土屋とD×P、「若者の貧困問題に対して企業は何かできるか」をテーマにイベントを開催

株式会社土屋

介護のトータルケアカンパニーとして全国47都道府県で障害をお持ちの方や高齢者に対して介護サービスを展開する株式会社土屋(岡山県井原市、以下土屋)は、孤立するユース世代(13歳〜25歳)の支援を行なう認定NPO法人D×P(ディーピー)(大阪市中央区、以下D×P)理事長の今井紀明氏を招き、2月27日(木)に「企業は若者の貧困問題に対して何ができるか」をテーマとしたイベントを開催いたします。

■イベント実施の背景

深刻化する社会課題である貧困問題において、日本の「相対的貧困」(*1)の割合は15.4%に達し、特にひとり親世帯では44.5%と深刻な状況にあります(*2)。また、子どもの貧困率は11.5%を記録し(*3)、食事や教育機会の格差による次世代への影響が社会的な課題となっています。

土屋は「つながりあい ささえあう 場の創造」というパーパスのもと、貧困対策委員会を立ち上げ、2024年よりD×Pとの連携を開始しました。以来、経済的支援にとどまらず、食料支援活動への社員ボランティア派遣や貧困家庭へのパソコン寄贈など、多角的な支援活動を展開してまいりました。

2024年末に行われた食料支援のボランティアの様子

D×Pとの連携を通して、「企業として経済的支援以外にもできることがあるのではないか」、また「支援を受ける若者たちが真に必要としている支援とは何か」という新たな課題意識が生まれました。


そこで今回、D×P理事長の今井氏をゲストに迎え、企業による若者の貧困問題への支援の可能性や、当事者の声をより活かした支援のあり方を探るため、本イベントの開催を決定いたしました。


(*1)ある国の生活水準で比較した際、大多数よりも貧しい状態のこと。

(*2)(*3)厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」(2022)

■イベント概要

日時

2025年2月27日(木)19:00〜20:00

場所

オンライン

登壇者

・今井紀明氏/D×P理事長

・宮本 武尊/株式会社土屋 貧困問題対策委員会 委員長

定員

100名

参加費

無料

テーマ

企業は若者の貧困問題に対して何ができるか

■申し込み方法

■登壇者紹介

今井紀明氏/D×P理事長

1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。神戸在住、ステップファザー。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後友人らに支えられ復帰。偶然、中退・不登校を経験した10代と出会う。親や先生から否定された経験を持つ彼らと自身のバッシングされた経験が重なり、2012年にNPO法人D×Pを設立。 経済困窮、家庭事情などで孤立しやすい10代が頼れる先をつくるべく、登録者16000名を超えるLINE相談「ユキサキチャット」で全国から相談に応じる。また定時制高校での授業や居場所事業を行なう。10代の声を聴いて伝えることを使命に、SNSなどで発信を続けている。

宮本 武尊/株式会社土屋 取締役 兼 CCO最高文化責任者/社長室室長・貧困問題対策委員会 委員長

1986年、青森県生まれ。2児の父。元キックボクシングジムインストラクター。憧れのイタリアでジム設立を目指しながら介護業界へ。重度訪問介護事業で広域的なマネジメントを経験。ソーシャルビジネスの素晴らしさに魅了され、社会起業家を志す。趣味はYouTube視聴。

■認定NPO法人「D×P(ディーピー)」について

経済的困難、中退、虐待など、さまざまな困難な環境下にあるユース世代(13歳〜25歳の若者)の孤立を解決するために活動しています。繁華街とLINE相談で彼らと出会い、困った時に頼れる人とのつながりをつくります。公的機関だけでは補いづらい部分をカバーするため、民間からセーフティネットをつくり、多様な機会(人・企業・地域)を活かしつなぎ、世の中にまだない機会をつくります。

主に2つの事業を行なっております。

①LINE相談事業「ユキサキチャット」

全国の13~25歳の若者が、進路や中退、生活相談ができる窓口を運営しています。特に経済的に厳しい若者には食糧支援・現金給付を実施。食糧支援で目の前の生活を安定させ、就職や進学、公的機関へのリーチなど、本人が次の一歩を進めるように伴走します。

②大阪ミナミの繁華街での居場所事業

大阪ミナミの繁華街(通称グリ下)に集まる、家庭や学校に居場所がない若者が安全に過ごすことができる「ユースセンター」を開設しています。食事の提供やゲームや漫画、音楽などを通して若者がゆっくり過ごすことができる空間をつくっています。生活支援だけでなく、行政や医療機関、専門機関などと連携し、悩みに寄り添いながら伴走支援をしています。

公式サイト:https://www.dreampossibility.com/

ユキサキチャットURL:https://www.dreampossibility.com/yukisakichat/

ユキサキチャットLINEアカウント:@yukisakichat

■株式会社土屋について

株式会社土屋は、高齢者や障がい者の方々がより良い生活を送るための介護サービスを提供し、また、さまざまな社会的ニーズに応えるための事業を展開するトータルケアカンパニーです。豊富な経験と知識を持つ介護のプロフェッショナルが集まり、一人ひとりに合わせたサポートを提供しています。私たちは、クライアントのニーズに応え、常に質の高いサービスを提供することで、クライアントの生活を豊かにすることを目指しています。そして、温かい対応と親身なサポートで、安心して暮らせる環境を提供しています。

<会社概要>

・会社名 :株式会社土屋

・所在地 :岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F

・代表取締役:高浜 敏之

・HP :https://tcy.co.jp/

・従業員数 :2,330名

・設立 :2020年8月

・事業内容 :

- 障害福祉サービス事業及び地域生活支援事業

- 介護保険法に基づく居宅サービス事業

- 講演会及び講習会等の企画・開催及び運営事業、研修事業、訪問看護

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会社概要

株式会社土屋

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URL
-
業種
医療・福祉
本社所在地
岡山県井原市井原町192-2 久安セントラルビル2F
電話番号
-
代表者名
大山敏之
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
2020年08月