ソーシャルビジネスによる課題解決を目的に、宮崎県新富町の地域商社「こゆ財団」がボーダレス・ジャパンと共同で採用活動を実施
〜宮崎県新富町にて包括協定を締結〜
締結に先がけて、2018年8月23日にキックオフイベントをボーダレス・ジャパンの東京オフィス(市ヶ谷)で開催しました。今後は採用イベントなどを各都市で共同開催しながら、地方で活躍する社会起業家人材の発掘や移住促進にも注力していきます。
■採用人材には起業に向けた情報提供から事業アドバイスまで幅広く支援
「世界一チャレンジしやすいまちへ」というビジョンを掲げるこゆ財団は、現在、宮崎県新富町で事業を興したい挑戦者を10名募集しています。昨年4月の設立以降、農業や産業支援の一環で商店街の活性化や、起業家育成に取り組んできましたが、少しずつ成果が得られ、町の変容を感じつつある状況です。今後さらに活性化を促し、持続可能なまちづくりの実現に向け仲間を探しています。具体的には、地域おこし協力隊の制度を活用しつつ、3年かけて新富町での事業化を目指していただきます。情報提供や事業化に向けたアドバイス、地域とのネットワーク構築など、こゆ財団があらゆる面でサポートします。
一方、ボーダーレス・ジャパンは、「ソーシャルビジネスしかやらないグループ」として9ヶ国で20事業を展開してきました。日本では耕作放棄地やメンタルヘルス、障害者雇用などの様々な問題に取り組み始めています。同社は、社会問題解決のソリューションを生み出す社会起業家と、彼らを支えるスペシャリスト両方の採用に注力。今年8月に「募集要項がない中途採用」をリリースして、社会問題解決を仕事にしたい方が経験・スキルにとらわれずチャレンジできる体制を整えました。また、10月には社会起業家を育てるボーダレスアカデミーを開校予定。ビジネスプランのブラッシュアップから創業、そして軌道に乗せるまでを広くサポートしています。
■背景には「ビジネスを手段として社会課題を解決する」共通の目標
今回の取り組みは、このように、ビジネスを手段として社会課題を解決するという点において、両社に共通点が多いことが背景にあります。両社はすでに8月23日に東京でイベントを開催し、30名近い参加者にお集まりいただきました。
12月7日には、包括協定の締結後初となるイベントを東京で開催予定。こゆ財団事務局長の高橋氏と、ボーダレス・ジャパン副社長の鈴木氏が登壇を予定しております。単独開催よりも、集客面やイベントの充実性といった面でメリットと手応えを感じられたことから、第2回の開催が実現しました。今後も、こうした共同採用イベントを積極的に各地で開催していく予定です。
<共同採用イベント概要>
日時:2018年12月7日(金)20:00-21:30
会場:ボーダレス・ジャパン 東京オフィス
(東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル10F)
対象者:20名
参加費用:無料
申し込み:後日、こゆ財団ウェブサイトに申込先を掲載
*タイムテーブル
19:30 開場
20:00 ボーダレス・ジャパンの取り組みについて(鈴木氏)
20:15 こゆ財団の取り組みについて(高橋氏)
20:30 トークセッション/質疑応答
21:15 懇親会
21:30 閉会
(内容は予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください)
<登壇者プロフィール>
鈴木雅剛
株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役副社長
1979年山口県出身。大学時代、やる気なくつまらなそうに働くバイト先の人々や、働きたくても働けない人々の存在を目の当たりにし、「世界で一番働きたい会社をつくる」ことを志す。現在は、社会問題の解決と同時に、仲間やその家族の幸せを実現する「いい会社」を増やし、世界へと拡げていくために、経営手法や共同体の仕組みづくりに取り組み、9カ国12拠点で20のソーシャルビジネスを展開している。
高橋邦男
一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 事務局長
1976年宮崎県出身。徳島県、大阪府を経て2014年に宮崎にUターン。現職に着任するまでの約20年にわたり、編集者としてキャリアを築く。「編集」は地域にある人・モノ・情報の価値を最大化できる手段だと捉え、こゆ財団が運営する起業家育成塾でも講師として登壇。宮崎県新富町に集まる若手人財の地域課題解決を後押ししている。
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