日本オーチス、新たにテクニカルトレーニングセンターを開設
自社・協力会社の社員の更なる技術力の向上を図る
日本オーチス・エレベータ株式会社(代表取締役社長ティボー・ルフェビュール、本社 東京都中央区、以下 日本オーチス)は、日本オーチス ロジスティックス&エンジニアリングセンター(千葉県山武郡芝山町、以下 NOLEC)の敷地内に、エレベーターの据付・改修・交換に携わる人員の品質、能力、技術力の向上を目的にしたテクニカルトレーニングセンターを開設いたします。新施設の開所は2025年6月を予定しています。日本オーチスはエレベーターおよびエスカレーターの新設・据付・保守・改修を一貫して扱う世界的リーディングカンパニー、オーチス・ワールドワイド・コーポレーション(NYSE:OTIS)の日本法人です。
新しいテクニカルトレーニングセンターは、既存のテクニカルトレーニングセンターに併設し、既存のテクニカルトレーニングセンターは今後も活用される予定です。2020年以降、工事部員として日本オーチスに入社した社員が、およそ32%増加したため、さらなるキャパシティが必要となっています。そのため、この新たな施設は、将来を見据えた社員の技術力の向上と、施工の協力会社(フィールドパートナー)への教育支援を拡充することを目的に建設されます。
新たに建設するテクニカルトレーニングセンターは4階建て、床面積192平方メートルで、既存のテクニカルトレーニングセンターに隣接します。建屋内には5本のエレベーターの昇降路が設置される予定です。その5本の内3本は機械室を備えた昇降路であり、改修工事におけるトレーニングを実施することが可能になります。その他、溶接技術の向上に向けた講義室も備える予定です。また、eView®エレベーター映像表示システムや、エレベーターとロボットとの連携、IoTベースのリモートメンテナンス・ソリューションであるOtis ONE™サービスといったデジタルをベースにしたサービスのスキル習得も効率的にサポートします。
その他、同テクニカルトレーニングセンターの屋上にはソーラーパネルを設置し、そのソーラーパネルから得た電力をNOLEC内で活用することで、温室効果ガスの排出量削減を目指します。オーチスのESGの取り組みと実績については、2022年版ESGレポート(英語)をご覧ください。
日本オーチス社長のティボー・ルフェビュールは、「日本オーチスと協力会社の人員の技術力の向上をサポートする新たなテクニカルトレーニングセンターを開設できることを誇りに思います。近年、エレベーターの新設や交換、改修に関連する工事の需要が高まっておりますが、長期的にその需要に応えるため、当テクニカルトレーニングセンターは、社員が必要とするスキルの継続的な開発に役立ちます」と述べます。
■オーチスについて
オーチスは、より高く、より速く、よりスマートな世界で、人々がつながり、豊かになる自由を提供します。オーチスは、エレベーターとエスカレーターの製造、据付、保守、改修を行う世界的リーディングカンパニーです。世界中で業界最多となる約230万台のエレベーターとエスカレーターをメンテナンスし、毎日約23億人がオーチスの製品を利用しています。世界各地の代表的な建築物に加え、居住・商業施設や交通施設など、「人の移動」が関わる様々な場所にオーチスの製品は設置されています。米国コネチカット州に本社を置き、約4.2万人のフィールドプロフェッショナルを含む7.1万人の社員を通じて、200を超える国と地域のお客様と利用者様の多様なニーズに応えています。詳しくは、www.otis.comをご参照ください。また、LinkedIn、Instagram、Facebookでオーチスをフォローしてください。
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