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日本オラクル株式会社
会社概要

ファイテン、Oracle Cloudで販売管理システムの性能を強化し、業務効率を向上

基幹システムのデータベースをOracle Database Cloudに移行し、最大40倍の性能を向上。ビジネス拡大で増加するデータに対応する拡張性や運用効率の高いデータベース基盤を獲得

日本オラクル株式会社

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 最高経営責任者:ケネス・ヨハンセン)は本日、ファイテン株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:平田好宏)が、販売管理システムのデータベース基盤を「Oracle Database Cloud」に移行し、効率的なデータ管理と最大40倍の大幅な性能向上を実現したことを発表します。



ファイテン、Oracle Cloud販売管理システムの性能強化、業務効率を向上
基幹システムのデータベースをOracle Database Cloudに移行し、最大40倍の性能を向上。ビジネス拡大で増加するデータに対応する拡張性や運用効率の高いデータベース基盤を獲得

2020年10月13日

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 最高経営責任者:ケネス・ヨハンセン)は本日、ファイテン株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:平田好宏)が、販売管理システムのデータベース基盤を「Oracle Database Cloud」に移行し、効率的なデータ管理と最大40倍の大幅な性能向上を実現したことを発表します。

ファイテンは「すべては健康を支えるために」をコンセプトとして、スポーツ関連商品や健康グッズをはじめ、さまざまな商品を展開しています。同社の販売チャネルは、全国各地に同社の商品を幅広く取り扱うファイテンショップ、独自のECサイトであるファイテンオフィシャルストアなどの直販のほか、各種スポーツ量販店や百貨店、ドラッグストア、美容室、治療院など多岐にわたります。

こうした卸販売や小売にかかわる仕入および在庫、売上などに関するデータはすべて販売管理システムに蓄積されており、全社のさまざまな部門が日常的に利用しているほか、ECサイトなどとも連携しており、24時間365日止めることは許されないシステムとなっています。この販売管理システムは国産ベンダーのパッケージのアプリケーションおよび「Oracle Database Standard Edition」で構成され、オンプレミスで運用されていました。同社のビジネスの拡大と共に、それぞれのビジネスプロセスを担うITシステムから得られるデータも年々増加しており、それらを集約して扱う販売管理システムでは処理性能低下が課題となっていました。システムの処理性能向上のため、数年前にハードウェアの増強を行っていますが、その後も増大するデータ量により十分なパフォーマンスが得られない状態となっていました。

このような背景から、ファイテンでは、データ圧縮、パーティショニング、データベースへの問い合わせの並列化、チューニングアドバイザ機能などによって性能向上が図れると判断し、「Oracle Database Enterprise Edition」へのアップグレードを決定されました。その際に、運用効率および将来的な改修負荷削減のためクラウドでの運用を検討し、複数のパブリック・クラウドを検討した結果「Oracle Cloud Infrastructure」上で利用することができる「Oracle Database Cloud」を採用されました。

ファイテンは、「Oracle Database Cloud」を選定した理由として、他社のクラウド・サービスと比較して同コストでIOPSが2倍以上といった「Oracle Cloud Infrastructure」の優れたコストパフォーマンス、さらにデータ量に応じてIOPSが増加するため、将来的にデータ量が増大しても性能低下の不安がない点を評価されています。さらに高度なデータベースの性能が必要になった場合には、「Oracle Exadata Cloud」といったより上位サービスの利用が可能なことも、長期的に利用する観点でのメリットとなっています。また、データ・セキュリティの観点からオンプレミスのアプリケーションとクラウド上のデータベースを閉域網で接続することを必須要件としており、「Oracle Cloud」大阪リージョンがファイテン本社周辺の関西エリアにあることで低遅延でのアクセスが可能で、数多くのキャリアの閉域網で接続できることも選定のポイントとなりました。

ファイテンでは、「Oracle Database Cloud」の採用を2019年末に決定、その後「Oracle Database Enterprise Edition」の機能を利用した各種処理の最適化やオンプレミスからクラウドへの移行リハーサルなどを経て、2020年6月に移行を完了しています。この移行により、従来約10分間を要していた受注データの取り込みが約15秒で完了するようになったほか、管理表作成作業が約120分から約10分となるなど、大幅な処理性能の向上を実現し、従業員の業務効率も向上しています。また、従来2週間程度を要していた会員へのポイント付与がリアルタイムで行えるようになり、ファイテンの顧客にもメリットをもたらしています。

なお現状の販売管理システムは、データベースを「Oracle Database Cloud」で、アプリケーションをオンプレミスで運用されていますが、将来的にアプリケーションも含めて「Oracle Cloud Infrastructure」へ移行することが予定されています。

本発表に向けたお客様からのコメント:
従来、販売管理システムからのデータ取り込みや集計作業を行うと高負荷状態となり、ほかの作業を行えなくなることから、場合によっては業務時間外に処理を行うといったことがありました。今回「Oracle Database Cloud」に移行することで、これらの負荷を低減することができ、販売管理システムを利用する従業員の作業効率や生産性の向上につながっています。また、これまで出来なかったリアルタイムなポイント付与が可能になるなど、顧客満足度の向上につながる成果ももたらしています。今後は、システム全体のクラウド化を推進しながら、これまで蓄積してきたデータに対しAIなどの技術を適用し自動で分析を行うなど、さらなるビジネス拡大に向け、データの利活用にも取り組んでいきたいと考えています。
ファイテン株式会社 執行役員 中山 定也 氏


日本オラクルについて
人々が、新たな方法でデータを捉え、知見を導き出し、無限の可能性を得ることをミッションにしています。データ・ドリブンなアプローチにより情報価値を最大化するクラウド・サービス、それらの利用を支援する各種サービスを提供しています。オラクル・コーポレーションの日本法人。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL www.oracle.com/jp

オラクルについて
Oracle Cloudは、セールス、サービス、マーケティング、人事、経理・財務、製造などを網羅する広範なアプリケーション群、「Oracle Autonomous Database」に代表される、高度に自動化され、高いセキュリティを備えた第2世代インフラストラクチャを提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 石山
Tel: 03-6834-4837/E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルームhttps://www.oracle.com/jp/corporate/press/index.html

* OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
 

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URL
https://www.oracle.com/jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
電話番号
03-6834-6666
代表者名
三澤 智光
上場
東証スタンダード
資本金
250億3300万円
設立
1985年10月
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