【岐阜県高山市】中部国際空港に岐阜県産木材と飛騨の匠の技術を活かした「カームダウン・クールダウンスペース」が設置されます
ベースとなる案は、「岐阜県立森林文化アカデミー」の学生のみなさんがワークショップ形式で提案し、「岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター」が監修、また、飛騨の家具で有名な飛騨産業株式会社(協同組合飛騨木工連合会)のご協力により飛騨の匠の技を用いるなど、「オール岐阜県」で制作されています。
令和6年3月26日(火)に、中部国際空港(セントレア)の第2ターミナル国際線・国内線出発制限エリア内に、岐阜県産の木材と飛騨の匠の技術を活かした「カームダウン・クールダウンスペース」が誕生します。「カームダウン・クールダウンスペース」は、発達障害、知的障害、精神障害などをお持ちの方が、他者からの視線や外部の音や光を遮ることができるよう、間仕切りとベンチで構成された区間です。空港は利用者にとって非日常的な空間であり保安検査場では緊張する場面もあるかと思いますが、そんな時に利用できるのが「カームダウン・クールダウンスペース」です。スペースでお過ごしいただくことにより、少しでも安心して飛行機に乗ることができるようになるお手伝いができると考えています。
この施設は、中部国際空港株式会社が岐阜県と締結した「岐阜県木の国・山の国県産材利用促進協定」に基づき、岐阜県産の木材を活用しています。企画・制作は協同組合飛騨木工連合会に所属する、飛騨の家具で有名な飛騨産業株式会社が行い、伝統的な飛騨の匠の技術を使用し制作されています。
今回の取り組みは、「岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター」による監修、「岐阜県立森林文化アカデミー」の学生のみなさんによるワークショップ形式のアイデア提案の他、高山市関係部署も連携するなど、オール岐阜県内の関係機関の協力を得て進められました。お披露目会にて、細部に光る飛騨の匠の魅力を、是非ご体感ください。
また、同協定に基づいて、第1ターミナル国内線出発制限エリア内にあるバスゲート搭乗待合エリアに、3月7日に新たに飛騨の家具を設置し、飛行機や管制塔などを見ながらお過ごしいただける、くつろぎのスペースも提供しています。
カームダウン・クールダウンスペース概要
設置:中部国際空港株式会社
設置日:令和6年3月26日(火)
場所:第2ターミナル2階国際線・国内線出発制限エリア
広さ:国際線出発制限エリア約5㎡(幅2m×奥行き2.4m×高さ2m)
国内線出発制限エリア約4㎡(幅2.4m×奥行き1.8m×高さ1.8m)
利用方法:予約不要・無料
対象便:第2ターミナルの出発便に搭乗されるお客様がご利用いただけます。
制作:協同組合飛騨木工連合会(飛騨産業株式会社)
カームダウン・クールダウンスペースお披露目会
設置に先立ち、お披露目会を実施いたします。取材希望の場合はお問い合わせください。
日時:令和6年3月26日(火)10時30分~12時00分
場所:第2ターミナル2階国際線および国内線出発制限エリア内
【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所商工振興課
住所:〒506-8555
岐阜県高山市花岡町2丁目18番地
電話:0577-35-3144
FAX:0577-35-3167
メールアドレス:shoukou@city.tkayama.lg.jp
【報道に関するお問い合わせ】
中部国際空港株式会社 広報グループ
電話:0569-38-7775
すべての画像