近畿大学とインキュベイトファンド株式会社が包括連携協定を締結
アントレプレナーシップの人材養成を支援
近畿大学(大阪府東大阪市、学長:細井 美彦)とインキュベイトファンド株式会社(東京都港区、代表パートナー:赤浦 徹、本間 真彦、和田 圭祐、村田 祐介、ポール・マクナーニ、以下:インキュベイトファンド)は、起業やイノベーション創出、社会問題解決などに挑戦できる人材の養成や学術振興、世界ならびに地域社会の発展や産業振興への寄与を目的として、本日、令和4年(2022年)3月25日(金)に、包括連携協定を締結しました。
- 1. 本件のポイント
●投資家目線の指導により大学院生を中心とするスタートアップを直接的に支援
●将来の有望企業の早期発掘
- 2. 本件の内容
一方、インキュベイトファンドは、平成22年(2010年)の創業以来、総額850億円以上の資金を運用し、関連ファンドを通じて、520社以上のスタートアップへの投資活動を行うなど、創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルとして国内最大規模の実績を有しています。投資分野は宇宙、医療、エンタメ、AI、ロボティクスなど多岐に渡り、「Zero to Impact」をモットーに、起業家と共にDay Zeroから次世代産業の創造に取り組みます。また、より創業期に近い起業家との接点としてシードアクセラレーションプログラム「Incubate Camp」を運営。スタートアップの創業・飛躍の場として、またベンチャーキャピタリストのコアコミュニティの場として活用されています。
本協定では、近畿大学大学院「実学社会起業イノベーション学位プログラム」を中心とするアントレプレナーシップの人材養成ならびに大学発ベンチャー・エコシステムの形成と、それらの持続的発展に向けて、組織的な連携強化を図ります。これにより、投資家目線の指導で大学院生を中心とするスタートアップを直接的に支援するとともに、将来の有望企業の早期発掘を目指します。
- 3. 本協定締結による取り組み
(1)講師の紹介
起業家・若手実務家を招いたオムニバス講義等の実施
(2)長期インターンシップ先の紹介
スタートアップ起業等での2カ月以上のインターンシップの実施
(3)大学院生のスポットメンターの紹介
文系・理系の教員および起業家の計3名による複数指導体制の構築
(4)インキュベイトファンド主催プログラムへの参加
アクセラレータプログラム・ピッチコンテストへの学生の参加
(5)大学発ベンチャーの起業支援
ディープテックスタートアップのシード期支援
- 4. 近畿大学大学院 実学社会起業イノベーション学位プログラム(仮称)
開設予定:令和5年(2023年)4月
定員:30名(収容定員60名)
学位:修士(学術)
設置の目的:既存の学問体系を超えた学際的なアントレプレナーシップを涵養し、実学的社会実装の実現に資する人材を養成する。
養成する人物像:
1、研究シーズと社会ニーズや課題をマッチングさせ、起業できる人材
2、企業における社内ベンチャーやプロジェクトリーダーとして、新事業・新商品開発の活性化や改革に貢献できる人材
3、事業承継(アトツギベンチャー)のノウハウを備えた人材
4、NPO・NGOの立ち上げ、グローバルな社会的課題の解決に挑戦できる人材
5、革新的な公共政策を立案できる人材
※設置計画は予定であり、今後内容に変更が生じる場合があります。
- 5. 近畿大学
所在地:大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
学長:細井 美彦
設立:大正14年(1925年)
学部:情報学部、法学部、経済学部、経営学部、理工学部、建築学部、薬学部、文芸学部、総合社会学部、国際学部、農学部、医学部、生物理工学部、工学部、産業理工学部
URL:https://www.kindai.ac.jp
- 6. インキュベイトファンド株式会社
代表パートナー:赤浦 徹、本間 真彦、和田 圭佑、村田 祐介、Paul McInerney
創 立:平成22年(2010年)
事業内容:ベンチャー企業の投資・育成
従業員数:31名
URL:https://incubatefund.com
- 7. 本資料の配布先
【本件に関するお問合せ先】
近畿大学広報室 担当:村尾、カルタジローネ
TEL:06-4307-3007 FAX:06-6727-5288
E-mail:koho@kindai.ac.jp
インキュベイトファンド株式会社 担当:清水
TEL:090-7430-8054
E-mail:shimizu@incubatefund.com
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