<インフレ時代における貯蓄意識・行動調査> 依然続く“預貯金主義”傾向。資産の大半(7割 以上)を銀行に預ける人が65.4%過半数が預貯金放置の「インフレ負け」リスクに無自覚
〜理想のお金の置き方として「守りながら育てる」新しいニーズも〜
株式会社Habitto(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:サマンサ・ギオッティ)は、20代から50代の男女600名を対象に、インフレ時代における貯蓄に関する意識・行動調査を実施しました。
2025年1年間の平均の消費者物価指数※1が前年比3.1%アップするなど止まらない物価上昇で生活費の負担が増していく一方で、一般的な銀行の普通預金金利は0.4%程度(2026年9月時点)にとどまり、銀行預貯金の資産保有では現金の価値が実質的に低下する「インフレ負け」が発生しています。
本調査では、そのようなインフレ時代においても、未だに一般の銀行への預貯金で多くの資金を保有している“預貯金主義”が多くいる実態が明らかになりました。また、「一般の銀行口座に資金を貯め続けることをリスクと感じる」人は半数以下にとどまり、「今後も当たり前として預貯金を続ける」「特に何も感じていない」など、過半数がインフレ負けのリスクに無自覚な状態であることが浮き彫りになっています。
一方、預貯金放置による懸念や見直しの必要性を感じる人も一定数おり、これからの時代においては、安定を求めながらも少しでも資産を増やしたいという「守りながら育てる」理想的なお金の置き方のニーズが垣間見える結果となりました。
※1)総務省発表 消費者物価指数 2025年(令和7年)平均(2026年1月23日公表)

■ 依然として続く“預貯金主義” 金融資産の7割以上を一般銀行に預けている人が65.4%
日々の生活費以外の余裕資金の保有・運用方法について尋ねたところ、「都市銀行や地方銀行などの普通預金口座への預貯金」が74.3%で最多となりました。一方で、「ネット銀行などの高利回りの口座への預貯金」は24.2%、「株式投資(国内株式、外国株式、投資信託など)」は22.8%と、いずれも4分の1を下回る結果となり、具体的な資産運用の行動へ踏み出している人は依然として一部にとどまっている実態が伺えます。また、資産保有のバランスを問うと、「ほとんどすべてを一般の銀行(都市銀行や地方銀行)の預貯金で保有している」と回答した人が約4割となり、依然として“預貯金主義”が強い傾向にあることが明らかになりました。


一般の銀行預貯金での保有割合が多い方へその理由を聞くと、「特に意識せず、これまでもそうしてきたから」が58.1%で最多となり、多くの人がこれまでの習慣や惰性によって明確な目的を持たないまま従来の預貯金を継続していることがわかります。また、次いで「元本が保証されていて安心・安全だから」が38.1%と多く、物価上昇による現金価値の目減りリスクを認識せず「預貯金=安全」と勘違いをしている人が多い実態が明らかになりました。
また、保有するすべての金融資産に占める「一般の銀行口座への預貯金」の割合は、「10割程度(ほとんどすべてが預貯金)」と回答した人が33.9%、「7〜9割程度(大半が預貯金)」と回答した人が31.5%となり、合わせると全体の65.4%(およそ3人に2人)が金融資産の7割以上を一般の銀行預貯金として保有している実態が浮き彫りとなりました。


■ 物価上昇を8割以上が実感するも、それによる「インフレ負けリスク」自覚は半数未満
相次ぐ値上がりが生活を直撃する中、全体の82.7%が「以前より物価が上がっている」と回答し、生活者の大半が日常的に物価上昇を実感していることが示されました。
一方で、「一般の銀行口座に資金を貯め続けることをリスクと感じるか」という質問に対し、「感じる」と回答した人はわずか48.7%にとどまっており、銀行の預貯金金利が物価上昇(インフレ)に追いつかず実質的に現金価値が低下する「インフレ負け」が発生しているにも関わらず、そのリスクに半数以上が無自覚な実態が明らかとなりました。


