「ウズベキスタン国(UZB)理数系教育の地域格差改善及び副教材不足課解決に向けて案件化調査」 3回目渡航/プロジェクト実施と実証実験結果、今後の考察に関して

株式会社 学書

案件名:「ウズベキスタン国(UZB)理数系教育の地域格差改善及び副教材不足課解決に向けて案件化調査」 3回目渡航
帰国報告書/初等中等教育学校(MAKTAB)2校及び私立中学校1校に於けるプロジェクト実施と実証実験結果に関して

2021/04/21【ウズベキスタン国(UZB)/JICAプロジェクト】進捗プレスリリースより

この度、【JICA/2020 年度第二回中小企業・SDGs ビジネス支援事業~案件化調査(中小企業支援型)~】に於きまして、当社企画の「ウズベキスタン国理数系教育の地域格差改善及び副教材不足課題解消のための案件化調査(SDGsBusiness Model Formulation Survey with the Private Sector for eliminating regional disparity of science-math education and improving supplementary educational materials in Uzbekistan)」が厳正な審査の結果、採択となりましたことをご一報申し上げます。実施計画期間は2021年8月~2022年12月(18 ヶ月)の間で、理数系教育の地域格差改善及び副教材不足課題解消に関する案件化調査として、当社デジタル商材「デジタルドリル 中学生版」(数学)を現地向けにローカライズし、安価で高品質のウズベキスタン語教材の提供ビジネスの展開を図り、ウズベキスタン国の教材不足及び教育格差の課題解決への貢献を目指すという概要になります。

20230306 ウズベキスタン渡航レポート3(詳細)
https://prtimes.jp/a/?f=d60407-20230307-322703b3a53b7393145f9375cd22281b.pdf



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渡航期間:2023/02/15~2023/02/25
株式会社学書(GS):田村・上村 / 株式会社デジタルナレッジ(DK): 高橋 様
片平エンジニアリング・インターナショナル(KE):Rasul 様

訪問先:初等中等教育学校/6番学校(タシュケント)・1番学校(ブハラ)

    私立中学校/Orient School(タシュケント)


訪問概要:各校に於けるJICA PROJECTの実証実験結果報告及び上位成績者の生徒表彰。
→JICA PROJECTの実施背景と実証実験結果をセミナー形式で実施(校長先生・数学講師・保護者・受講生徒)

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< JICA PROJECT 詳細 >

2022/10/17~2023/02/10迄の約60日間で以下の内容のJICA PROJECTを実施した。
今回のプロジェクトでは公立初等中等教育機関(タシュケント6番学校・ブハラ1番学校)、
及び私立中学校のオリエントスクール(タシュケント)にJICA PROJECTに参席いただいた。

週に2回の授業を基本として、数学の7年生(日本でいう中学1年生)の基礎単元である、
【正の数・負の数】と【文字と式】を「デジタルドリル」「基本のキ」のそれぞれ該当部分を
ウズベク語版に翻訳して1校に1名ファシリテーターを配置して放課後クラス(アフタースクール)を行った。



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初等中等教育学校 MAKTAB ⑥ (タシュケント2022/10/17 12:00~ 91名の生徒がPRE-TEST実施
・週2回授業(アフタースクール)12:00 ~ 13:00 月・木 / 火・金 / 水・土
・生徒は各回12名前後 / ファシリテーター Doston (現地採用アルバイト)
→1回目のテスト結果と2回目のテスト結果(JICA PROJECT実施後)の点数差平均値 29.285/28名
1回目のテスト結果と2回目のテスト結果の得点差:TOP3 127、97、58
※ テストは2単元各100点×2=200点満点

初等中等教育学校 MAKTAB ① (ブハラ)2022/10/17 10:00〜 82 名の生徒がPRE-TEST実施
・週2回授業(アフタースクール)12:00 ~ 13:00 月・木 / 火・金 / 水・土
・生徒は各回12名前後 / ファシリテーター Azimjon (現地採用アルバイト)
→1回目のテスト結果と2回目のテスト結果(JICA PROJECT実施後)の点数差平均値 43.833/36名
1回目のテスト結果と2回目のテスト結果の得点差:TOP3 91、89、79
※ テストは2単元各100点×2=200点満点

