット提供、シロキコーポレーションが施工・管理統括、株式会社ミラクールが高品質塗料と定量評価、そしてLinkholaの第三者審査・クレジット発行という4社の強みと役割が融合したエコシステムにより実現しました。

    企業にとって「単なる修繕費用(コスト)」であった塗装工事を、カーボンオフセットや市場売却が可能な環境資産(クレジット)へと変革し、省エネ投資の早期回収と新たな収益化をもたらします。

  3. 第三者による妥当性確認・検証を経て、制度運営者がクレジットを発行 

    EARTHSTORY制度では、方法論に基づく算定と第三者による妥当性確認・検証を通じ、削減量の妥当性と手続の透明性を確保します。第三者審査と、制度運営者であるLinkholaによるクレジット発行は、それぞれ異なる役割です。

    本プロジェクトは妥当性確認(2026年7月29日)、検証(2026年9月1日)を経て、9月17日に3 tCO2eを正式に発行しました。建築物改修の環境価値を、企業が参照・活用できる形で制度化した成果です。

  4. 労働・利用環境の劇的改善と圧倒的拡張性

    遮熱効果による室内温度の抑制は、従業員の熱中症リスク軽減という副次便益をもたらし、現場の安全性向上・作業環境の改善に寄与します。

    また、本取り組みは単発の施工に留まらず、全国の工場・倉庫・店舗へと順次拡大する「プログラム型プロジェクト」として設計されています。

    15年間で累計最大88万㎡の施工と、それに伴う膨大なCO2削減量の創出を目指すなど、広範なインフラ全体で環境価値を生み出す圧倒的な拡張性を備えています。

*自社調べ(2026年10月Web調査)。遮熱塗料の塗布による空調負荷削減を対象としたボランタリーカーボンクレジットの発行として世界初。

遮熱塗料の施工による省エネ効果の可視化とカーボンクレジット創出・還元の流れ(イメージ)
 第1号案件となったホームセンターカンセキ高根沢店での屋根遮熱塗装施工の様子(屋根面積:1,467㎡)

【プロジェクトおよび発行概要】

  • 発行日:2026年9月17日

  • 発行者:EARTHSTORY(運営会社 株式会社Linkhola)

  • 受領者:シロキコーポレーション株式会社

  • プロジェクト運営管理者:シロキコーポレーション株式会社

  • プロジェクト名:遮熱塗料ミラクールによる省エネ&カーボンクレジット創出プロジェクト

  • 発行対象期間:2025年6月9日~2026年6月8日

  • クレジット発行量:3 tCO2e

  • 発行基準:EARTHSTORYボランタリークレジット制度

  • 第三者審査:EARTHSTORY審査チーム(妥当性確認:2026年7月29日、検証:2026年9月1日)

 EARTHSTORY カーボンクレジット発行証書

【遮熱塗料×脱炭素―日本発モデルの社会的意義と展望】

気候変動に伴う猛暑の深刻化とエネルギーコストへの対応は、工場・倉庫・商業施設に共通する経営課題です。遮熱塗料は、既存建物の維持修繕に合わせて導入でき、空調負荷の低減と暑熱環境の改善を同時に目指せる選択肢です。一方、CO2削減効果は建物仕様や気象条件等によって異なるため、個別条件に応じた定量評価が不可欠です。

従来、遮熱塗料単独の省エネ効果を定量化することは難しく、企業の脱炭素投資の評価・意思決定に課題がありました。EARTHSTORY制度は、この課題に対応する方法論を開発・策定。今回、シロキコーポレーションによるカンセキの遮熱塗料導入建物での削減量算定が行われ、申請プロジェクトの第三者による妥当性確認・検証、クレジット発行までを実現し、環境価値化の社会実装を果たしました。

削減効果の可視化・クレジット化は、建物所有者の投資判断を後押しし、施工会社・塗料メーカーの技術価値を高めるとともに、クレジット購入者による脱炭素活動への支援を可能にします。EARTHSTORY制度は、こうした環境価値化を通じて、既存建物の省エネ改修と脱炭素投資の好循環を生み出し、遮熱塗料をはじめとする削減技術の普及を目指します。

シロキコーポレーションは、今後、国内の工場、倉庫、商業施設との連携を深め、環境価値の創出・活用を通じて脱炭素と快適な労働環境の両立を推進します。

同社は、将来計画として、プロジェクト全体で年間1,000トン以上のCO2削減(累計約18,651 tCO2e)という大規模な社会的インパクトの創出を目指しています。

