アイネス創業60周年記念事業「八重洲オフィス開設プロジェクト」をサポート

～新たな拠点戦略として、八重洲にレセプション機能を有する新オフィスを開設～

三菱地所リアルエステートサービス株式会社

2023年10月31日 11時02分

三菱地所リアルエステートサービス株式会社（本社：東京都千代田区大手町1-9-2、代表取締役社長：湯浅　哲生）は、システムに関わる一貫したサービスと専門性の高いソリューションを提供している株式会社アイネス（以下、アイネス）の八重洲オフィス開設において、賃貸借における仲介業務でサポートしました。

アイネスは、創業当時から拠点戦略に注力しており、今から10年前に50周年記念事業として本社を東京に移転しました。顧客が地方自治体や大手金融機関が中心のため、来社する顧客へのレセプション機能を有する本社を、官公庁や金融の中心地に近い丸の内、八重洲、日比谷近辺に置きたいと考え、移転を検討していましたが、新型コロナウイルスの流行により、拠点戦略の根本的転換を余儀なくされ、通勤負担を軽減するターミナル駅に自社専用のサテライトオフィスを複数つくり、社員同士の接点となる拠点の設置へと拠点戦略を変更しています。

当社はこの新拠点となるサテライトオフィス開設からアイネスの「拠点戦略」のサポートを行なっておりますが、今回のレセプション機能を有する新たな拠点の再検討にあたっては、八重洲オフィス開設のための物件選定において支援を行ないました。アイネスが中期経営計画に基づくビジネスモデル改革やこれまでの働き方改革、コロナ禍により加速したニューノーマル施策に沿って拠点戦略を展開するなかで、当社は、「物件の規模感」「企業カルチャーへのフィット」、そして「立地」といったすべての条件を満たす物件をご提案することで、サポートすることができました。

今回の八重洲新オフィスが入居する「YANMAR TOKYO」は、東京駅の目の前という立地で、当初から、レセプション機能をもたせるオフィスにすることは決まっていたため、全国に支社があるアイネスの社員、そして全国から来社される顧客、両者が足を運びやすい魅力的な立地ということが物件選定の決め手となりましたが、「東京駅地下直結」や「ビル全体でのカーボンニュートラルへの取組み」「中間免震構造」等、安心して仕事ができる環境も整っている物件です。

アイネス代表取締役専務執行役員塚原進氏は、「かつて地方から上京した人が最初に目にする建物といえば、このヤンマービルでした。現在でも東京駅を象徴する存在に変わりはありません。北海道から九州まで全国に支社がある当社の社員、そして全国から来社されるお客様、両者が新幹線などで足を運びやすい魅力的な立地だと考えたことが大きいです。今後、立地やデザインなどの魅力あふれるこの拠点が強みになると思っています。上場以降、拠点となっていた横浜事業所には、会社のアイデンティティが詰まっていました。そのアイデンティティは新たなビルへと拠点が移っても、伝統として継承したいです。一方で、新しいカルチャーやビジネスモデルといった挑戦する気持ちは、八重洲オフィスに定着させていこうと考えています。社内と社外の隔たりをなくし、これまでアイネスの拠点になかった新しい発想でオフィスづくりに励みたいです。そのためには、既成概念に囚われない若い人がたくさん集まるオフィスにしたいです。」と述べています。

今後も当社は、多様化かつ高度化するオフィスニーズに対し、クライアントのニーズに沿ったサービスの充実に努めてまいります。