私立中学高等学校 オリエントスクール(タシュケント)2022/10/17 10:00〜 50 名の生徒がPRE-TEST実施
・週2回授業(アフタースクール)14:00 ~ 15:00 火・木 / 水・金
・生徒は各回12名前後 / ファシリテーター Dilnoza (現地採用アルバイト)
→1回目のテスト結果と2回目のテスト結果(JICA PROJECT実施後)の点数差平均値 42.666/15名
1回目のテスト結果と2回目のテスト結果の得点差:TOP3 85、67、60
※ テストは2単元各100点×2=200点満点


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< JICA PROJECT実施後の考察として >
〇 1回目のテスト未受講者もJICA PROJECT実施後の2回目のテストで高得点を取った生徒も多数。
〇 冬季は突然の停電や大雪で通学できない時期があったが、ファシリテーターの創意工夫で乗り越えた。
〇 ファシリテーターのメインの職務はTeachingではなく、Coachingとして生徒のモチベーションを管理。
〇 JICA PROJECT分の内容で生徒の理解が十分理解できない際はファシリテーターが黒板へヒントを掲載。
→ 本JICA PROJECTを通じて主に中位学力層の基礎学力の向上と学力格差の是正への貢献が認められた。



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< JICA PROJECTの実際の流れ/45分の自主学習+15分ファシリテーターによる総まとめ >
・【正の数・負の数】と【文字と式】の2種の単元テスト(ウズベク語翻訳版)を実施
→1回目(2回目と同内容)
・【正の数・負の数】の解説動画(基本のキ)と要点のまとめのプリントを改めて確認
・【正の数・負の数】のドリル学習(デジタルドリル)に繰り返し取り組む
・【文字と式】の解説動画(基本のキ)と要点のまとめのプリントを改めて確認
・【文字と式】のドリル学習(デジタルドリル)に繰り返し取り組む
・【正の数・負の数】と【文字と式】の2種の単元テスト(ウズベク語翻訳版)を実施
→2回目(1回目と同内容)
※上記結果詳細は1回目のテストから2回目のテスト迄(JICA PROJECT実施後)の完全受講者を評価対象。


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【デジタルドリル(中学版)】

 

【デジタルドリル(中学版)】は表示された問題を見て解答をノートに書き、
画面上で答えを確認し自己採点する学習形式です。
デジタルコンテンツとして「繰り返し学習できる形態」に加えて
「テキスト教材の良さ」を兼ね備えたより実践的なデジタル教材です。
 
○ 対象学年:中学1~3年生(主に高校入試向け)
○ 対象教科:英語・数学・理科・社会

「個別指導」「集団指導」「家庭学習」など多様な状況でご活用いただけます。
詳細は【デジタルドリル(中学版)】WEB特設サイトをご確認ください。
⇒ 株式会社学書/【デジタルドリル(中学版)】特設WEBサイト
https://www.gakusho.com/digital-drill-jh/


 

 

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【基本のキ】

【基本のキ】は教科書各単元の「基本」を、映像授業と専用教材でわかりやすく学習できるコンテンツです。
各単元の要点のまとめ&確認問題」+「解説動画」の一体型コンテンツを収録。
(中学1年生から3年生の英語・数学・国語・理科・社会)
映像コンテンツの総動画数は約2,000本(1本/約10分 ~20分)になります。

「個別指導」「集団指導」「家庭学習」など多様な状況でご活用いただけます。
詳細は【基本のキ】WEB特設サイトをご確認ください。

⇒【基本のキ】特設WEBサイト
https://www.gakusho.com/kihon-ki/



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当社(株式会社学書)は名古屋に本社を置く、教育図書教材の出版社です。
小中校生向けの問題集を主軸として、現在約1,000アイテムの教材を出版。
販売先は日本全国の民間教育機関になります。
(学習塾・専門学校・私立学校等 (販売代理店経由含む))。
昨今は教育図書教材の出版だけではなく、
デジタル教材や業務システム開発も手掛けております。

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会社概要

株式会社学書

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URL
http://www.gakusho.com
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
愛知県名古屋市北区楠 3−815
電話番号
052-902-6141
代表者名
田村茂彦
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
1983年12月