ベーリンガーインゲルハイムとアショカ・チェンジメーカーズ、「人々のより良い健康の実現を目指して(Making More Health)」

コンペティションの最終候補者13人が選出される

2011年11月9日 米国/ワシントンDC、ドイツ/インゲルハイム

ベーリンガーインゲルハイムとアショカ・チェンジメーカーズは11月9日、第1回 「人々のより良い健康の実現を目指して(Making More Health)」コンペティションの最終候補者13人が選出されたことを発表しました。このオンラインコンペティションは、世界中の健康にかかわる困難な課題に対し最善の解決策を見出し、その実行を支援する、3年間にわたる世界規模の活動の一環として開催されているものです。一般投票により、コンペティション応募者の中から3人の受賞者が選ばれ、受賞者一人ひとりに、そのアイディアを実現するための資金として10,000米ドルが提供されます。

世界各国470人以上の応募者(日本からの応募は12人)の中から選ばれた13人の最終候補者からは、健康に関する分野で変革をもたらすもっとも革新的かつ有望な解決策が提案されています。最終候補者の選出は、米国保健社会福祉省のアマン・バンダリ氏、レメルソン基金事務局長のキャロル・A・ダール氏、ベーリンガーインゲルハイム取締役会会長のアンドレアス・バーナーなどの専門家から構成される審査員グループが行いました。

「人々のより良い健康の実現を目指して(Making More Health)」コンペティションの目標は、健康分野において、個人、家族、コミュニティーのより良い健康を促進できるような、未来を築く革新的アイディアを見出し、その実行を支援することです。応募者の皆さんから寄せられた解決策には、予防や生活習慣から疾病の発見および治療まで、健康と医療にかかわるさまざまな課題に対するものがありました。13人の最終候補者たちは、これらの分野における医療システムを改善するための、もっとも革新的な解決策を提案しています。

ベーリンガーインゲルハイム 南欧統括副社長のジャン・シェフチック・ド・ソルノックは次のように述べています。「『人々のより良い健康の実現を目指して(Making More Health)』コンペティションには、医療におけるリーダーシップと革新を支援し、個人、家族、コミュニティーの健康を向上させるというベーリンガーインゲルハイムのコミットメントが反映されています。保健医療の提供に新しいアプローチを見出し、その実行を支援する本コンペティションは、より健康になる機会がすべての人々に持続的に提供される未来社会の実現に貢献することでしょう」。

第1回 「人々のより良い健康の実現を目指して(Making More Health)」 コンペティションの最終候補者のエントリーは以下のとおりです。

・貧困層のための低価格・高品質のヘルスケア / パキスタン
・Colalife:アフリカ農村におけるコーラの供給網を利用した医薬の物流 / ザンビア
・Cool2Care-青年介護士と家族を結びつけ、障害を克服する / 英国
・eDOTS: 結核治療の確かな結果を / インド
・E-ヘルスポイント:農村のヘルスケアの変革 / インド
・命を救う診断:HIVとTB診断とモニタリングの遅延を減らすサンプル輸送 / レソト
・ミラクル・フット:内反足の治療によって、障害を予防する / 米国
・健康への道:難民の健康とウェル・ビーイングの統合 /米国
・RevoLOOtionary: 農村の衛生市場を開拓する / カンボジア
・SMS Now! 生命がそれにかかっている / インド
・子供の健康:スラムの家族のためのトータル・ヘルス・ソリューション / ブラジル
・都市スラムにおける持続可能な衛生:衛生関係疾病の削減 / ケニヤ
・ユナイト・フォー・サイト:視力のために団結しよう / ガーナ

一般投票は、www.changemakers.com/morehealth および Changemakers Faceboookで可能です。投票期間は2011年11月9日から2011年11月30日までです。受賞者の発表は2011年12月7日に行います。

当プレスリリースについて

当資料は、ドイツ ベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)と米国 アショカ・チェンジメーカーズが11月9日付で配信したプレスリリースの日本語版であり日本国内の状況と異なる情報が含まれる場合があります。内容および解釈は、オリジナルである英文が優先します。

ベーリンガーインゲルハイムについて

ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で145の関連会社と42,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。

2010年度は126億ユーロ(約1兆4,658億円)の売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の約24%相当額を研究開発に投資しました。

日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約3,000人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。詳細は下記をご参照ください。

http://www.boehringer-ingelheim.co.jp

アショカについて

アショカは、世界の優れた社会起業家-世界でもっとも緊急性の高い社会的問題に対して旧くなったシステムを変革する斬新な発想で解決を図る人-を支援する世界的組織です。1981年の設立以来、アショカはアショカ・フェローに給付金、専門的支援、そして70カ国にまたがるフェローのグローバルネットワークへのアクセスを提供し、約3,000人の優れた社会起業家を輩出してきました。アショカは社会起業家という分野を開拓してきたことで世界的に知られており、現在は、全ての人々に革新と問題解決を奨励し、「誰もがチェンジメーカーである」世界の構築に取り組んでいます。

http://japan.ashoka.org/
http://www.Ashoka.org

アショカ・チェンジメーカーについて

アショカ・チェンジメーカーズは、世界中の社会起業家らを結びつけて、アイディアを共有し、相互に刺激し合い、助言し合ってもらうための、オンラインコミュニティ活動です。オンラインによる共同コンペティションおよびオープンソースのプロセスを通じ、Changemakers.comは、世界のもっとも差し迫った社会問題を解決するためのアイディアを打ち出し、話し合い、そのアイディアをスケールアップしていく、世界でもっとも活気ある場のひとつとなっています。チェンジメーカーズは、アショカの30年の歴史と「誰もがチェンジメーカーである」世界の構築へのビジョンに基づき、社会革新のための最善のアイディアを共有し、改良し、そのアイディアに資金提供できる場を設けています。

会社概要

URL
http://www.boehringer-ingelheim.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都品川区大崎2-1-1 ThinkParkTower(17階)
電話番号
03-6417-2200
代表者名
ヤンシュテファン・ シェルド
上場
未上場
資本金
-
設立
1961年06月