Tech Japan、第一生命グループにてGCC(グローバル・ケイパビリティ・センター)に関する役員向け勉強会を実施
〜インド工科大学で教鞭を取る数少ない日本人・片岡教授との共催で、経営層に向けた最新トレンドと活用戦略を共有〜
Tech Japan株式会社(本社:東京都、代表取締役 西山直隆)は、第一生命グループにおいて経営層を対象とした「グローバル・ケイパビリティ・センター(GCC)」に関する勉強会を2025年10月17日に実施いたしました。本勉強会は、グローバルDX推進の一環としてGCC構想を発表した同グループに対し、GCCの最新動向や高度人材の活用可能性について理解を深めることを目的としています。また、Tech Japanでは、経営層・役員向けに体系化した 「インドGCC理解促進プログラム」 の企業向け提供を開始します。

日本企業における「GCC」への関心拡大
近年、グローバルDXを加速するため、高度人材を活用したIT・オペレーション・研究開発などの拠点を海外に設立する「グローバル・ケイパビリティ・センター(GCC)」が注目を集めています。GCCはグローバル水準の人材とともに研究開発を推進し、知見やノウハウを蓄積することで、単なるコスト削減の枠を超え、新たな価値を創出する中核拠点として期待されています。
インドではすでに米国・欧州の企業を中心に約1,700を超えるGCCが設立されており、その潮流は日本企業にも広がりつつあります。第一生命グループは2025年6月にGCCの設立を発表し、グローバルな競争力強化に向けた取り組みを進めています。

経営層に向け「インドGCCの最前線」を共有する勉強会を実施
2025年10月17日に実施した勉強会では、第一生命グループの役員60名以上を対象に、インドにおける高度IT人材との協働の可能性、GCCの最新トレンドや実践事例をテーマに、講義および質疑応答を実施しました。
第1部:インド高度人財の可能性と魅力
講師:片岡広太郎氏
インド工科大学ハイデラバード校 計算機科学・工学科 教授
在インド日本国大使館 科学技術フェロー
京都大学総合研究推進本部 特任教授
第2部:インドにおけるGCCの現状と日系企業の可能性
講師:西山 直隆
Tech Japan株式会社 代表取締役CEO
第3部:Differentiating technical capability for global top tier
講師:スティーブン・バーナム氏
第一生命ホールディングス株式会社 専務執行役員グループCIO兼CDO

実際に勉強会へご参加いただいた皆さまを対象に実施したアンケートでは、総合満足度は5段階中4.06と高い評価をいただきました。
参加者の方々からは「インド人材活用や協働の可能性について、新たな視点を得られた」「インドの人材市場やGCCの動向が理解でき、実務での応用可能性を感じる」といった肯定的なご意見をいただいています。
「インドGCC理解促進プログラム」の企業への提供を開始
Tech Japanは今回の勉強会をもとに、経営層・役員向けの「インドGCC理解促進プログラム」として内容を体系化しています。
企業の課題やご要望に応じて、登壇者やプログラム内容を柔軟にカスタマイズしてご提供いたします。ご希望の企業に対しては個別相談の上、社内での開催をご支援いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
【講師プロフィール例】

片岡 広太郎
2010年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科・特任助教、2012年よりインド工科大学ハイデラバード校計算機科学・工学科・訪問助教(〜2018年)、国際協力機構・専門家(~2019年)、および慶應義塾大学SFC研究所・上席所員(〜2025年)。 2018年インド工科大学ハイデラバード校計算機科学・工学科・訪問准教授、2019年准教授を経て、2024年より教授(現職・本務)。2023年より在インド日本国大使館・科学技術フェロー(現職・兼務)、2025年より京都大学総合研究推進本部・特任教授(現職・兼務)。主な研究分野はインターネット、ブロックチェーンなど。

西山 直隆
デロイトトーマツグループにてベンチャー企業の成長支援に従事。アジア地域統括としてインドチームを立ち上げ日印ビジネス連携を創出。2019年、インドの力で日本企業の可能性を拓くことを目的にTech Japanを創業。
インド最高峰の理系教育機関・インド工科大(IIT)と独自に提携し、学内で活用されている唯一のリクルーティング・プラットフォームを開発。開発組織の戦略策定、人材採用・開発チーム構築、インドにおけるグローバルケイパビリティセンター(GCC)の構築支援まで、一気通貫して日印テクノロジー分野の連携を推進。
【形式】
オンライン開催(オフラインでの実施についてもご相談ください)
※1:勉強会の開催に関しましては、役員以上のご出席が条件となります。
※2:本プログラムはお申し込み多数の場合、日程やリソースの都合によりご希望に沿えない場合がございます。あらかじめご了承ください。
※3:同業他社さまにはご参加をご遠慮いただくことがございます。
Tech Japanは今後も、日本企業のグローバル化と人材戦略の高度化を支援してまいります。
Tech Japanについて
Tech Japanは、「ダイバーシティの力でデジタル化を加速させ 豊かな社会をつくる」をミッションに、高度インド人材に特化したAIプラットフォーム 「Talendy」を展開するHRテックベンチャー企業です。
現在Tech JapanはTalendyを軸に、インドトップ大学からのダイレクトリクルーティングサービス・Talendy Hub、人材紹介のTalendy Job、弊社のインド法人で現地雇用されながらインド人エンジニアが来日することなく開発に参加できるTalendy EOR、そしてグローバル・ケイパビリティ・センターの設立を通じて、必要なプロジェクトに基づいてインドでチームを編成し、現地法人の設立リスクを抑えながら迅速なチーム構築を可能にするTalendy GCCの4つのサービスを提供しています。
▼Talendy コーポレートサイト
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
