リバネスとスタートアップクラスが業務提携を開始。日本のディープテック・スタートアップの経営幹部候補人材の発掘育成を加速

アジア最大級のディープテックベンチャーの発掘育成を手掛けるリバネスグループと、スタートアップ採用支援に強みのあるスタートアップクラスとの連携により、日本のディープテックスタートアップの成長支援に寄与

スタクラ

2025年3月4日 09時00分

株式会社スタートアップクラス（本社：東京都目黒区、代表取締役：藤岡清高）は、株式会社リバネス（本社：東京都新宿区、代表取締役社長COO：髙橋修一郎）、株式会社リバネスキャピタル（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：池上昌弘）と共に日本のディープテック・スタートアップ経営幹部候補人材の発掘育成を加速するための業務提携（以下「本提携」）を開始いたしました。

2022年より政府が推進する『スタートアップ育成5か年計画』のもとスタートアップの急増が予想される中、経営人材の不足という大きな課題に対して、アジア最大級のディープテックベンチャーの発掘育成を手掛けるリバネスグループと、スタートアップ採用支援に強みのあるスタートアップクラスとの連携により、日本のディープテックスタートアップの成長支援ひいては産業創出に寄与してまいります。

リバネス社との連携に至る背景

今後、日本では、スタートアップ10万社、ユニコーン100社創出に向けて1兆円の予算が投じられ、最先端の大学研究や科学技術などを活かして起業する大学発ベンチャー・スタートアップ企業数がさらに急増することが予想されています。その中で、最大の課題となる経営チームの形成・定着においては、中長期的な若手の経営人材育成や伴走人材の輩出に加えて、企業での活動経験をもつ中途人材の流動性を高め、大学発ベンチャー・スタートアップの経営幹部人材として継続的に育成・供給する仕組みづくりが重要であると考えます。

中でも、大学発ディープテックと言われる研究開発型のスタートアップは、研究者中心の組織が多く、経営人材不足の課題が顕著になっています。この大学発ディープテックへの経営幹部人材の流入が円滑に進む環境整備を推進することは、社会世界の課題の解決に向けても極めて重要な意義をもちます。

このたび、スタートアップ転職希望者3万人以上を有するプラットフォームを構築する株式会社スタートアップクラスは、ディープテックベンチャーの発掘育成プログラムなどを通じて、2024年4月時点で国内2,528チーム、東南アジア1,604チームが集積するアジア最大規模のディープテックエコシステムを構築してきた実績のあるリバネスグループと業務提携することを決定いたしました。

今後、スタートアップクラスおよびリバネスグループは双方の強みを活かして、経営幹部候補人材の発掘・育成・供給を一気通貫で行う仕組みを構築し、「日本のディープテックの経営人材不足」という課題解決に取り組んでまいります。

本取組におけるおもな連携内容

社会課題解決に挑戦するスタートアップ企業等の人材採用支援
スタートアップ転職希望者向けの教育プログラムの開発
アントレプレナーおよび創業期伴走人材の育成

スタートアップクラス代表藤岡コメント

日本の失われた30年を乗り越え、再生するためには、

世界で勝負できる、”ディープテック”を育てること。

世界的に優れた研究成果をもつ日本の「大学発ディープテック」は、将来、爆発的に成長し、世界的にインパクトを与える潜在力があると考えています。

日本政府が2022年より進める『スタートアップ5か年計画』では、ユニコーン100社創出に向け、1兆円の予算が投じられています。そのなかで「最大の障壁」とされるのは、継続的に経営幹部人材を育成、供給、マッチングする仕組み作りであると考え、株式会社リバネスと株式会社スタートアップクラス(以下スタクラ)は『日本のディープテックの経営幹部人材不足』という課題解決に取り組むために業務提携を決断いたしました。

『スタートアップ5か年計画』を受けて、最先端の大学研究や科学技術などを活かして起業する大学発スタートアップ（大学発ベンチャー）企業数は、急増しています。

スタートアップの中でも、大学発ディープテックと言われる研究開発型のスタートアップは、研究者中心の組織で経営人材不足の課題が顕著になっています。この大学発ディープテックと経営人材のマッチングが円滑に進む環境整備を求める声が高まっていることから、ディープテック支援・経営人材教育に実績あるリバネスとスタートアップ転職希望者を3万人以上抱え、スタートアップの採用支援を14年行ってきたスタクラは手を組み、経営人材の育成・供給・マッチングを一気通貫で行っていく仕組みづくりに取り組んでいきます。

未来のSONY, Panasonic, TOYOTA, HONDA、信越化学といった日本発グローバル企業が次々と創出される仕組みを創り、日本の未来創りに貢献していきます。