【クマ財団ギャラリー】約40点の絵画作品やドローイングを展示。ペインター・渋谷七奈の個展『long long long』を5月11日(土)から開催!
クマ財団が支援する若手クリエイターたちの発表の場・クマ財団ギャラリー(六本木)にて、5月11日(土)〜12日(日)の2日間、ペインター・渋谷七奈による個展『long long long』を開催します。
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クマ財団の活動支援生11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、自身の創作のプレゼンテーションを行うシリーズ企画「KUMA selection2024」。その第1弾として、ペインター・渋谷七奈による個展『long long long』を5月11日(土)〜5月12日(日)の2日間開催します。
渋谷七奈 個展『long long long』
2024年5月11日(土)〜5月12日(日)
日本画を学び、現在山形に拠点を置いて活動するペインター・渋谷七奈。これまでの作品では、獣や人体といったモチーフの持つ形態の解体と再構築を通じて、外界との関わりによって変容する人間の存在と、その精神性についての制作に取り組んできました。特に背景の下地や余白を活かした線的な表現を用いてきましたが、近作ではより自然体な描き方を目指して、ドローイングをベースにした制作手法を取り入れています。現在は「ネアンデルタール人が死者に花を供えていた」という言説に着目して描いた作品を発表。今回の個展では2019年から描いている約40点の絵画作品やドローイングを展示します。
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渋谷 七奈(Nana Shibuya)
2017年東北芸術工科大学美術科日本画コース卒業、19年同大学芸術文化専攻芸術総合領域修了。山形県を拠点に活動し、18年に初個展「dope man」(BOTAcoffee Gallery、山形)を開催。世界の影響を受けて変化する人間の精神性、また私たちを取り巻く社会に目を向け、それらの変容を、獣や人体のモチーフを分解・再構築したドローイングや絵画として描いている。主な受賞歴に、「アートアワードトーキョー 丸の内 2019」加藤泉賞、「シェル美術賞 2015」保坂健二朗賞、「第6回トリエンナーレ豊橋」(2014)入選。クマ財団2期生(2018)。近年の個展に「シナプス、せわしなく明滅しながら、」(京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール、京都、2023)「きゅうに光があばれだして」(cyg art gallery、岩手、2022)、「Near and far view」(Artist Space TERRAIN、京都、2022)などがある。
渋谷 七奈のインタビュー記事はこちら|https://kuma-foundation.org/news/8624/
【クリエイターコメント】
数年前にターニングポイントとなる出来事があり、制作に大きな変化がありました。クマ財団からの支援は、県外での個展など、自身の変化に合わせた新たな活動を広げるきっかけになりました。
本展では、支援を受けてきた年も含め、2019年から現在までに制作した絵画作品とドローイングを展示します。2日間と短い期間ですが、今までの活動の成果をぜひご覧ください。
参考作品
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Information
タイトル|long long long
出展作家|渋谷 七奈
会 期|2024年5月11日(土)〜5月12日(日)
開館時間|12:00 - 19:00 ※12日(日)は17:00まで
料 金|無料
W e b|https://kuma-foundation.org/gallery/event/shibuyanana/
会 場|クマ財団ギャラリー
〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 206
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。
当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
デザイン|hoyamaru
主 催|公益財団法人クマ財団
お問合せ|クマ財団事務局
Mail: contact@kuma-foundation.org / Tel: 03-6721-7798(平日: 11:00 - 19:00)
「KUMA selection2024」とは?
