これからは「インバウンド美容」に注目!「訪日外国人旅行者の実態調査~美容サービス・美容関連サロン編~」結果発表

訪日外国人旅行者の「半数」が、滞在中に美容関連サロンを体験 / 体験者の9割が満足!「技術力」「衛生的」「価格体系の明瞭さ」を支持

株式会社リクルート

 株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘)が企画編集するヘアサロン、リラクゼーション&ビューティースポットのクーポンマガジン『HOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)』は、2014年訪日外客数上位6位までの国と地域(台湾、韓国、中国、香港、米国、タイ)の観光経験者600人を対象に、日本観光における「美容サービス」「美容関連サロン(※)」に関するアンケートを行い、結果をまとめましたのでお知らせします。

(※)美容関連サロン:ヘアサロン/リラクゼーション(マッサージ)サロン/エステサロン/ホテルスパ/ネイルサロン/アイビューティーサロン/これ以外の美容関連サロン
【結果サマリ】
訪日時、半数の旅行者が何かしらの美容関連サロンを体験!
日本の美容関連サロンに行った人は「ホテルスパ」が26.7%と最も多く、続いて「リラクゼーション(マッサージ)サロン」23.5%と、リラク関連サロンが特に人気。半数が何かしらの美容関連サロンを体験している。女性においては「ヘアサロン」「ネイルサロン」にも17%前後が行った結果に。

日本政府観光局(JNTO)は、2014年の訪日外国人旅行者数が1341万4000人となり、年間の過去最高記録を更新したと発表しました。また2014年10月より訪日外国人旅行者に対し、免税の対象商品が化粧品等にまで拡大したため、「インバウンド消費」(訪日外国人消費)は、前年比43.3%増の2兆305億円(2014年推計、観光庁調べ)と大いに盛り上がりを見せています。日本が誇るサービス業の一つ、美容サービスについても、訪日外国人旅行者の上位6カ国(地域)600人にアンケートをとったところ、半数が何かしら美容関連サロンを体験をしているという結果になりました。
主に、宿泊施設に併設された「ホテルスパ」や、温浴施設に併設された「リラクゼーション(マッサージ)サロン」の体験者が多いという結果になっていますが、女性に限定すると「ヘアサロン」「ネイルサロン」に行ったと答える回答者もそれぞれ、17.3%、16.0%と現れています。ビザの要件緩和や昨今の円安傾向を背景に伸び率が著しい「中国」「タイ」や、個人旅行比率が高い「米国」が美容サービス消費を牽引。今後、さらに訪日外国人旅行者の受け入れ体制が整備されていく予定ですので、モノのみならず日本の美容サービス、「インバウンド美容」消費に注目です。

Q.日本に来た際、美容関連サロンに行きましたか?(全体/n=600/複数回答)


美容サービスの満足者は90.6%!
サロン利用経験者の満足度は、「非常に満足」「満足」と答えた人が9割にのぼり、感想として「技術力が高い」がトップに! 女性は、衛生面を評価する声が多く、日本のサービス水準の高さがうかがえる。

Q.美容関連サロンに行った満足度(サロン利用経験者/n=300/単一回答)

Q.美容関連サロンに行った感想にあてはまるものは?(サロン利用経験者/n=300/複数回答)

※男性・女性の太字は、最大値


日本ならではのネイルサービス。興味がある施術は、「細かい絵」や「ラインストーン」「立体的なアート」など、日本滞在中だからこそ体験できる盛り・技術が人気の傾向!
全体の5位には「アニメなどのキャラクターの絵を描く」がランクイン。アニメのキャラクターデザインの支持は「タイ」が高く、「タイ」の旅行者が描いてみたいキャラクターは「ドラえもん」が1位。その他の国はすべて「ハローキティ」が1位。

日本ならではの美容サービスとして注目すべきは、ネイルサービス。滞在中、気軽に1本から体験しやすい。シンプルな1色塗りが主流の諸外国と比べ、細かいデザインを施したり、甘皮のお手入れや爪の形を整えること、爪の表面を磨くことなどネイルケアが充実しています。日本のネイルサロンが提供するサービス・デザインで、興味があるもの・やってみたいものを女性限定で聞いてみると、6カ国(地域)計では、「細かい絵」や「ラインストーン」「立体的なアート」など、日本でだからこそ体験できる盛りや、技術力が光るデザインが人気の傾向となりました。
しかし、国(地域)別に見ると上位はだいぶ異なっており、「台湾」「香港」は「フレンチネイル等のシンプルなデザイン」と「ネイルケア」が支持を集め、一方「中国」は「ラインストーン」の盛りと「1色塗り」という二極化傾向。「韓国」は、全体順位と同様に「シンプルなデザイン」「細かい絵」「ラインストーン」に支持が集まり、古くからネイル文化が定着している「米国」は、「シンプルなデザイン」「ラインストーン」を支持すると共に、アジア圏ではないためか、「和柄の絵」への興味が「中国」についで高い結果になりました。
特筆すべきは、「タイ」の「アニメなどのキャラクターの絵を描く」が42.0%と他国と比べ高い支持を集めたことです。描きたいキャラクターとして、他国は「ハローキティ」を1位に挙げる中、「タイ」のみ、神様として奉られるほど人気が高い「ドラえもん」が1位ということも興味深い結果となりました。

Q.日本のネイルサロンが提供するサービスで、興味があるもの・やってみたいものは?
(女性計/n=300/複数回答)

※国別の太字は、上位2位項目

Q.爪に描いてみたい日本生まれのキャラクターは?
(女性計/n=300/複数回答)※24キャラクター中上位5位を記載

※国別の太字は、米国以外上位2位項目。米国は1位のみ

【アンケート概要】
■調査名    
「訪日外国人旅行者の実態調査~美容サービス・美容関連サロン編~」(『HOT PEPPER Beauty』調べ)
■調査目的   調査対象6つの国と地域の、訪日観光者の行動や意識の実態を把握する
■調査方法  インターネットによる調査
■調査時期  2014年8月25日(月)~9月3日(水)
■調査対象  過去1年以内に日本を旅行したことのある、20~59歳の男女
※台湾、韓国、中国、香港、米国、タイ(JNTO「訪日外客数総数」を参考に2014年5月の客数上位6つの国と地域を抽出)
■調査内容  過去1年間での訪日旅行・飲食・美容経験、次回の訪日意向
■有効回答数  600名(台湾、韓国、中国、香港、米国、タイ各100名)

【『HOT PEPPER Beauty』概要】
『HOT PEPPER Beauty』2月号 2015年1月30日(金)発行


『HOT PEPPER Beauty』は、ヘアサロン、リラクゼーション&ビューティースポットの情報をメインに「キレイになりたい」「かわいくなりたい」を応援するフリーマガジンです。
東京23区内4エリア(渋谷・恵比寿、新宿、池袋、銀座)で毎月最終金曜に発行され、東京23区内4エリアを除く全国の各地域では、『HOT PEPPER』として発行されています。

2月号では、本調査のレポートとなる「外国人も注目! 『痛ネイル』って知ってる?」を掲載。
ほか、「“トゥルン美髪”のための最新6トピックス」「不調を引き起こす『スマホ姿勢』」などを特集!

▼その他の特集記事やラック設置場所の詳細は
http://magazine.hotpepper.jp/
 
▼リクルートライフスタイルについて
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▼本件に関するお問い合わせ先
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会社概要

株式会社リクルート

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URL
https://www.recruit.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
電話番号
-
代表者名
北村吉弘
上場
未上場
資本金
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設立
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