「第17回ガラスびんアワード」各受賞商品決定 エントリー本数、過去最高を記録!サスティナブル、エシカルなど環境を意識した商品が多数エントリー
三菱食品株式会社が最優秀賞を受賞!受賞商品名:『蔵べる シリーズ』
アワード」において、受賞8商品が決定いたしましたので発表いたします。
【コロナ禍を乗り越え、過去最高エントリー本数を実現】
新型コロナウィルス感染拡大の中、感染対策に万全を期して、「第17回ガラスびんアワード」を無事に開催する
ことができました。コロナ禍の影響により新商品の発売延期や発売中止が相次ぎ、エントリー商品の減少が予測されていましたので、エントリー方法や開始時期などの見直しにより、過去最高のエントリー本数となりました。このような大変な状況の中、エントリーいただきました皆様には、心より厚く御礼申し上げます。
【サスティナブル、エシカルなど環境を意識した商品が揃う】
世界的にもSDGsへの関心が高まる中、コロナ禍の情勢も加わり、より環境に配慮した思考にシフトしています。
そのような背景を受け、今年は時代の流れを色濃く反映したガラスびん商品が多数エントリーされました。
いくつもの生産者が協力し合って誕生した商品、出荷するのが難しくなった作物を有効利用した商品、売上で地域を支援する商品、さらに巣ごもり需要に応えた自宅で楽しむ贅沢な商品など、サスティナブルとエシカルな視点に溢れる商品が多数見受けられました。
劇的な変化を余儀なくされた日常生活に「心の豊かさ」、「丁寧な暮らし」など、ライフスタイル自体に求める欲求が、投影されているようでもありました。この想いが「安全・安心」なガラスびんに入ることにより、様々な付加価値を与え、これから迎える新たな時代に向けた、メッセージ性のあるガラスびんアワードとなりました。
【最優秀賞】
三菱食品株式会社「蔵べる シリーズ」
<受賞理由>
「コロナ禍の中、全国各地の酒蔵が協力し合って実現した日本酒のシリーズ。自宅に居ながら旅行気分で、飲み比べにちょうど良い一合サイズ。七宝の文様が美しい清酒らしいガラスびんに入っていることで、豊かな気持ちになれる商品。」という点が評価され、最優秀賞に選出されました。
【優秀賞】
京都府茶協同組合「京都宇治玉露 玉兎」
<受賞理由>
「自宅時間が多くなった時節のいただき物としても嬉しく、玉露がガラスびんに入ることにより贅沢感を演出し、心豊かな気分にしてくれる。漆器に塗りを重ねたような立体感のある印刷がとても綺麗で、手にした時の高級感もガラスびんならではの商品。」という点が評価され、優秀賞に選出されました。
【優秀賞】
キリンディスティラリー株式会社「キリン シングルグレーンウイスキー 富士」
<受賞理由>
「ウイスキーボトルらしいシンプルなシルエットのガラスびんの底に施された、富士山がウイスキーの琥珀色に反射して美しい。視覚的な楽しみがあり、贈り物としても気品漂う贅沢な商品。」という点が評価され、優秀賞に選出されました。
【機能・環境賞】
FVジャパン株式会社「冷感マスク」
<受賞理由>
「今では必需品になったマスクを、適度な重さのガラスびんに入れ、自動販売機で販売する着想がユニーク。そのまま冷やすことで清涼感も得られ、マスクを密封性に優れたガラスびんに入れることにより清潔で安心感が広がる商品。」という点が評価され、機能・環境賞に選出されました。
【リリー・フランキー賞】
株式会社柳屋本店「YANAGIYA ウォーターポマード」
<受賞理由>
「シンプルなガラスびんに入れることで高級感が漂う。金色の文字に黒淵を入れた商品名のフォントや金色のキャップが1950年代のアメリカのバーバーのイメージを醸し出し、レトロでありながらモダンな風合いを感じる商品。」という点が評価され、リリー・フランキー賞に選出されました。
【富永美樹賞】
株式会社ノエビア「ノエビア ウォータリーオイル セラム」
<受賞理由>
「キャップや肩のパーツが簡単に取り外せる構造は、分別しやすく、使用後のリサイクルにも配慮している。ガラスびんのフォルムも美しく、中のオイルがゴールドに透けて輝き、高級感が際立つ商品。」という点が評価され、富永美樹賞に選出されました。
【日本ガラスびん協会特別賞】
キッコーマン食品株式会社「キッコーマン 特選 丸大豆しょうゆ 卓上」
<受賞理由>
持ちやすい、液だれしにくい、倒れにくいなどの機能とスタイリッシュなデザインが特徴のしょうゆ卓上びんは、2018年に「立体商標」として登録されました。日本はもとより海外においても、親しまれ続けている商品です。2021年に発売60周年を迎えられ、その長きにわたるガラスびんへのご愛顧に感謝と敬意を表し、日本ガラスびん協会特別賞に選出いたしました。
【日本ガラスびん協会特別賞】
株式会社パイロットコーポレーション「インキ30ml」
<受賞理由>
コンパクトで安定感があるびんのフォルムは実用性が高く、発売当初から変わらぬ普遍的なデザインで親しまれてきました。万年筆用インキの形状イメージとして、世代を超えて普及したアイコンとなっています。2021年に発売60周年を迎えられ、その長きにわたるガラスびんへのご愛顧に感謝と敬意を表し、日本ガラスびん協会特別賞に選出いたしました。
■審査委員講評
<審査委員長 リリー・フランキー氏>
今回は、SDGs関連、そしてコロナ禍の影響で、今までとは少し面持ちの違う商品が多く見られ、この時代ならではの商品がたくさんありました。印象的だったのは、このような状況において協力し合う中で生まれたガラスびんのデザイン。みんなが沈んだ気持ちになっている時には、心を贅沢にするようなガラスびんに入った商品が出てくるのだと思います。
<審査委員 富永美樹氏>
ガラスびんは中に入っているものを美味しそうに、また素敵に見せてくれる魅力がありますが、リサイクルできたりリユースできるというのも最大の特徴だと思いますので、分別のしやすさなど、わかりやすくアピールしていただけると嬉しいです。今回、地球のためにも私たちの未来のためにも、ますますガラスびんにがんばってほしいと思いました。
【審査委員インタビューコンテンツを近日公開】
「変わりゆく時代の中、未来に向けてこれまでのガラスびんアワードを振り返る」ことをテーマに、審査委員のお二方にインタビューを行いました。近日公開予定です。
<ガラスびんアワードWeb>
http://glassbottle.org/award
【第18回ガラスびんアワードより通年エントリーを開始いたします】
これまで期間を限定した中でエントリーいただいていました。しかし、近年は発売形態が多様化していることから、発売開始時期に合わせ、いつでも気軽にエントリーできるよう、第18回ガラスびんアワードより通年エントリーを開始することにいたしました。通年エントリーの開始時期、エントリー方法などは、改めてWebサイト、SNSにて発表いたします。
【日本ガラスびん協会のご紹介】
<名称>日本ガラスびん協会
<会長>石塚久継
<住 所>東京都新宿区百人町3-21-16 日本ガラス工業センター3F
<目 的>ガラスびん商品の利用啓発並びに利用情報の収集及び提供等を実施
<Web>http://www.glassbottle.org/
<SNS>
Facebook: https://www.facebook.com/binmusume.binkyo
Twitter :https://twitter.com/glassbottleorg
Instagram:https://www.instagram.com/glassbottleorg/
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