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公益財団法人クマ財団は、25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金」、奨学金の卒業生を対象とした「活動支援事業」を通して、次世代を担うクリエイターの育成に取り組んでいます。
「活動支援事業」は、企画書ベースでの選考を行い、クリエイターのステップアップに繋がる個展開催費や滞在制作費、作品制作費など幅広い活動を支援する助成金です。
そんな「活動支援事業」の一環として、活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を2024年5月から9月にかけて開催します。これまで支援をしてまいりました活動支援生の有志11名にクマ財団ギャラリーを自由に利用する機会を提供し、個展や公演、ライブ、上映会などを各クリエイターが企画して発表します。
様々なジャンルで創作活動に打ち込み、新しい価値を創造しようと試みる若手クリエイターのプレゼンテーションを毎月2〜3名ずつ行います。この機会にぜひご高覧ください。
今後の出展予定クリエイター
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高畑 彩佳(絵画 / インスタレーション)
5月16日(木)〜20日(月)開催予定
美術家。「人は見ている。そこに誰もいなくても。」 という教えのもとで育った。私を見つめる目。目とは誰か。神か、自然か、他者か、あるいは己か。1995年香川県生まれ。京都造形芸術大学大学院修了。京都在住。丸亀市の助成を受け、丸亀市猪熊源一郎現代美術館造形スタジオで初個展「象牙の塔」を開催。
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Meta Flower(久保田 樹)(彫刻 / 音楽)
6月1日(土)〜2日(日)開催予定
1994年、藤沢生まれ。ラッパー、美術家。東京藝術大学美術学部彫刻科、学部、修士卒業。アンダーグラウンドからメジャーまで、海外でも楽曲制作を行っている。爆薬を地中にて起爆し、衝撃波のエネルギーを模った世界最速彫刻を制作。そのほかに、文字や人のやり取りを彫刻とする文字盤も発表している。
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久保 暖(音楽) 6月上旬開催予定
音楽家。独自の手法で生成した音を用いて有機的な電子音を奏でる。2018年夏季にソロEPをはじめ多数作品をリリース。美術分野では、現象を抽象化して時間軸上で拮抗を扱う空間作品を制作する。東京藝術大学大学院音楽研究科、美術研究科卒業。
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筒 | tsu-tsu(ドキュメンタリーアクティング)
6月下旬開催予定
ドキュメンタリーアクター。幼少時より修する古典舞踊から得た「筒(つつ)」という身体感覚を手がかりに、演技と共同体にまつわるプロジェクトを展開する。複雑な他者をそのまま引き受ける手段として演技を捉え、人間の可変性と出会い続ける。
クマ財団ギャラリーについて
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活動支援生による「KUMA selection」と
クリエイター奨学生による「KUMA experiment」の2本を軸に、
年間を通して若手クリエイターの作品を発信!
クマ財団ギャラリーは、クマ財団が支援するクリエイター奨学生ならびに活動支援生の作品発表の機会を提供することを目的に、2022年4月に東京・六本木にオープンいたしました。
クマ財団が行う「クリエイター奨学金」に採択されたU25の学生クリエイターのプレゼンテーションの場として、10月〜翌年3月にグループ展シリーズ「KUMA experiment」を開催。また、その卒業生である活動支援生によるシリーズ企画「KUMA selection」を5月〜9月にかけて実施し、年間2シリーズを軸に展覧会・イベントを展開しています。文化とアートの中心の一つである六本木で、当財団が支援する若手クリエイターの情報を発信し、若い才能が持つ無限の可能性を社会と繋げていきます。
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クマ財団ギャラリー
Web|https://kuma-foundation.org/gallery/
住所|〒106-0032 東京都 港区 六本木 7-21-24 THE MODULE roppongi 206
アクセス|日比谷線・大江戸線「六本木」駅徒歩4分、千代田線「乃木坂」駅徒歩7分
MAP: https://goo.gl/maps/4u3mdpTyS3o6dqB57
▼車椅子でお越しの方へ
入口に段差がございますので、スタッフがご案内いたします。当日ご来館の際に下記のお問い合わせ先よりお電話にてご連絡ください。
クマ財団について
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公益財団法人クマ財団
株式会社コロプラ創業者である馬場功淳が2016年に設立した、次代を担う若きクリエイターの活動を支援・助成することを目的とした財団です。25歳以下の学生クリエイターを対象とした「クリエイター奨学金制度」の制定を主軸に、勉強会・交流会といったインプット機会の提供や、制作した作品の展覧会など発表の場の提供。加えて卒業生を対象とした助成金「活動支援制度」などあらゆる側面から創作活動を支援しています。
Web|https://kuma-foundation.org/
住所|〒106-0032 東京都港区六本木7-21-24 THE MODULE roppongi 203
Mail|contact@kuma-foundation.org Tel|03-6721-7798
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