「放置竹林の竹を有効活用」「若い人も参加しやすい自治会」など 兵庫県が協働実験に参加する8事業者を発表
斎藤元彦知事を招き「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」実証キックオフイベント開催
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■「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」とは
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UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の兵庫県神戸市における取り組みを皮切りにこれまで全国の自治体とプロジェクトに取り組んできました。兵庫県ではスタートアップ企業等と課題を抱える各市町職員が協働して、地域課題解決を目指す「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」に、昨年に続いて2年連続で取り組んでいます。
今回は、9つの行政課題に対して協働企業として下記の8課題8社を決定し、9月22日に起業プラザひょうごで行われた実証実験キックオフイベントにおいて、兵庫県・齋藤元彦知事から発表されました(タイトル写真)。齋藤知事は「今までにない発想で地域課題を解決していく。協働実証から新たな事業へと育て、全国各地で同様の課題に悩む地域にもその価値を広げていきたい」と述べられ、実証に期待を寄せました。
(イベントの様子(左) 齋藤知事と採択企業の皆様(右))
▼「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」公式サイト
▼兵庫県「ようこそ知事室へ」関連記事
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/nittei/20230922.html
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■実証実験を行う課題(テーマ)と採択企業
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課題1)若い人も参加しやすい自治会へアップデート!~事務負担の軽減と活動の見える化~
自治会活動に対する負担感と、自治会の活動そのものの認知度の低さからくる未知への不安感がバリアとなり、新たな人の関わりを阻害していることから、それらを払拭したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2023-7/residents-association-dx/ )
所管課:芦屋市 市民参画・協働推進課
採択企業:ソーシャルアクションカンパニー株式会社 https://actcoin.jp/
課題2)出会いの場を創出したい!~未来のライフデザインをサポート~
三田市の結婚を希望する女性が、結婚に向けて一歩踏み出すための支援を実証する。ライフイベントについて自立的な選択を促すヒントを提供し、結婚に向けた前向きな変化を実現させたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2023-7/life-design/ )
所管課:三田市 若者のまちづくり課
採択企業:フタリノ株式会社 https://web.futa-rino.com/
課題3)食料提供者と消費者をうまくマッチングさせ、フードロスをもっと削減したい!
高砂市ではフードドライブを行っているが、マッチングがアナログであるため、制度をもうひとつ活用しきれていない。マッチングをデジタル化してこの課題を解決したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2023-7/reduce-food-waste/ )
所管課:高砂市 政策部経営企画室企画課
採択企業:CiPPo株式会社 http://cippo.net/
課題4)一緒に笑って、一緒に泣こう!障がいがある人も含めた「みんな」で楽しむエンタメ体験の実証
障がいのある人もない人も共に楽しめるエンタメ体験の実証。コンテンツ検討・実施から、持続可能な運営方法のパッケージ化まで。「誰もが誇りを持って暮らせるまち三木」の実現を目指す。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2023-7/inclusive_entertainment/ )
所管課:三木市 障害福祉課
採択企業:NPO法人ピープルデザイン研究所 https://www.peopledesign.or.jp/
課題5)積雪地域における道路の路面標示を長寿命化させたい!
白線等の路面標示が除雪作業によって、短期間で摩耗・剥離してしまうので、消えにくい工法や路面標示の劣化を予測するサービス等を活用し、路面標示を効率的に管理したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2023-7/road-marking/ )
所管課:朝来市 建設課
採択企業:テック鬼城株式会社 https://tec-kinojyo.co.jp/
課題6)デジタル技術で消防団強化!情報伝達の迅速化と団員増加により地域防災力を高めたい!
現在消防団には、団員間の情報共有や活動状況の整理に時間がかかること、および団員の減少が課題となっている。デジタルツール等を活用し、この課題を解決したい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2023-7/fire-brigade-dx/ )
所管課:明石市消防局/兵庫県消防保安課
採択企業:バーズ・ビュー株式会社 https://www.birdsview.jp/
課題7)「竹害」から「地域資源」へ。放置竹林の竹を有効活用したい
淡路島では放置竹林の拡大が問題になっている。竹を活用した製品の開発や、竹が流通しやすい仕組みを構築し、放置竹林拡大を食い止めたい。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2023-7/upcycling-bamboo/ )
所管課:淡路県民局交流渦潮室
採択企業:リーフエア株式会社 https://splus4.com/
課題8)特殊詐欺から県民を守る!タイムリーな情報発信で被害を防止
特殊詐欺のアポ電発生時に、当該地域の協力者(金融機関、水際阻止協力店等)にタイムリーに情報共有が行えるシステムを構築し、その効果を検証する。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/hyogo-pref/2023-7/prevent-special-fraud/ )
所管課:兵庫県警察本部 生活安全企画課
採択企業:メディアリンク株式会社 https://www.medialink-ml.co.jp/
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■「Urban Innovation JAPAN」とは
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Urban Innovation JAPAN(アーバン・イノベーション・ジャパン、UIJ)は神戸市から生まれ、日本全国の自治体の課題とスタートアップ・事業者をマッチングするオープンイノベーション・プラットフォームです。
DXに取り組む自治体のニーズを、本当に課題を解決できる人のところにまで届け、適材適所に課題を解決できる事業者との出会いが加速する姿勢が高い評価を受け、2021年にはグッドデザイン賞を受賞しました。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072562.html)
▼これまでの事例(22自治体)
https://urban-innovation-japan.com/past/
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