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岐阜県飛騨市
会社概要

【岐阜県飛騨市】消防団員の負担軽減を!実践的な消防訓練に特化した新たな訓練会の開催

岐阜県飛騨市(飛騨市長 都竹淳也)では、従来の消防操法大会に替え、団員の消火技術の習得や向上を目的とする「飛衛(ひまもり)消火訓練会」を初めて開催しました。

岐阜県飛騨市

背景

人口減少や消防団員の高齢化が進むなか、消防団の担い手不足が全国的にも課題となっています。その原因として、消防操法大会に向けた過度な訓練、行事やイベントなどへの参加、報酬や手当が十分でないことが団員の大きな不満になっているのではと考え、消防操法大会のあり方を検討することになりました。

そこで、飛騨市消防操法大会を昨年度で最後とし、これまでの大会に替え、タイムの測定や順位を決めるような競技性をなくし、安全配慮や操作技術、機材保護といった、より実戦的で基本的な面を重視する訓練会にしたもので、今回初めて実施しました。

「飛衛(ひまもり)消火訓練会」という名称は、団員から寄せられた中から投票で選ばれました。

右は地元中学生が作成した開催ポスター

訓練概要

日時

2024年6月16日(日曜日)9時00分~

場所

ひだ流葉スキー場 第1駐車場

内容

この日は、狭あいな住宅密集地で火災が発生し、消防ポンプ車が現場に近寄れないとの想定で訓練を実施しました。

火点から離れた場所に消防ポンプ車を停め、消火活動の障害となる建物をう回しながらホースを延ばし、2階建ての住宅の1階部分と2階部分の火点に放水するもので、消防ポンプ車を保有する市内の5つの分団が参加し、6人1チームで訓練を行いました。

最初に到着した第1陣の4人が状況を把握しながら第1線を延ばして放水を行い、後から到着した第2陣の2人と情報を共有しながら、さらに第2線を延ばして消火活動を行うという、実際の消火活動に即した内容としました。

参加した団員らは、それぞれの判断で活動を工夫したりアクシデントに対応しながら訓練を実施。建物破壊の可能性も考えて鳶口を用意したり、状況に応じて水圧を調整するなど各分団ごとのやり方で訓練にあたりました。

訓練の様子

終了後は、評価者と団員が車座になって振り返りも行い、減点方式ではなく良かった点を中心に講評したり、参加者からも工夫した点や反省点などの意見を聞きました。

その中では、「実際の現場でホースが2線というのは少なすぎる。本数を増やすと、より実戦的になるのでは」などの提案や、「訓練直後に評価者から工夫をした点について評価をしてもらえることは、次の訓練につながる」といった前向きな意見が聞かれました。

また、今回の訓練会に係る訓練日数は、月2回~3回と昨年までの操法大会練習(最大週4回)と比較して大幅に減少し、団員と家族の負担軽減につながる結果となりました。団員からも「以前は、心や体や、家族の負担が大きかったが、練習回数が減り、今後はストレスなく、有事に対応できると思う」といった意見が聞かれました。

尾﨑忠夫 飛騨市消防団長

終了後、飛騨市消防団の尾﨑忠夫団長は「緊張せず、確実な操作をしてくれたと思います。こういう流れで訓練を継続し、怪我のないよう消火活動をしてほしい」と振り返りました。

訓練を見学した都竹淳也飛騨市長は「大変画期的。これが本当の実戦的な訓練だと思います。工夫も凝らされているし、初の試みとして素晴らしい。また来年、もっと改良されると思うので期待しています。下呂市や白川村などからも団長さんが来てみえて、他の消防団の参考にもなるのでは」と称賛していました。

改革を続ける「NEO(新しい)飛騨市消防団」

飛騨市消防団では、2024年1月7日、「NEO(新しい)飛騨市消防団」をキャッチフレーズに、今までの既成概念にとらわれることなく操法や式典行事の見直しを行い、団員およびその家族の負担軽減を図り、新入団員の確保につなげていくことを宣言しました。

1月7日の令和6年飛騨市消防出初式の様子(尾﨑忠夫 飛騨市消防団長)

訓練

従来行われてきた操法大会は令和5年度の大会をもって最後とし、令和6年度からは実戦的な消火技術の習得を目的とした「講習会・訓練」へシフトします。また、実戦的な訓練を定期的に実施し火災や自然災害への対応能力向上を図ります。

式典・行事

飛騨市消防出初式(1月開催)は令和6年1月7日の開催を最後として、令和7年からは4月に「飛騨市消防出初式」「飛騨市消防団入退団式」を合わせて開催します。年末夜警の来賓等による激励行事は廃止します。消防団幹部講習や各種講習会の合同開催を進め、団員の負担軽減を図ります。

市単位の消防団関係表彰の見直し

市単位の表彰数を削減し、表彰状・バッジの贈呈から、商品券の贈呈へ変更します。県知事表彰(優秀家族賞)の贈呈に併せて、市から商品券を贈呈します。

お問合せ先

飛騨市消防本部総務課

担当:松下

電話:0577-73-6198

飛騨市消防本部公式Instagram

岐阜県飛騨市

飛騨市は、人口約22,000人の小さな市で、周囲を北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約94%を森林が占めるなど豊かな自然に恵まれたまちです。また、豊富な自然資源のほか、ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」を始めとする宇宙物理学研究施設、大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデル地となった田舎町の風景など、多彩で個性豊かな地域資源の宝庫です。

飛騨市公式サイト https://www.city.hida.gifu.jp/

飛騨市公式観光サイト https://www.hida-kankou.jp/

飛騨市公式移住サイト https://www.city.hida.gifu.jp/site/iju/

飛騨市公式食サイト https://hidaichi.jp/

飛騨市公式文化財サイト https://hida-bunka.jp/

飛騨市公式広葉樹プロジェクトサイト https://hidatsumu.com/

飛騨市公式薬草プロジェクトサイト https://www.city-hida.jp/yakusou/

PRTIMES飛騨市ページ https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/120394

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https://www.city.hida.gifu.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
岐阜県飛騨市古川町本町2番22号
電話番号
0577-73-2111
代表者名
都竹 淳也
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年02月
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