エル・システマジャパン 大槌子どもオーケストラ クリスマスコンサート 12月24日（日）開催!

一般社団法人エル・システマジャパン（本部：東京都千代田区、代表理事：菊川 穣）は、2023年12月24日（日）に「エル・システマジャパン 大槌子どもオーケストラ クリスマスコンサート」を開催いたします。9回目を迎える12月のコンサート。寒さが厳しくなるなか、あたたかな音色と時間を「大槌子どもオーケストラ」がお贈りします。

クリスマスコンサートチラシ

2014年より毎年行ってきました大槌子どもオーケストラのクリスマスコンサートも、今年で9回目を迎えます。

子どもたちにとっても、クリスマスコンサートは、一年間子どもたちが音楽と向き合ってきた成果の集大成です。
今年は新しく挑戦する曲が多いのですが、子どもたちは意気込み十分です。上級生が進んで譜読みのサポートをしたり、お互いに声を掛け合って合奏練習したりと、コンサートに向けて練習に励んでいます。

今年もロサンゼルス・フィル ビオラ奏者のリチャード・エレジーノさんがロサンゼルスから大槌へ、クリスマスコンサートにご出演くださいます。毎年のコンサートへの参加をリチャードさんもとても楽しみにしていらっしゃいます。

友達と⼀緒に演奏できる喜びや⾳を楽しむ⼦ども達の姿を是⾮ご覧頂き、演奏をお楽しみ下さい。 

2022年クリスマスコンサートより　©FESJ2022

【エル・システマジャパン　大槌子どもオーケストラ　クリスマスコンサート】 日時： 2023年12月24日（日） 　　　　開場13:30 開演14:00 場所： 大槌文化交流センター おしゃっち 多目的ホール         （〒028-1117 岩手県上閉伊郡大槌町末広町２−２） 入場料：無料・全席自由 曲目： モーツァルト/アイネ・クライネ・ナハトムジーク        クラウス・バデルト/彼こそが海賊         おめでとうクリスマス         ジングルベル    他 出演：大槌子どもオーケストラ 　　　槌音弦楽アンサンブル 　　　リチャード・エレジーノ 　　　（ロサンゼルス・フィルハーモニック ビオラ奏者）         主催： 一般社団法人エル・システマジャパン 協力： 一般社団法人槌音 後援： 大槌町教育委員会

大槌子どもオーケストラについて 小学生からおとなまで、幅広い世代が音楽にふれあってきた大槌町。震災で甚大な被害を受けた土地に生きる子どもたちのために、2014年からエル・システマジャパン「大槌子どもオーケストラ」は活動しています。希望する子どもたちがだれでもオーケストラに参加できるよう、使用する楽器は貸与され、無償で活動に参加できます。現在、放課後や週末の弦楽器教室、部活動への支援などを行い、33名の小中学生が所属し活動しています。

団体概要  団体名： 一般社団法人エル・システマジャパン  所在地： 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-24 大栄堂第2ビル3F  代表者： 菊川 穣  設立： 2012年3月  URL： https://www.elsistemajapan.org/ エル・システマは、1975年、貧困や治安の悪化という問題を抱えていた南米ベネズエラで、子どもたちを守るために始まった音楽教育プログラム。現在では、70以上の国・地域でエル・システマの理念に基づいた音楽教育が実施されています。日本では、東日本大震災で被災した子どもたちが音楽での経験を通して、自信や尊厳を回復し自分の人生を切り開いていく力を育むことを当初の目的に、2012年よりエル・システマジャパンとして福島県相馬市で開始。2014年から岩手県大槌町、2017年より長野県駒ヶ根市、東京都、10周年を迎えた2022年からは大阪府豊中市、京都府舞鶴市と活動が拡大しています。また、2023年4月からは児童養護施設でのバイオリン教室の実施を音楽支援ボランティア団体「弦楽りぼん」と共に行っています。家庭の事情にかかわりなく、どんな子どもも音楽に触れられること、皆で奏でるオーケストラやコーラスの形で学んでいくことを大切にし、自己表現の場として、大事な居場所の一つとして、そして音楽が人と人をつなぐことを目指しており、ビジョンとして「誰もが自由で創造性を発揮できる共生社会」を掲げています。2022年国際交流基金地球市民賞受賞。