<2024 AIトレンド通信 4月>OpenAI、東京オフィス開設!GMOはAI活用で106,000時間/月の業務時間を創出
「日本をAI先進国に」を掲げAIのビジネス活用を学べる国内最大級のAI活用コミュニティ「SHIFT AI」URL:https://lp.shift-ai.co.jp
OpenAI、東京に新オフィスを開設
OpenAIは4月15日、東京にアジア初のオフィスを開設することを正式に発表した。同オフィスでは採用活動や法人セールス、カスタマーサポートを順次開始するという。日本法人の代表には、以前アマゾンウェブサービスジャパンの代表執行役員社長を務めた長崎忠雄氏が就任した。日本法人では、主に法人向け「ChatGPT Enterprise」の販売やサポートを行う。同製品はすでにダイキン、楽天、トヨタコネクテッドなどが導入している。また、日本政府のAIに対する積極的な姿勢と協力を通じて、AI利用の国際的なルール作りにも参加していく予定。
★木内コメント:
OpenAIが東京に設立するアジア初のオフィスは、地域市場への重要な進出を意味することでしょう。
今回の新しい拠点は、日本のテクノロジー先進国としての地位を生かし、AI技術の商用化と倫理的利用を推進する絶好の機会になると思います。代表に就任した元・アマゾン ウェブ サービス ジャパンの代表執行役員社長の長崎忠雄氏の経験を活かし、地域固有のニーズに応える戦略が期待されます。また、日本企業との連携強化は、技術革新と国際的なAIルール作りに寄与するでしょう。そして、今回のオフィス開設に伴い、OpenAIは日本での採用活動を開始し、「アカウントディレクター」と「リージョナルマーケティング」の2ポジションの募集を開始しました。日本のAI人材の中途採用市場でも注目の企業となりそうです。
参照:https://japan.cnet.com/article/35217781/
GMOが生成AI活用により、10万6,000時間/月の業務時間を創出!
GMOインターネットグループ(グループ代表:熊谷 正寿)は、2024年3月11日(月)から15日(金)にかけて、同グループの国内パートナー(正社員、派遣社員、アルバイト)5,857人を対象に(有効回答5,235人)アンケートを実施し、グループ全体で約10万6,000時間/月(前回調査差+約1万時間)、国内パートナー(従業員)の約11%にあたる663人月(前回調査差+63人月)に相当する業務時間を創出したことを発表した。
調査結果として、78.7%の国内パートナー(シフト勤務除く)が生成AIを「業務に活用している」と回答したことが判明。
分析では、業務に生成AIを活用しているパートナー1人あたりの業務削減時間は24.7時間/月(前回調査:24.6時間/月)と大きく変わっていないため、グループ内での生成AIの業務活用率が向上したことが、時間創出につながったと考えられることが挙げられた。さらに、生成AIを業務活用していると答えたパートナーのうち57.7%が有料ツールを活用しており、そのうち98.9%が継続利用を希望していることがわかった。
★木内コメント:
GMOインターネットグループが実施した最近のアンケートは、生成AI技術が業務効率化に大きく貢献していることを示しています。この調査により、国内パートナーの約78.7%が生成AIを業務に活用しており、その結果としてグループ全体で毎月約10万6,000時間の業務時間が創出されました。これは前回調査よりも約1万時間の増加であり、生成AIの利用率の向上が時間創出の主な要因であることが明らかになりました。また、使用しているパートナーの約57.7%が有料ツールを利用し、そのほとんどが継続利用を希望していると報告されています。このデータは、生成AIが現代のビジネスプロセスにおいて重要な役割を果たしていることを示し、今後のさらなる技術的進歩と導入拡大に向けたポジティブな兆しと言えます。
参照:https://www.gmo.jp/news/article/8922/
イーロン・マスク氏の独自LLM「Grok」の更新版「Grok-1.5V」を発表
イーロン・マスク氏率いる米AI企業xAIは4月12日、昨年11月に発表した独自LLM「Grok」の更新版「Grok-1.5V」を発表した。同社初のマルチモーダルモデルで、画像を認識する。既存のGrokユーザーに間もなく提供される予定だ。
1.5Vの最大の特徴は画像認識能力で、手書きのフローチャートやスクリーンショット、写真などの解析で、既存のマルチモーダルモデルと競合するとしている。
競合との性能比較に用いたベンチマーク「RealWorldQA」によって、Grok-1.5Vの空間理解能力が、OpenAIの「GPT-4V」、Anthropicの「Claude 3 Sonnet」および「Claude 3 Opus」、Googleの「Gemini Pro 1.5」よりも優れているという結果が出たとしている。
★木内コメント:
イーロン・マスク氏が率いる米AI企業xAIが、独自のLLM「Grok」のアップデート版「Grok-1.5V」を発表しました。この新バージョンは、画像認識機能を搭載した初のマルチモーダルモデルであり、手書きのフローチャートやスクリーンショット、写真などの多様なビジュアルコンテンツを解析する能力が特徴です。これにより、他の先進的なマルチモーダルモデルとの競争が激化すると見られます。
参照:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2404/14/news047.html
Microsoftがスマートフォンでも使える「Phi-3」を発表!
