<コロナでなくなった保育実習の機会をオンラインで実現>明日香が運営協力する「オンライン保育実習」に、秋草学園短期大学の保育学生総勢約150名が参加
〜オンライン保育実習で、学生の保育実践力の向上と、保育業界全体の持続可能性に貢献〜
本保育実習は新型コロナウイルスの影響で保育実習の機会がなくなった秋草学園大学の学生総勢約150名が参加し、保育活動の体験や園見学等をオンラインで実施しました。
- オンライン保育実習開催の背景
保育実習の目的は、保育学生の実践力の養成だけではありません。長期で見れば、実習に参加することで保育施設で実際に働くイメージを持っていただき、学生の意向と現場との違いをすり合わせることで、就職後の離職防止や、保育園へのスムーズな入社をサポートすることにも繋がります。オンライン保育実習は、学生の保育実践力を養うだけで なく、保育業界全体の持続可能性に大きく貢献できると期待しています。
- オンライン保育実習|前後比較調査実施
<調査結果|一部抜粋>
N.O. | 質問 | 事前 | 事後 |
6 | オンライン実習で「保育士間の役割分担や連携・協働」は | 3.46 | 4.11 |
20 | オンライン実習にどの程度期待(事後は満足)していますか | 3.77 | 4.13 |
N.O.6:「とても学べる」5、「まあ学べる」4、「どちらでもない」3、「あまり学べない」2、「まったく学べない」1
N.O.20:「とても期待している」5、「まあ期待している」4、「どちらでもない」3、「あまり期待していない」2、「まったく期待していない」1
<調査結果を受けて|秋草学園短期大学准教授 浅井拓久也先生のコメント>
- 6については、俯瞰的に状況を見ることができたからだと推察されます。通常の実習では自分は当事者の1名になること、また実習でいっぱいいっぱいになることから、それぞれの保育者の役割分担や連携がわかったようで(見えているようで)わかっていない(見えていない)ものです。ですが、オンライン上で全保育者を俯瞰的に見ることで保育者間の役割分担や連携がよくわかったのだと思われます。また、教員や主任からそれぞれの保育者が何をしているかという補足説明があったこともこうした変化に影響を与えていると思われます。
- 20については総合項目ですから、各項目の平均値が高くなっていることにともなって、総合的な満足度も向上したものと思われます。オンライン保育実習は当初の予想を超えて学生にとって満足できるものであったと言えるということです。
■参加した学生の感想(一部抜粋)
- オンライン実習だと、他の方の意見を聞けたり、保育園全体の様子がみれたので、リアルな保育実習とは違った視点で学べた。
- 小規模保育園を見学するのは初めてだったが、子ども一人ひとりに関われる時間が多いのが良いと思った。
- 子どもに対する先生の割合が多い園だったので、食事の際も誤嚥などがないようにしっかりとみてるなと思った。
- 子どもによって特徴が違うが、先生方が個々にあわせて対応しているのがいいと思った。
- 小規模保育園は規模が小さい分、足の感触に特徴を持たせたスペースなど、工夫しているのがわかった。
- 活動が切り替わる時に絵本の読み聞かせなどを挟むことで、円滑に保育を進行するための工夫がみられた。
- 廃材などを工夫して活用する点もいい勉強になった。
- オンライン保育実習概要
主催 :秋草学園短期大学 幼児教育学科 オンライン保育実習担当チーム
運営協力 :株式会社明日香
日程 :10月19日(火)、26日(火)9:00~15:00
実施施設 :社会福祉法人 常盤会 野火止保育園(埼玉県新座市野火止4丁目9番11号)、
新田あすか保育園(東京都足立区新田1丁目8番6号1階)
実施クラス:5歳児、1歳児
開催内容 :コロナ禍の影響により、保育実習に参加できない学生に対し、授業の一環として短大・学生・保育 現場をオンラインで繋ぎ、保育計画や活動、保育業について学ぶ。
〈実施協力者〉
・学校側:浅井拓久也先生、志濃原亜美先生、小口偉先生、鳥海弘子先生、北澤明子先生(以上、秋草学園短期大学)
・施設側:野火止保育園、新田あすか保育園
〈参加者〉
・保育士、幼稚園教諭を目指す秋草学園短期大学の生徒(総勢150名)
- 会社概要
企業名 :株式会社明日香(https://www.g-asuka.co.jp/)
所在地 :東京都文京区小石川5丁目2番2号 わかさビル3F
代表者 :代表取締役 萩野 吉俗
事業内容:・保育室の設置・運営(院内保育室、企業内保育室、認可保育所)
・自治体と連携した子育て支援事業
(児童館、放課後児童クラブ、子育て支援拠点、こども広場等の運営)
・保育に関わる人材の派遣・紹介(保育士・幼稚園教諭・看護師・栄養士など)
・居宅訪問型子育て支援(ベビー・キッズシッターサービス、家事代行サービス、自治体の委託業務)
・臨時保育室の設置・運営(イベント時保育サービス)
・保育に関わる人材の教育(研修会、講演会、各種セミナーの開催)
・新規保育事業の開発及びコンサルティング
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