■ 危機感を持つ・見直しの必要性を感じる人も、「どう動けばいいかわからない」が多数
「インフレ負け」リスクに気付かず、従来の銀行預貯金を「最も安全な方法」と感じている人や、「当たり前のこととしてそのまま貯め続ける」人がいる一方、「物価高などで実質的なお金の価値が目減りしていく危機感がある」が25.2%、「見直しが必要と感じている」が19.2%と、インフレ負けに対する懸念やお金の保有方法に見直しの必要性を感じている人は合わせて44.4%となりました。
この意識を持つ層に対し、銀行口座に預貯金を置いたままにしている理由を聞くと「危機感はあるが、具体的にどう動けばいいかわからない」が41.0%で最多の回答に。次いで、「資産が減っていくのを放置している後ろめたさがある」が28.6%と続いており、危機感や後ろめたさを抱えながらも、具体的な解決策を見出せずに足踏みしているジレンマが浮き彫りになりました。


■ 今後の理想のお金の置き方は「守りながら育てる」が48.5%で最多
これからの時代における理想のお金の置き方について、「リスクは抑えつつも、できるなら少しでも資産を増やしたい(守りながら育てたい)」が48.5%で最多となりました。「従来通りの銀行預金で保有したい(18.7%)」を上回り、新しい貯蓄に対する潜在的な需要の高さが明らかになっています。

<調査概要>
・調査主体 :株式会社Habitto(貯蓄の窓口 by Habitto)
・調査名 :インフレ時代における貯蓄意識・行動調査
・エリア :全国
・調査対象者:全国の20代〜50代の男女600名
・調査期間 :2026年8月28日~31日
・調査方法 :インターネット調査
※調査結果を引用いただく際は「貯蓄の窓口 by Habitto調べ」を引用元として記載ください。
■ 本調査結果について、家計再生コンサルタント 横山 光昭 氏よりコメント
今回の調査で、物価上昇を実感している人が8割を超える一方、金融資産の多くを預貯金で保有している人が多いことが分かっています。預貯金は元本が保証され、必要なときに使えるという大きなメリットがありますので、決して「預貯金=悪」ではありません。ただ、インフレが続く環境では、銀行口座に置いているだけでは安心とは言い切れません。金額が減らなくても、物価が上がれば、そのお金で買えるものは少しずつ減っていくからです。「これまでそうしてきたから」と何となく預貯金を続けるのではなく、お金を「使う・貯める・増やす」の3つに分け、目的に合った置き場所を考えることが大切です。預貯金か投資かの二択ではなく、守るお金は守り、育てるお金は育てる。そんな使い分けが、これからのお金との付き合い方には必要です。
家計再生コンサルタント 横山 光昭 氏(マイエフピー代表)
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表。支出を「消・浪・投®」に分ける家計管理と「つみたて投資」を両輪に、安定した家計運営と資産形成を目指す。相談の”現場”にこだわるファイナンシャルプランナーで、相談件数は3万件を超える。家族全員参加の「家族マネー会議」も評判。TV、雑誌、講演なども多数で、著書はシリーズ累計100万部超の『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』があり、著作は190冊、累計414万部。

■ 本調査結果について、アドバイザリー部門責任者 古尾 敦よりコメント
今回の調査結果は、日々の相談現場の実感とも重なるものでした。8割超が物価上昇を実感する一方、預貯金を続けるリスクを感じる人は半数以下にとどまっています。これは「危機感を持っていない」というより、「危機感はあっても、どう解消すればよいか分からない」状態にあることを示していると受け止めています。実際、「増やしたい気持ちはあるが値動きが怖い」「何から始めればいいか分からず、そのままにしている」というお声を数多くいただきます。今回、「危機感はあるが具体的にどう動けばいいかわからない」との回答が4割を超えたことは、生活者の課題が“意識”ではなく“選択肢”と“伴走”の不足にあることを裏付けています。私たちが「貯蓄マックス!」を、預貯金でも株式運用でもない“第三の貯蓄”と位置づけたのは、まさに「守りながら育てたい」という調査で最多となったニーズに応えるためです。値動きを抑えながら預金金利を上回る利回りを目指し、教育資金や住宅資金の頭金など、数年内に使う可能性のあるお金の新しい置き場所としてご提案します。アドバイザリー部門としては、無料のアドバイスサービスを通じて、お客さま一人ひとりの資金の性質に合わせた最適な組み合わせを具体的にご提案し、「わからないから動けない」という足踏みを一歩前に進めるお手伝いをしてまいります。
株式会社Habitto アドバイザリー部門責任者 古尾 敦昭 氏
金融業界で約15年、ファイナンシャルプランナーとして個人のお客さまのライフプランニングや資産形成、保障設計、法人のお客さまへのコンサルティングなどに携わる。現在はHabittoのアドバイザリー部門の責任者として、金融商品のアドバイスに加え、アドバイザー組織の構築・人材育成、営業戦略やサービス開発などを担っている。