Microsoftは2024年4月23日、独自開発した高機能でコスト効率の高い小型言語モデル「Phi-3」シリーズを発表した。「Phi-3-mini」はスマートフォンの通信環境が無くても、円滑に動作する。大規模な競合のモデルと比べ、運用コストも低い。また、「Phi-3-mini」とともに、「Phi-3」シリーズとしてより高性能な「Phi-3-small」と「Phi-3-medium」の2つのモデルも発表され、これらは今後数週間で利用可能となる。
★木内コメント:
Microsoftは2024年4月23日、新しい小型言語モデルシリーズ「Phi-3」を発表しました。このシリーズは、特にインターネット接続が不要で動作する「Phi-3-mini」が注目されており、通信制約がある環境でも使用可能です。また、コスト効率に優れ、運用コストが低いことも特徴です。「Phi-3」シリーズには、より高性能なPhi-3-small」と「Phi-3-medium」も含まれ、これらは数週間以内に利用可能となります。これらのモデルは大規模な競合製品と比較しても低コストで、企業や開発者にとってアクセスしやすい選択肢を提供し、AI技術の普及と利用拡大を促進します。
参照:https://gihyo.jp/article/2024/04/phi-3-mini
国内最大級のAI活用コミュニティ「SHIFT AI」概要
SHIFT AIは国内最大級のAI活用コミュニティです。各方面のAIトップランナーが、国内外の業種やテーマ別のAI活用事例や実践ノウハウをウェビナー形式で講義します。
料金プラン:
[月払い] 9,800円(税抜)
[年払い] 98,000円(税抜)(約20%OFF)
特徴・機能:
①AI専門家との情報交換イベント
②ベストAI活用アワードへの参加権
③座席数限定イベントの優先招待もあり
④AI活用熱の高い企業、個人との名刺交換
⑤Facebookグループでの定期的なコラム配信
⑥国内AIトップランナーの定期ウェビナー講義
⑦業種別、テーマ別の生のAIケーススタディ講義
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SHIFT AI:https://lp.shift-ai.co.jp
代表取締役 木内 翔大について
木内 翔大(きうち しょうた)
株式会社SHIFT AI 代表取締役 / 一般社団法人生成AI活用普及協会 理事 / GMO AI&Web3株式会社 AI活用顧問
10歳でプログラミングを始めて大学時代はフリーランスエンジニアとして3年ほど活動。2013年に日本初のマンツーマン専門のプログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を創業。累計4.5万人にIT教育を行い、2021年に上場企業へ売却。2022年に株式会社SHIFT AIを設立し、「日本をAI先進国に」を掲げ、AIのビジネス活用を学べる国内最大級のコミュニティ「SHIFT AI」を運営。Xを中心にSNSで7.3万人のフォロワーに向けてAI情報を発信。
<X(旧Twitter)>
フォロワー数 7.5万人 (2024年5月現在)
月間インプレッション 7,000万
「日本をAI先進国に」をテーマに生成AIについて発信。
URL:https://twitter.com/shota7180
<メディア・セミナー出演 >
・テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」等メディア出演多数
・AI関連セミナー登壇 5回(累計800名が参加)
【会社概要】
社 名 株式会社SHIFT AI
所在地 東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア
代表者 代表取締役 木内 翔大
設立年月 2022年3月18日
資本金 4,300万
事業内容 コンサルティング / コミュニティ運営 / Youtubeチャンネル運営 / スクール運営
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