造船業界の生産性向上を支援するDXツール「SIRMS」の提供開始
住友重機械搬送システム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:続木治彦、住友重機械工業株式会社100%出資、以下「住友重機械搬送システム」)は、造船業界向けにクレーンの稼働状況を可視化・分析するDXツール「SIRMS(SHI-MH Integrated Remote Monitoring System)」の提供を2024年5月21日より開始しました。
住友重機械搬送システムは造船業界向けクレーンの納入実績において国内最大規模を誇ります。製造工程や安定操業のポイントを熟知し、お客様の課題解決に長年努めてきました。今回、クレーンの稼働状況を可視化・分析することで現場の生産性向上を支援するためにSIRMSを開発しました。本サービスでは、今まで正確な把握が難しかったすべてのクレーンの稼働状況をリアルタイムに確認できるとともに、稼働データの蓄積と分析により安定操業や計画精度の向上が実現します。
今後は他業界・他機種への展開も予定し、培ってきた技術と収集したデータを活かした製品開発を通してお客様のさらなる期待に応えられるよう取り組んでまいります。
■SIRMSの仕組みについて
各工場にあるクレーンの稼働データはSHIcute(住友重機械グループ専用クラウド)へ自動転送されます。お客様は可視化・分析された情報をリアルタイムに確認し、データ分析結果を生産性向上に活用いただけるとともに、住友重機械搬送システムは万が一の故障発生時の状況・原因把握で早期復旧支援をおこなうことができるようになります。
■SIRMSでできること
以下の3つのポイントが掛け合わさることで、お客様の『生産性向上』に貢献します。
ポイント |
実例 |
安定操業の実現 |
・万が一の故障発生時の自動通報による早期状況把握 ・トレースバックによる早期原因究明 ・稼働データの収集、蓄積による故障未然防止 |
計画精度の向上 |
・搬送重量や走行距離などの稼働実績を記録 ・作業計画と作業実績の一覧化による予実差可視化 |
情報の共有 |
・稼働業況を誰でも、どこでもリアルタイムに確認可能 ・多拠点、多基数のデータを一覧化することでヌケ・モレ・ムダを排除 |
■本サービスに関する詳細はこちらをご参照ください。
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