Keeper Security 2024年を振り返る

2024年は新製品の発表、ウィリアムズ・レーシングとのパートナーシップ締結、業界での評価を通じて、サイバーセキュリティ分野でのリーダーシップを確立

Keeper Security APAC株式会社

パスワードとパスキー、特権アクセス、シークレット、リモート接続を保護するゼロトラストおよびゼロ知識サイバーセキュリティソフトウェアの大手プロバイダであるKeeper Security APAC株式会社 (アジアパシフィック本社: 東京、CEO・共同創業者: Darren Guccione (ダレン・グッチョーネ)、以下「Keeper」) が、今年も終わりに近づく中、製品イノベーション、グローバル規模の事業拡大、業界でのリーダーシップ確立など、これまでの成果を振り返りつつ、2025年に向けた展望をお届けします。

Keeper SecurityのCEO兼共同創業者であるダレン・グッチョーネ氏は以下のように述べています。「2024年は、革新と具体的な成果が際立つ年となりました。エンタープライズ向けサイバーセキュリティソリューションを提供するという使命を果たすことで、世界中の組織や個人が直面する複雑で進化する課題に対応できました。」

製品イノベーション: サイバーセキュリティの水準の引き上げ

2024年、Keeperでは数多くの製品機能の強化と新しいソリューションを導入し、さらに進化を遂げました。

  • モバイル端末でパスキー対応: iOSおよびAndroid向けの自動入力機能をより直感的に簡素化し、Androidでは新たにダークモードをリリースしました。

  • パスフレーズ生成ツールの導入: 既存のパスワード生成ツールに加え、個人や組織のニーズに応じて選択可能なパスフレーズ生成ツールを新たに搭載しました。

  • コネクションマネージャーを介したリモートブラウザの分離: VPNを使用せず、ウェブサイトやクラウドベースのSaaSアプリケーションに安全にアクセスでき、完全なエンドツーエンド暗号化環境を実現します。

  • リスク管理ダッシュボード: Keeper管理コンソールに統合され、管理者は組織全体の設定やコンプライアンス状況をシンプルかつ迅速に把握できます。

  • 時間制限付きアクセス機能: Keeperユーザー間で認証情報を安全に共有し、指定期間後に自動的にアクセスが取り消されます。自己消滅レコード機能を使用すると、Keeperユーザーでない人とも一回限りでレコードを共有した上で、共有先ユーザーがレコードを開いた後、共有元ユーザーの保管庫から自動的に削除されます。

  • きめ細かな共有制御: ユーザーのロールに基づき、管理者がレコードの作成や共有に細かい制限を適用できる新機能を追加しました。

  • ユーザーインターフェースの刷新: ブラウザ拡張機能、 管理コンソール、モバイルアプリ、ウェブボルト全体でデザインを一新。初心者を含む全てのユーザーがKeeper製品を日常業務にスムーズに取り入れられるよう、さらなる使いやすさを追求しています。

  • 管理コンソールのポリシー強化: パスワード生成ツールの改善と新しいパスフレーズ生成ツールのリリースに対応して、ロールポリシーに新たなパスワードおよびパスフレーズポリシーが導入されました。

Keeper SecurityのCTO兼共同創業者であるクレイグ・ルーリー氏は以下のように述べています。 「これらの機能強化には、強力なセキュリティをシンプルで利用しやすい形で提供するという私たちの目標を体現しています。2024年には、AIやパスワードレス認証といった新技術に注力し、ビジネスにおけるサイバーセキュリティのニーズの変化に対応してきました。今後も画期的な特権アクセス管理ソリューションの展開に取り組み、ゼロトラストソリューションを通じて企業の資産保護を支援することを楽しみにしています。」