なお、シロキコーポレーションは、Linkholaが運営する、脱炭素対策の共創とボランタリーカーボンクレジット市場の活性化を目指す企業イニシアティブ活動「脱炭素経営イニシアティブ」の会員として参画し、両社は連携してボランタリークレジットの普及・推進に取り組んでいます。

その一環として、2026年11月20日にLinkholaが主催する国内最大級の招待制イベント「VOLUNTARY CARBON CREDIT SUMMIT 2026」においてシロキコーポレーションが登壇し、本プロジェクトの実績や既存建物におけるボランタリークレジット活用の可能性について報告する予定です。

【代表メッセージ】

シロキコーポレーション株式会社 代表取締役社長 堀 智彦氏

「このたび、当社の遮熱塗料プロジェクトが、世界初となるカーボンクレジットの発行につながったことを大変嬉しく、また誇りに思っております。長年にわたり培ってきた建物改修の技術と知見に加え、Linkhola様、株式会社ミラクール(弊社関連会社)との連携によって、環境価値と経済価値を両立する新たな仕組みを実現することができました。遮熱塗料は、建物の長寿命化や省エネルギー化だけでなく、CO₂排出削減や労働環境の改善にも貢献する有効な脱炭素ソリューションです。今回創出されたクレジットが、既存建物の脱炭素化をさらに加速させ、多くの企業にとってカーボンニュートラルへの第一歩となることを期待しております。そして、建築ストックを「脱炭素インフラ」へと進化させる取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。」

株式会社Linkhola 代表取締役 野村 恭子(環境学博士)

「建物改修のリーダーであるシロキコーポレーション様の高い統括力と確かな技術力により、世界初*となる『遮熱塗料』によるカーボンクレジット発行をEARTHSTORYで実現できたことを大変光栄に思います。企業の空調コスト削減や熱中症対策の重要性が高まる中、遮熱塗料の環境価値を第三者認証のもとクレジット化できたことは、日本発のグローバルスタンダードとなり得る画期的な成果です。私たちは今後も、企業が持つ真の環境価値を可視化し、持続可能な未来への貢献を強力に支援してまいります。」

*自社調べ(2026年10月Web調査)。遮熱塗料の塗布による空調負荷削減を対象としたボランタリーカーボンクレジットの発行として世界初。

【EARTHSTORYクレジット制度について】

「EARTHSTORY」は、Linkholaが運営する、民間主導のボランタリークレジットの創出から購入までをワンストップで支援するカーボンインフラサービスです。クレジットの申請・審査・発行に加え、創出された環境価値と購入企業をつなぐマッチングを提供しています。

  • 第三者審査:環境・社会・ガバナンスの観点を含む審査を通じ、プロジェクトの信頼性・透明性を確保。

  • 応援購入:創出者と需要家との顔が見える関係を重視し、プロジェクトの背景や地域・社会への貢献を伝えることで、脱炭素経営と地域・産業への貢献を両立。

  • クレジット創出・購入:企業・自治体・一次産業等のGHG削減活動を環境価値化し、クレジットを必要とする企業との取引を支援。

 民間主導の高品質ボランタリークレジットプラットフォーム「EARTHSTORY」

【過去の関連記事】

■ シロキコーポレーション株式会社

代表者:代表取締役社長 堀 智彦

所在地:愛知県名古屋市千種区千種3-26-18

事業内容:工場・倉庫・商業施設・集合住宅等の環境配慮型建物改修工事

創業:1922年5月10日

Web:https://kankyo-shiroki.com/

■ 株式会社Linkhola

代表者:代表取締役 野村 恭子

所在地:東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F

事業内容:カーボンニュートラル支援事業、地方創生事業、脱炭素・DXに向けたコンサルティング事業

設立:2020年1月20日

Web:https://www.linkhola.com/

EARTHSTORY公式Web:https://earthstory.jp/

【リリースに関する問い合わせ先】

シロキコーポレーション株式会社

東日本第二営業部(担当:工藤)/ 営業支援部(担当:鶴田 / 香田)

TEL:03-5839-2107 / フリーダイヤル:0120-461-553

E-mail:info@kankyo-shiroki.com

株式会社Linkhola 広報担当

TEL:03-6821-1822

E-mail:contact@linkhola.com

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会社概要

株式会社Linkhola

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URL
https://www.linkhola.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
電話番号
03-6821-1822
代表者名
野村恭子
上場
未上場
資本金
6194万円
設立
2020年01月