NordVPN、偽装の危険性が高いサイトを調査!サイバー攻撃の最新の手口とは?
~日本はアジアで最もマルウェアの影響を受けた国であることが判明~
個人向けセキュリティサービスを提供するNordVPN(本社:オランダ・アムステルダム、日本代表:小原拓郎)は、無料動画サイトや偽装サイトに関するセキュリティリスクを分析した最新調査を発表しました。

■調査内容について
近年、無料動画ホスティングサイトの利用者が急増する一方で、これらのサイトがマルウェアやフィッシング攻撃の温床になっていることが懸念されています。NordVPNは2024年1月から2025年1月にかけて、Threat Protection Pro™を通じたサイバー脅威データを分析し、最も危険なウェブサイトの種類となりすまし被害の多いブランドを特定しました。
Threat Protection Pro™は、マルウェアのブロック、フィッシングサイトへのアクセス遮断、侵入型広告やトラッカーの防止などを行うNordVPNのセキュリティ機能です。
※NordVPNは、言及したブランドの所有者によって承認、管理、スポンサー提供されておらず、提携や関連性も一切ありません。ブランドは、マルウェアを拡散するためになりすまされる可能性が最も高いブランドに関連する情報を正確に報告する目的でのみ表示しています
本調査全文:https://nordvpn.com/ja/research-lab/online-threats-statistic/
フィッシングの標的となったブランド
フィッシング詐欺の標的として最も多く利用されているのは、Google、Facebook、Microsoftの3大ブランドです。
特にGoogleは最多の偽装サイトが確認されており、その数は85,000件以上。Googleアカウントの認証情報を盗むために、正規のログインページに似せた偽サイトが作られています。Facebookは約6,000件の偽サイトが確認され、ユーザーのアカウント情報や個人データを抜き取る手口が多発。Microsoftは約5,000件の偽サイトが発見され、特に企業向けアカウントの乗っ取りが狙われています。
その他、AT&T、Yahoo!、Netflixといったブランドも偽装の対象となっており、それぞれ約4,000件のフィッシングサイトが確認されています。
マルウェア感染リスクが高いサイトカテゴリ
マルウェア感染のリスクが最も高いのは無料動画サイトで、NordVPNのThreat Protection Pro™は2024年、15億件以上のマルウェア感染をブロックしました。悪質な広告を通じて、閲覧するだけで感染するリスクがあります。
次いでエンターテインメントサイトが約10億件、スポーツ関連サイトが1.2億件、アダルトサイトが1.09億件と続きます。
ファイル共有サイトも7,400万件の感染が確認されており、特に違法ダウンロードを扱うサイトは注意が必要です。
特に無料動画サイトには、さまざまなセキュリティとプライバシーの脅威が含まれている傾向があります。マルウェアだけでなく、侵入的な広告やトラッカーも含まれます。過去1年間でThreat Protection Pro™は無料動画サイトだけで約70億の広告と1,190億を超えるトラッカーをブロックしました。これは、2024年にThreat Protection Pro™によってブロックされたすべてのトラッカーの25%に相当します。


日本は、アジアで最もマルウェアの影響を受けた国であり、合計で106,139,174件、1デバイスあたり月間1,315件のマルウェア感染が確認されています。

■NordVPNのサイバーセキュリティ専門家であるエイドリアナス・ワルメンホーフェンのコメント
実際、フィッシング攻撃の大半は、約300のサイト名を使って詐欺を働きます。サイト自体に非はありません。こうした偽物はサイトの評判も傷つけるため、企業は対策を取らざる負えなくなります。しかし、サイトの認知度が高いと、被害者は誤った安心感を抱き、警戒を緩めてしまう可能性があります。特に無料の動画サイトには、さまざまなセキュリティとプライバシーの脅威が含まれている傾向があります。マルウェアだけでなく、侵入的な広告やトラッカーも含まれます。過去1年間で、Threat Protection Pro™は動画ホスティング サイトだけで約70億の広告と1,190億を超えるトラッカーをブロックしました。これは、2024年にThreat Protection Pro™によってブロックされたすべてのトラッカーの25%に相当します。
■サイバー攻撃の手口とリスク
サイバー犯罪者は巧妙な手口でユーザーを欺き、個人情報やデバイスを狙っています。正規のサービスを装ったフィッシング詐欺や、閲覧するだけで感染するマルウェア広告など、その手法は年々進化。一見安全そうなサイトやメールも、クリックひとつで被害につながる危険があります。代表的なサイバー攻撃の手口とリスクを紹介します。

■安全なネット利用のための5つの対策

■NordVPNについて
NordVPNは、世界中で何百万人のユーザーをもつ先進的なVPNサービスプロバイダーです。7,000台以上のサーバーを111カ国で提供し、専用IPやDouble VPN、Onion Over VPNサーバーなど、多彩な機能を備え、トラッキングなしでオンラインプライバシーを強化します。主要機能の一つである「脅威対策Pro」は、悪質なウェブサイトやトラッカー、広告のブロックに加え、マルウェアのスキャンが可能です。さらに、最新の製品であるグローバルeSIMサービス「Saily」を展開しています。「Saily」は海外旅行者向けに設計されており、現地でSIMカードを購入する必要がなく、簡単にデータ通信が利用可能です。
【会社概要】
会社名:NordVPN
本社:Fred. Roeskestraat 115 1076 EE Amsterdam, Netherlands
日本代表:小原拓郎
NordVPNウェブサイト:https://nordvpn.com/ja/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像