ウィリアムズ・レーシングとのパートナーシップ

2024年、Keeper Securityは F1のウィリアムズ・レーシング公式サイバーセキュリティパートナーとなり、テクノロジーとエリートモータースポーツの融合を実現しました。このパートナーシップでは、FW46のステアリングホイール、ハロー、サスペンションアーム、バージボードへのブランドロゴが配置され、エンジンカバーとフロントウィングには特別限定版のKeeperロゴが施されました。さらに、世界中のグランプリレースではドライバーが参加するイベントやファン向けイベントが開催され、ファンとの交流を深めました。

Keeper SecurityのCEO兼共同創業者であるダレン・グッチョーネ氏は以下のように述べています。「ウィリアムズ・レーシングとのコラボレーションは、レースにおける精密なエンジニアリングとサイバーセキュリティのシナジーを象徴しています。どちらの分野でも、スピード、信頼性、競争での優位性が不可欠です。」

Keeperとウィリアムズ・レーシングのパートナーシップは、サーキットの枠を超え、チームのグローバルな業務にKeeperのサイバーセキュリティソリューションを統合する形で展開されています。これには、レース戦略やパフォーマンス指標に関連したデータなど、レースが開催される各週末ごとに生成される膨大な機密データの保護が含まれます。このコラボレーションについてはケーススタディで詳しく紹介されており、Keeperのゼロトラストソリューションが、F1という緊迫した環境でウィリアムズ・レーシングの重要なデータをどのように安全に管理し、業務効率を向上させたかが明らかにされています。

ウィリアムズ・レーシングのチーム代表であるジェームス・ボウルズ氏は以下のように述べています。「私たちにはデータが必要です。サイバーセキュリティが必要です。ITインフラが必要です。そして、誰もが安全な環境で働けるようにしなければなりません。それは、イギリスにいようと世界のどこにいようと変わりありません。」 

世界的な成長とリーダーシップ

信頼されるサイバーセキュリティ界のリーダーとしての地位をさらに強化したKeeperは、AWSパートナーネットワークに参加し、FedRAMP Rev 5準拠を達成しました。これにより、世界中の政府や組織が求める最高水準のセキュリティ要件を満たすソリューションを提供していることが実証されました。

さらに、Keeperは戦略的な人材採用を通じてリーダーシップチームを強化しました。新たに迎えられたメンバーには以下が含まれます。

  • ジェームズ・スコビー氏: 最高情報セキュリティ責任者 (CISO)

  • リック・ギーハン氏: アメリカ地域営業担当シニアバイスプレジデント

  • 西山高徳氏: アジア太平洋 (APAC) 地域営業担当シニアバイスプレジデント兼日本カントリーマネージャー

  • ポール・アロンハイム氏: 連邦政府機関担当シニアバイスプレジデント

また、公共部門顧問委員会には、チェイス・カニンガム博士を迎え入れました。

研究分野でもリード

2024年には以下のような調査レポートを発表しました。

業界での栄誉

2024年には様々な賞を受賞し、サイバーセキュリティ界におけるリーダーとしての地位をさらに強固なものとしました。以下はその例です。

  • SC Awards Europe: 最優秀セキュリティ会社

  • Global Infosec Awards: 次世代CEO、最も革新的なCTO、ゼロトラストのパブリッシャーズチョイス、PAMのベストソリューション、次世代シークレット管理、最先端のサイバーセキュリティ研究、IAMのホットカンパニー

  • Teiss Awards: 今年のサイバーセキュリティ新発売製品

  • Fortress Cybersecurity Awards: ゼロトラストと暗号化

  • Globee Awards: 「パスワード管理」部門でKeeper企業向けパスワードマネージャーおよび「特権アクセス制御、セキュリティ、管理」の部門でKeeperPAMがそれぞれゴールドを受賞