■ 資産を守りながら育てる”第三の貯蓄”となる「貯蓄マックス!」
物価高騰による「インフレ負け」のリスクを回避したいものの、「下落リスクは抑えつつ、資産を少しずつ増やしたい」という生活者のニーズに対し、当社が提唱する“第三の貯蓄”を体現する新たな投資信託「貯蓄マックス!」を2026年9月8日(火)より正式に提供を開始します。
本商品は、銀行預貯金とも株式中心の運用とも異なる性質を持ち、日本人の貯蓄マインドに合わせた商品群「Japanese Saving Mindset Products」の第一弾です。円建てで、大きな値動きを抑えながら、預金金利を上回る利回りを目指す商品です。3年から5年のあいだに使うかもしれないお金。住宅の頭金、子どもの教育資金、あるいはとりあえず預金に置いたままになっているお金。預金のままではもったいない。かといって、積極的に投資に回すのは不安。そんなお金のための新しい置き場所として開発しました。
「貯蓄マックス!」商品ページ: https://habitto.com/savings-max/

※本図は家計における一般的な資金使途のイメージであり、すべての方に当てはまるものではありません。
※銀行預金金利は2026年9月1日現在でメガバンク3行が公示している預金金利の平均です。
※2026年7月1日から適用の目標利回り2.00%は日銀政策金利にもとづく運用目標であり、達成を保証するものではありません。
※貯蓄マックス!のリスクについて一般的な資産特性に基づく相対的なイメージです。元本保証を意味するものではありません。
※貯蓄マックス!は通常換金に約2ヵ月かかりますが、ゲート条項が発動した際に換金に時間を要します。
※株式・NISA等の想定利回りは一般的な市場データに基づく参考値であり、実際のリターンを保証するものではありません。
※目標利回りとは、必ず一定の収益を得ることのできる運用を意味するものではなく、記載されている目標利回りの数値は、その達成を示唆・保証するものではありません。したがって、投資者の元本が保証されるものではありません。
■株式会社Habittoについて
Habittoは、「お金の不安をなくす」というパーパスのもと、貯蓄の専門店(Savings Shop)「貯蓄の窓口 by Habitto」を運営する金融プラットフォームです。銀行預金だけに偏らないお金の置き方と育て方を、お客さま一人ひとりの目的や状況に応じてわかりやすく案内する、日本初※2の貯蓄の専門店(Savings Shop)です。当社は金融庁による審査を受け、関東財務局に登録しており、当局に対して継続的に事業状況の報告を行い、その監督を受けています(関東財務局長(金サ)第5号)。サービスとして、好金利のGMOあおぞらネット銀行ハビト支店の貯蓄口座(円普通預金口座)、還元率0.8%のHabittoデビットカードに加え、投資信託、保険、無料のアドバイスサービスを展開しています。2023年6月のサービス開始以来、登録ユーザー7.6万人、貯蓄口座開設4.1万件、累計顧客入金額420億円※3を突破しています(いずれも2026年9月1日時点)。
貯蓄の窓口 by Habitto公式HP:https://www.habitto.com/
※2) セービングスショップにおける日本初調査
定義:オンラインを主要接点とし、有人オンライン相談機能を有し、貯蓄と投資を横断的に取り扱う、貯蓄を主目的とした独立ブランドの金融サービス(銀行・証券本体の一機能として提供されるものは除く)
調査期間:1990年1月〜2026年9月(調査基準日:2026年9月8日時点)
地理的範囲:日本国内
調査対象:銀行、証券会社、金融サービス仲介業者、IFA法人、フィンテック企業、保険代理店等55社超
調査方法:各社公式情報、プレスリリース、金融庁登録業者リスト、日本金融商品仲介業協会会員情報に基づく調査(自社調べ)
※3) 累計顧客入金額は入金の累積総額であり、預金残高とは異なります。
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