SCSK Asia Pacific、Tech Mahindraとインド、欧米市場向け代理店契約を締結
CAEソリューションのグローバル展開を加速
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭、以下 SCSK)は、CAE(コン ピュータ支援エンジニアリング)分野において、国内市場に加えて、グローバル展開を本格化します。SCSKの海外拠点であるSCSK Asia Pacific Pte. Ltd.(以下 SCSKAP)は、ITサービス分野においてグローバルでトップクラスの評価を受けるTech Mahindra Limited(以下 Tech Mahindra)と、構造解析ソフトウェア「ADVENTURECluster(アドベンチャークラスター)※1」に関するインドおよび欧米市場での販売代理店契約を締結しました。
※1 SCSKのグループ会社である株式会社アライドエンジニアリング(以下 アライドエンジニアリング)が提供するソフトウェア製品


▲写真左から:Tech Mahindra Limited, AVP, Automotive, Engineering Services Abhay Kulkarni 氏
SCSK Asia Pacific Pte. Ltd. General Manager 井口 博之
Tech Mahindra Limited, SVP,Global Delivery Head Engineering Services Venkat R Gajjala 氏
SCSK株式会社 製造事業グループ デジタルエンジニアリング事業本部 本部長 髙口 英樹
SCTM エンジニアリング株式会社 代表取締役兼 CEO 小川 達郎 氏
世界のCAE市場で過半を占めるインド・欧米諸国※2において、Tech Mahindraが持つ100社超の製造業 顧客基盤と高度な技術支援体制を活用することで、ADVENTUREClusterは2025年9月4日に発表したタイ市場への進出※3に続き、日本市場で培った「超高速解析」の価値を世界規模で提供していきます。Tech Mahindraは30年以上にわたり、世界各国の製造業企業にエンジニアリングサービスを提供しています。Tech Mahindraと提携することで、ADVENTUREClusterのスピーディかつ効果的な市場参入を実現します。これにより、SCSKの販売網はグローバル全域のうち約80%以上を網羅することとなり、5年後の売上高年間10億円を目指していきます。
※2 Grand View Research;Computer Aided Engineering Market 2023年版
※3 https://www.scsk.jp/news/2025/pdf/20250904.pdf
1.背景
現在、世界の自動車業界を中心とする製造業では、EVシフトに伴う開発期間の劇的な短縮や、設計・解析プロセ スの自動化・最適化が急務となっています。実物の試作を排し、設計初期段階から高度なシミュレーションを行う 「フロントローディング」は、迅速な意思決定を支え、環境負荷低減にも寄与する DX の中核技術として、かつて ないほど重要性が高まっています。SCSKは2003年より20年以上にわたり、製造業のお客様を中心に、多岐にわたるCAEソフトウェアの販売 と技術サポートを提供してきました。この日本市場で培った知見をもとに、設計・解析の自動化という潮流において従来のソフトウェアでは困難であった詳細モデルやフルアセンブリモデル(全部品集合モデル)を、圧倒的な許容力と計算速度で処理できる「ADVENTURECluster」のグローバル展開を加速し、インド・欧米を中心とした自動車、重電重工、建機、農機、家電などの業界の、設計および生産技術プロセスにおける実物での検証をデジタル化することで、意思決定の迅速化支援や開発コストの削減に貢献します。 なお、本代理店契約はSCSKの親会社である住友商事株式会社(以下 住友商事)、およびTech Mahindraと住友商事による共同事業会社であるSCTMエンジニアリング株式会社(以下 SCTM)の協力のもと、1年にわたる製品評価と顧客アプローチの検証を経て実現しました。
2.代理店契約に基づく具体的な活動
本契約に基づく具体的な活動は以下のとおりです。
-
Tech Mahindraによる販売活動と技術支援体制の構築
インドおよび欧米での販売活動を担うとともに、現地の設計・解析技術者に対して迅速かつ高品質なサービスを提供します。
-
Tech Mahindraのエンジニアリングサービスにおける「ADVENTURECluster」の活用
同社が既存顧客に提供しているサービスに本製品を組み込み、品質向上に貢献します。 なお、日本市場においては、SCTMを通じて本取り組みを進めていきます。
3.Tech Mahindraによるインド、欧米市場展開のメリット
-
CAEに特化した高度な技術体制
CAE分野のエンジニアリングサービスにおいて豊富な顧客提供実績があり、CAE専門の技術チームを擁しています。現地の設計・開発現場に密着した提案・サポートにより、お客様の課題解決に貢献します。
-
展開に関わる各社の強い繋がり
住友商事とTech Mahindraは、2020年に共同事業会社であるSCTMを設立するなど、強固な協力関係にあります。住友商事が持つ日本の製造業における知見と、Tech Mahindraの世界最大級のエンジニアリングサービスが融合することで、ADVENTUREClusterの海外展開を強力に支えていきます。
Tech Mahindraからのコメント
技術の高度化が進み、製品開発サイクルが短期化していく中で、設計とその評価のサイクルは、製造業にとって重要性を一層高めています。こうした環境下において、製造業の開発現場では、精度と速度を保ち、且つスケー ラブルなシミュレーションプラットフォームが求められています。 Tech Mahindra は、グローバルな事業基盤と製造業向けのエンジニアリングサービス分野における高度な知見を活かし、製品開発プロセス全体を通じたAI活用やデジタルツインの導入を支援してきました。これにADVENTUREClusterの特長である高いパフォーマンスが組み合わさることで、製品開発の効率化や期間短縮により一層貢献できると考えております。
RV Narasimham, President, Engineering Services,Tech Mahindra Limited
4.ADVENTURECluster について
ADVENTUREClusterは、アライドエンジニアリングが開発・提供する国産の大規模構造解析ソフトウェアです。CAEソフトウェアの多くが海外製である中、ADVENTUREClusterは、希少な日本発のソリューションとして、大規模な解析モデルを並列環境下で超高速に計算できる画期的な機能を特徴としています。この高速性と解析精度により、お客様は製品品質の飛躍的な向上と開発期間の短縮を可能にし、現在100社を超えるお客様にご利用いただいています。
SCSKグループのマテリアリティ
SCSKグループは、経営理念「夢ある未来を、共に創る」の実現に向けて、社会と共に持続的な成長を目指す「サステナビリティ経営」を推進しています。 社会が抱えるさまざまな課題を事業視点で評価し、社会とともに成長するために、特に重要と捉え、優先的に取り組む課題を7つのマテリアリティとして策定しています。
本取り組みは、「豊かな未来社会の創造」「安心・安全な社会の提供」「地球環境への貢献」に資するものです。
-高速・高精度なシミュレーションにより迅速な意思決定の支援や、製品品質と開発効率の向上に貢献 -実物検証のデジタル化を図ることで、実物の試作を排し、環境負荷の低減に寄与
・SCSKグループ、経営理念の実践となる 7 つのマテリアリティを策定
https://www.scsk.jp/corp/csr/materiarity/index.html
本件に関するお問い合わせ先
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
製造事業グループ デジタルエンジニアリング事業本部 プロダクト営業部 柿沼
TEL:03-5859-3012
E-mail:advc-staff@scsk.jp
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