  • 2024 Cybersecurity Excellence Awards: 複数のカテゴリで9回受賞

さらに、業界のレビューにおいても高い評価を得ました。主な評価は以下の通りです。

  • CHIP Password Manager Test (DACH): 総合優勝

  • U.S. News & World Report: ベストビジネスパスワードマネージャー

  • Tom’s Guide: セキュリティのベストパスワードマネージャー

  • PCWorld: 最もセキュリティに関心のある製品

  • G2: エンタープライズ、中堅企業、小規模企業カテゴリでリーダー

  • Okta Report: EMEA地域で最も成長しているビジネスアプリとして1位、世界ではトップテンにランクイン

Keeperのサイバーセキュリティ界でのリーダーとしての地位は、著名な業界アナリストレポートでも確立されています。KeeperPAM®は、特権アクセス管理 (PAM) 分野のEMAレーダーレポートで「バリューリーダー」に選ばれ、特権アカウントの保護におけるプラットフォームの効果が認められました。さらに、KeeperはGigaOmレーダーレポートの企業向けパスワード管理分野で3年連続で「総合リーダー」に選ばれ、パスワードと重要なアクセスの保護における絶え間ない研究と卓越性が反映されています。これらの評価は、ますます複雑化する現代のIT環境に対応できる統合ソリューションを提供するというKeeperの取り組みを示しています。

コミュニティへの参加

Keeperでは10月のサイバーセキュリティ意識向上月間(米国では10月ですが、日本では2月がサイバーセキュリティ月間と定められています)を、サイバーセキュリティ行動月間として再定義しました。単に意識を高めるだけでなく、個人や組織に対してデジタルライフを守るために具体的な行動を取るよう呼びかけました。毎週新たなサイバーセキュリティアクションが紹介され、参加者にサイバー攻撃を防ぎ、セキュリティを強化するための実践的なツールを提供しました。

さらに、小中学生、保護者、教員、管理者を対象に「Flex Your Cyber」というキャンペーンを立ち上げました。このキャンペーンでは、重要なサイバーセキュリティの知識を届けることを目的としており、National Cyber​​security Alliance、KnowBe4、ウィリアムズ・レーシングなどの組織から支援を受けています。また、F1ドライバーのアレックス・アルボン出演の動画など、魅力的なオリジナルコンテンツも用意されています。教育現場でのサイバーセキュリティを促進するため、子供向けのゲームから保護者や教員向けの情報まで、様々な人々を対象としたコンテンツを提供することで、早期にサイバーセキュリティ教育を行うニーズに対応する狙いです。安全にオンラインで過ごすための習慣を育み、次世代にはデジタル世界で安全に活動するために必要なツールを提供することを使命としています。FlexYourCyber​​.comにて是非この革新的なプログラムとリソースをご覧ください。

将来に向けて: Keeper Securityのイノベーションと教育への絶え間ない取り組み

変革の年となった2024年を振り返りながら、イノベーションの推進、サイバーセキュリティ教育の促進、デジタル世界の未来を見据えたゼロトラストソリューションを世界中の組織に提供するという使命を今後も堅持していきます。

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Keeper Securityについて

Keeper Securityは、世界中の個人や組織のサイバーセキュリティを変革しています。Keeperの低価格で使いやすいソリューションは、エンドツーエンドの暗号化、ゼロトラスト、ゼロ知識セキュリティの基盤の上に構築されており、あらゆるデバイス上のユーザーを保護します。ゼロトラスト特権アクセス管理ソリューションは数分で導入でき、あらゆる技術スタックとシームレスに統合することで、侵害の防止、ヘルプデスクコストの削減、コンプライアンスの確保を実現します。Keeperの製品は、何百万人もの個人と数千の組織に信頼されており、パスワード・パスキー管理、シークレット管理、特権アクセスの管理、安全なリモートアクセス、メッセージの暗号化で業界をリードしています。


詳しい製品内容は、KeeperSecurity.comでご覧になれます。
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会社概要

Keeper Security APAC株式会社

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URL
https://www.keepersecurity.com/ja_JP/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門4丁目1−13 プライムテラス神谷町 4階
電話番号
03-4520-3510
代表者名
ダレン・ショーン・グッチョーネ
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2022年05月