脱炭素社会を考えるエコアクションキャンペーン「りんごと脱炭素社会～GO！ゼロカーボン！～」実施。ARで脱炭素行動の広がりを見える化。東京・長野でカーボンオフセットを目的とした販売会も

ワンアクションが脱炭素行動に直結。一人ひとりの行動で、２ヶ月後の物語が変わります。

信濃毎日新聞株式会社

2024年11月22日 06時00分

　2024年は、信州に西洋りんごの苗木が到来して150年。これを機に、信濃毎日新聞社（本社/長野県長野市）は11月22日（長野県りんごの日）から新聞紙面や特設サイトで「りんごと脱炭素社会～GO！ゼロカーボン！～」キャンペーンを展開し、信州りんごを守るために脱炭素社会の普及を目指します。

　近年の地球温暖化による異常気象は、信州りんごにも様々な影響を及ぼしています。おいしい信州りんごを未来につないでいくには、一人ひとりが自分にできる脱炭素行動を考え、実行することが必要です。そこで信濃毎日新聞社では、一人ひとりのワンアクションが地球温暖化を食い止め、りんごを守る確かな力になっていくことを「見える化」する、エコアクションキャンペーンを行います。

　22日に発行するラッピング紙面に掲載される１本の大きな木。AR（拡張現実）を使って立体的に見ることができ、脱炭素アクションを投稿すると、その内容がりんごに変わり、木に実ります。同日に公開する特設サイトからも投稿が可能。連動して、東京都内や松本市内で信州りんごの販売会も行います。この木は1月28日の紙面にも再登場。ARで見ると、期間中にみなさんから投稿いただいたワンアクションがりんごとなり、たくさん実っている様子を見ることができます。

　ワンアクションが増えるたびに果実が実るため、脱炭素社会への貢献を実感しやすい仕組みです。りんごへの愛着を地球環境の保護意識へとつなげる取り組みにしていきます。

◆　ARで出現！私たちの行動で2ヵ月後の物語を変えよう

　11月22日の信濃毎日新聞ラッピング紙面に載っているのは、地球温暖化の脅威にさらされた１本のりんごの木。このままでは、実をつけることなく枯れてしまいます。

　QRコードを読み込むと、AR（拡張現実）で立体的なりんごの木が映し出され、自分にできる脱炭素社会につながる行動＝ワンアクション宣言を投稿すると、木にりんごがひとつ実ります。なお、１投稿につき50円を信濃毎日新聞社が脱炭素社会実現への活動資金として寄付します。

　キャンペーンが終了する1月28日まで、投稿ごとにりんごが実っていきます。約２ヵ月後、再びARで見たその木は、どんな姿になっているでしょうか…？

〈投稿フロー〉

①11月22日の新聞紙面に掲載されたQRコードを読み込みます。
②AR（拡張現実）上にりんごの木が出現します。【私のワンアクションを投稿する】をクリック。
③好きなりんごの色を選び、ワンアクションを投稿します。

④木に投稿したりんごが実ります。りんごをタップすると、投稿したワンアクションが表示されます。

※特設サイト（https://ringo.shinmai.co.jp）では、ほかの方が投稿したワンアクションを見ることができます。また、投稿は特設サイトからも行うことができます。

〈掲載日について〉

企画ローンチ

ラッピング紙面で問題提起を行うとともに読者にワンアクション宣言の投稿を呼びかけ、「行動次第でりんごが実る環境を守ることができる」ことを可視化していきます。

掲載日：11月22日（金）

掲載先：信濃毎日新聞

仕様：ラッピング紙面
特集記事

信州りんごを取り巻く環境問題や脱炭素社会実現の重要性、信州りんご150年の歴史などをまとめた特集記事を掲載します。特集中に11月22日に登場した木を再び掲載。ＱＲコードを読み込むと、寄せられたワンアクション宣言がカラフルなりんごの実としてたくさん実っている様子をＡＲで見ることができます。

掲載日：1月28日（火）～31日（金）※４日間連載

掲載先：信濃毎日新聞

仕様：ピックアップセンター版４ページ×4日間（予定）

〈特設サイトについて〉

日時：11月22日（金）公開

URL：https://ringo.shinmai.co.jp

◆東京・長野でカーボンオフセットを目的とした販売会も

　キャンペーン期間中、東京都内と長野県内の２ケ所で、県内の農家が丹精込めて育てたりんごの販売会を行います。カーボンオフセットを目的としており、りんご１個につき100円が長野県内の企業・団体の温室効果ガス削減のための活動に役立てられます。ご購入いただいたりんごは、プラスチックやビニールではなく、特殊な紙を素材にした特製ネットに入れてお渡しします。

※本企画におけるカーボンオフセットのねらい：カーボンオフセットとは、個人や企業が直接削減できないCO₂排出量を、環境保全活動に出資することで埋め合わせる考え方です。本企画では、ハードルが高い印象のある脱炭素行動を日常生活の中で気軽に行ってもらうことと、直接的に脱炭素活動に参加いただくことを目的としています。

〈販売会の日程〉　