なぜ有利? スポーツにおける「ホームアドバンテージ」を分析 Journal of Digital Life に佐世保高専・大山泰史氏らが論文発表

株式会社産経デジタル

スポーツにおける「ホームアドバンテージ」について、その要因および派生する間接的な影響についての研究論文を、佐世保工業高等専門学校・大山泰史准教授らの研究チームが発表しました。

本論文(「https://journal-digitallife.com/publications/review-article/methodological-examination-of-methods-for-analyzing-factors-that-affect-home-team-advantage-from-univariate-analysis-to-multivariate-correlation-models-and-causal-models/」)は、日本発の国際学術論文ジャーナル「Journal of Digital Life」(https://journal-digitallife.com/)(運営:株式会社産経デジタル、代表取締役社長:土井達士)に掲載されています。

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自らの本拠地(ホーム)での試合が有利という現象、すなわちホームアドバンテージは多くのスポーツで見られる現象だ。原因としては、①移動、②試合環境の熟知、③観客効果、④ルールによるホームチームの有利、⑤審判による判定の偏り、⑥アウェイチームの防御的な戦術などが挙げられるが、それぞれを詳しく分析すると、この中の1つの要因だけではホームアドバンテージを説明しきれないという。

例えば「試合環境の熟知」の場合、野球の球場の多くは屋外施設で天候の影響を受けやすく、そのサイズや形状も比較的多様であり、それらを熟知することは試合を有利に運ぶことにつながる。対照的に、バスケットボールやアイスホッケーは屋内で行われ、天候の影響をほとんど受けない。しかしながら、ホームアドバンテージは屋外スポーツよりも屋内スポーツに強く影響を与えることが判明しており、試合環境への馴染みがホームアドバンテージと密接に関連しているという点について一見矛盾している。

大山准教授は、明らかに存在するホームアドバンテージについて「複数の要因がお互いに関連しあって総合的に影響する」と考えるのが妥当であるとし、複数の要因を同時に含んだモデルのもとで、総合的な関連を確認し、各要因の影響・貢献の度合いを検討するというアプローチが望まれるとしている。

※日本語による解説記事はこちら

「ホームアドバンテージの要因追及へ 佐世保高専・大山准教授が今後の研究方法を提案」(https://www.iza.ne.jp/article/20250220-GGQBGZB2HVHZDCLXFKIZYKDUA4/

※本論文に関するお問い合わせは「Journal of Digital Life事務局(info-digitallife@sankei.co.jp)」までお願いいたします。

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