通塾しながらの習い事・部活の両立の影響について~通塾と習い事、二刀流が育むバランスの取れた成長~
株式会社DeltaX(本社:東京都千代田区、代表:黒岩 剛史)が運営する塾選びサービス『塾
選』は、小学高学年、中学生で通塾する子どもを持つ保護者を対象に「通塾しながらの習い
事・部活の両立」についての調査を行いました。
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調査結果サマリー
<小学高学年>
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通塾する小学高学年の習い事上位は、首位「英語・英会話」が約27%、続いて「水泳」が約
22%、約18%の方は習い事をしていない。
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通塾しながらも継続したい習い事の上位は1位「英語・英会話」、2位「ピアノ(音楽系含
む)」、同位2位「水泳」
-
通塾しながら習い事を継続したい理由としては「子どもがその習い事が好きだから」、「体
力づくりのため」、「リフレッシュとストレス解消のため」という子どもの興味や楽しさも重
視しつつ、健康や精神的なバランスも重要視している結果に。
<中学生>
-
通塾する中学生の習い事では、1位「英語・英会話」、2位「ピアノ(音楽系含む)」、3位「水
泳」という結果に。習い事をしていない人も全体の約46%と一定数いる。
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通塾しながらも継続したい習い事の上位は1位「英語・英会話」、2位「ピアノ(音楽系含
む)」、3位「水泳」
-
通塾しながら習い事を継続したい理由としては「リフレッシュとストレス解消のため」、
「体力づくりのため」や「子どもがその習い事を好きだから」が多かった。
-
中学生になると学業や受験の影響が強くなり、習い事が心身のバランスを保つ役割を果たし
ていることが分かる。
塾選編集部総まとめ
小学高学年と中学生では、現在の習い事を継続したい理由に違いが見られました。
具体的には、小学高学年では「子どもがその習い事を好きだから」が主な理由であるのに対
し、中学生では「リフレッシュやストレス発散のため」が上位に挙がっています。小学高学年
の子どもたちは、習い事自体を楽しみ、学校や塾以外の時間に好きな活動をしたい傾向が強
いようです。一方で、中学生は受験を控え、学業に専念する中での気分転換として習い事を
続けるケースが多いと考えられます。
また、中学生では習い事をしていない人も一定数いるものの、小学高学年・中学生ともに、現
在の習い事を継続したいと考える子どもが多い傾向にあります。
通塾しながら習い事をしている小学高学年の子どもたちの中では、「英語・英会話」が最も人
気があり、今後も継続したいと考える習い事の一つとなっています。受験に直結することもあ
り、通塾と並行して続けるケースが多いようです。
一方で、体を動かす「水泳」や、芸術分野では「ピアノ(音楽系を含む)」の習い事も人気が
高く、ストレス発散やリフレッシュに役立つとともに、学習への集中力を高める相乗効果が期
待できます。
中学生になると部活動が始まり、通塾と習い事を両立することが、小学高学年と比べて難しく
なるかもしれません。そのため、中学生の中では習い事をしないという選択をする人も一定数
いました。しかし、その中でも「英語・英会話」は引き続き上位にランクインしており、受験
に直結することや、継続することで効果を感じられる習い事は人気が高い傾向にあります。
また、小学高学年と同様に「水泳」や「ピアノ(音楽系を含む)」も根強い人気があり、学業
の比重が増す中学生にとっては、リフレッシュの一環として継続するケースが多いようです。
保護者の目線からすると、子どもの好きな習い事を途中で辞めさせたくない、学校以外のコミ
ュニティを持つことで視野が狭まらないようにしたいなどの意向もあるかもしれません。
今回の結果から、子どもが好きなことを尊重しながら、学業とプライベートの両方を充実させ
ることが可能であることが分かりました。通塾しながら習い事を続けることは、子どもの心身
にプラスの影響を与えるでしょう。ただし、両立にはバランスが重要となるため、ご家庭でス
ケジュール管理などのサポートを行うことが望ましいと考えられます。
【通塾しながら現在やっている習い事ランキング】
通塾【小学高学年】
通塾している小学4年生~6年生 67人対象(重複回答あり)
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通塾しながら行われている習い事として「英語・英会話」や「水泳」が特に人気であり、次い
で「ピアノ」や「習字」などの芸術・技能系の習い事が選ばれていることがわかります。ま
た、習い事をしていない方も全体の約18%おり、学業との両立の難しさや時間の制約を感じて
いる家庭が一定数存在することが示唆されます。
今後も継続したい習い事については、「英語・英会話」が16人と最も人気が高く、習いごと
の中で今後も継続したいと考えられていることが分かります。また、音楽やスポーツ関連(ピ
アノ、水泳、ダンス)が高い順位にあることから、多様な趣味・スキルを通じて成長を望む傾
向が見られます。
【通塾しながら習い事を継続したい理由の割合】
通塾【小学高学年】
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小学高学年の習い事を続けたい理由として「子どもがその習い事を好きだから」が最も多く挙
げられており、次いで「体力づくりのため」や「リフレッシュとストレス解消のため」が多い
ことがわかります。これは、子どもの興味や楽しさを重視しつつ、健康や精神的なバランス
も重要視されていることを示しています。
【通塾しながら現在やっている習い事ランキング】
通塾【中学生】
通塾している中学生 117人対象(重複回答あり)
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現在やっている習い事について、「英語・英会話」や「ピアノ(音楽系含む)」が1位・2位に
ランクインしており、これらは通塾と両立しやすい習い事として選ばれている可能性があり
ます。また、上位にはスキル習得系や基礎体力向上に関連する活動が目立ちます。
一方で、全体の約46%は習い事をしていないという結果でした。
今後も継続したい習い事について、「英語・英会話」が15人と最も人気が高く、今後も継続し
たい習い事として重視されていることが分かります。また、「ピアノ(音楽系含む)」や「水
泳」も上位にランクインしており、スキル習得や体力向上を目指す活動が支持されている傾向
が見られます。
【通塾しながら習い事を継続したい理由の割合】
通塾【中学生】
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中学生が習い事を続けたい理由として「リフレッシュとストレス解消のため」が最も多く挙げ
られ、次いで「体力づくりのため」や「子どもがその習い事を好きだから」が続いていること
がわかります。これは、中学生になるとストレス管理や健康維持が重要視される一方で、個
人の興味や楽しさも引き続き重要であることを示しています。
通塾しながら習い事を継続する理由
~小学高学年と中学生の差分~
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小学高学年では「子どもが好きだから」が最も高かったのに対し、中学生では「リフレッシ
ュとストレス解消」が最も高くなっています。
中学生になると学業や受験の影響が強くなり、習い事が心身のバランスを保つ役割を果たして
いることが分かります。
調査概要
調査名:通塾影響調査
調査目的:通塾による影響の実態を理解する
調査方法:インターネット調査
調査委託先:株式会社クロス・マーケティング
調査対象:全国の子どもがいる500世帯
査期間:2024年11月
※掲載しているグラフや内容を引用する場合は「塾選調べ:『通塾しながらの習い
事・部活の両立』に関する調査」と明記し、『塾選』(https://bestjuku.com)へのリンク設置をお願いします。
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