世界最大のデータサイエンス・コンペティションサービス「Kaggle」で開催される三井物産主催コモディティ予測問題へ技術サポートを提供

株式会社FOLIOホールディングス

2025年7月25日 12時00分

　SBIグループで革新的な金融ソリューションを提供する株式会社FOLIOホールディングスの子会社であるAlpacaTech株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役CEO：四元盛文、以下「AlpacaTech」）は、三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：堀健一、以下「三井物産」）が主催する世界最大のデータサイエンス・コンペティションサービス「Kaggle」で開催されるコモディティ予測問題において、問題設計・データ設計の技術サポートを提供したことをお知らせします。

　Kaggle（カグル）とは、世界中のエンジニアやデータサイエンティストが参加する、データサイエンスや機械学習をするためのオンラインプラットフォームです。様々な企業や団体が開催するコンペティションでは、上位入賞者に賞金が設定されており、入賞の数や種別に応じた称号が付与されます。

https://www.kaggle.com/

コンペティション名	MITSUI&CO. Commodity Prediction Challenge https://www.kaggle.com/competitions/mitsui-commodity-prediction-challenge
開催期間	開始：2025/7/24 エントリー締切：2025/10/16 提出締め切り：2025/10/23 終了：2026/1/16
賞金総額	100,000ドル
概要	ロンドン金属取引所（LME）、日本取引所グループ（JPX）、米国株式市場、外国為替市場のヒストリカルデータを用いて、将来のコモディティリターンを予測するモデル開発に挑戦します

　本コンペティションは、変動性が高く予測が困難なコモディティ（商品）市場をテーマとしています。世界中の優秀なデータサイエンティストの知見を結集し、より正確で安定した価格予測を実現する革新的なAIモデルの開発を目指します。

■本コンペティションの狙い

1.高度な予測モデルの発掘と精度向上

既存の手法では捉えきれなかった市場の動的なパターンを学習する、多様で頑健なアルゴリズムを発掘します。これにより、トレーディング戦略や投資判断、リスク管理の精度を直接的に向上させることが期待できます。

2.市場の安定化と効率化への貢献

安定した価格予測は、市場の過度なボラティリティを抑制し、より効率的な資源配分を可能にし、さまざまなビジネスへの応用が期待できます。

3.データサイエンスコミュニティとの共創

三井物産が有するコモディティ市場における深い知見、Kaggleコミュニティの最先端の分析能力、AlpacaTechの問題設計・データ設計に関する知識を組み合わせることで、解決が難しい課題にチャレンジします。

■三井物産株式会社について

三井物産は、金属資源、エネルギー、機械・インフラ、化学品、鉄鋼製品、生活産業、次世代・機能推進の各分野において、全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力を活かし、多角的に事業を展開する総合商社です。

▶︎URL：https://www.mitsui.com/jp/ja/

■株式会社FOLIOホールディングスについて

FOLIOホールディングスは、「明日の金融をデザインする。」をミッションとして掲げ、これからの社会に求められる金融ソリューションの創出を通じて、豊かな未来の実現を目指しています。現在は、一般のお客さまや金融機関に対して投資一任運用ソリューションを提供する株式会社FOLIOと、投資運用およびトレーディングのためのAIソリューションを開発するAlpacaTech株式会社を傘下に擁し、両社による強力な事業シナジーのもと、高度な技術力を駆使した金融ソリューションを拡充しています。なお、FOLIOホールディングスは東京証券取引所プライム市場に上場し、SBI証券を傘下に擁するSBIホールディングス株式会社のグループ会社です。

▶︎URL：https://folio-hd.com