単発バイトで『職場体験』⁉ 同じ職場で長期レギュラーバイト化傾向【単発・スポットアルバイト実態調査】
当社を母体とする、多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス/本社:東京都千代田区/代表取締役社長:米田光宏)」は、全国の16~69歳の男女1,000人を対象に「単発・スポットバイトに関する調査」を実施し、単発・スポットアルバイト勤務経験の経験、同じ勤務地でのリピート状況などについて調査、結果をとりまとめましたのでご報告いたします。
※2019年10月調査 単発・スポットアルバイト勤務実態調査(全属性n=1,000)のうち単発・スポットバイト経験ありと回答した474名(男性275名・女性199名)を対象にレポート作成
調査結果 トピックス
1.過去1年間で単発バイトの経験ありは47.4%
2.同じ勤務地で繰り返し働いている人が、なんと4分の3!
3.うち約半数が長期勤務に変更。単発で「職場体験」をしてレギュラーバイト化する傾向
1.過去1年間で単発バイトの経験ありは47.4%
2.同じ勤務地で繰り返し働いている人が、なんと4分の3!
単発・スポットアルバイトといえば、「いろいろな仕事を転々と渡り歩く」というイメージが強いなか、意外なことに約4分の3が同じ勤務地で複数回勤務している実態が判明しました。
同じ勤務地で働くなかでも、単発・スポット形態のままで働く派と、長期バイトに変更して働く派に傾向は2極化。単発・スポット形態のままで働く理由としては、日払いで収入を得ることが彼らにとっての大きなメリットとなることを前提としたうえで「新しい仕事を探すのが面倒くさい」「慣れた仕事のほうか簡単」などといった声が多数。確かに毎回違う仕事に就く手間を考えると極めて合理的な選択といえるのかもしれません。
3.うち約半数が長期勤務に変更。単発で「職場体験」してレギュラーバイト化する傾向
一方で、単発・スポットアルバイトから長期バイトに変更して働いている人の割合は、単発・スポット経験者の32.5%。同じ勤務地で継続した層の4割強にあたります。日払いで収入が得られるという大きなメリットを手放す層が、こんなにいるのもやや意外な結果です。切り替えた理由としては「職場の雰囲気がよかった」「人間関係がよかった」「仕事が自分にあっていた」など、「職場への愛着心」があげられています。その根底には、ある職場といきなり長期契約することを不安視する層が、まずは「職場体験」として単発・スポットバイトを活用しているという実態があるようです。
■調査概要
調査期間:2019/10/25~2019/10/28
調査対象:全国の16~69歳男女
調査方法:インターネットによるアンケート
有効回答:1,000名(男性500名・女性500名)
■ツナグ働き方研究所とは
アルバイト・パート専門の人材コンサルティング会社、株式会社ツナググループ・ホールディングスを母体とする「多様な働き方」の調査研究機関。少子高齢化による労働力人口の構造変化やIT技術の進化、グローバル化による産業構造変化が加速する中、ますます広がりを見せるアルバイト・パートを中心とした多様な労働市場において、「個人の価値観が尊重される働き方」「現場の人材が最も輝く働き方」「21世紀をリードする多様な働き方」をテーマに、調査・研究・開発に取り組む。
所長である平賀充記(ひらがあつのり)は、リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)にて、FromA、タウンワーク、とらばーゆ、ガテン、はたらいくなど、リクルートの主要求人メディア編集長を歴任。30年以上にわたり「職場の若者」を見続けてきた経験を持つ、「若者の働き方研究の第一人者」として活動している。
調査結果 トピックス
1.過去1年間で単発バイトの経験ありは47.4%
2.同じ勤務地で繰り返し働いている人が、なんと4分の3!
3.うち約半数が長期勤務に変更。単発で「職場体験」をしてレギュラーバイト化する傾向
1.過去1年間で単発バイトの経験ありは47.4%
調査対象の1,000人中過去1年間で単発・スポットアルバイトを経験したことがある割合は47.4%。約半数が単発・スポットアルバイトを経験しています。属性では正社員・契約社員が最も多く61.5%、次いで学生が57.6%。主婦やシニアは30%前半にとどまっています。
2.同じ勤務地で繰り返し働いている人が、なんと4分の3!
単発・スポットアルバイトといえば、「いろいろな仕事を転々と渡り歩く」というイメージが強いなか、意外なことに約4分の3が同じ勤務地で複数回勤務している実態が判明しました。
同じ勤務地で働くなかでも、単発・スポット形態のままで働く派と、長期バイトに変更して働く派に傾向は2極化。単発・スポット形態のままで働く理由としては、日払いで収入を得ることが彼らにとっての大きなメリットとなることを前提としたうえで「新しい仕事を探すのが面倒くさい」「慣れた仕事のほうか簡単」などといった声が多数。確かに毎回違う仕事に就く手間を考えると極めて合理的な選択といえるのかもしれません。
3.うち約半数が長期勤務に変更。単発で「職場体験」してレギュラーバイト化する傾向
一方で、単発・スポットアルバイトから長期バイトに変更して働いている人の割合は、単発・スポット経験者の32.5%。同じ勤務地で継続した層の4割強にあたります。日払いで収入が得られるという大きなメリットを手放す層が、こんなにいるのもやや意外な結果です。切り替えた理由としては「職場の雰囲気がよかった」「人間関係がよかった」「仕事が自分にあっていた」など、「職場への愛着心」があげられています。その根底には、ある職場といきなり長期契約することを不安視する層が、まずは「職場体験」として単発・スポットバイトを活用しているという実態があるようです。
今回の調査結果で分かった「単発・スポットバイトの継続率の高さ」「長期へのスイッチ傾向」という結果は、従来のいわゆる「日雇い」のイメージとは一線を画すものです。この層がレギュラーとしての戦力になりうるポテンシャルを秘めていることを鑑みると、人材難にあえぐ企業は「単発・スポットバイトからのレギュラーバイト確保」という採用オプションを持っておいてもいいかもしれません。
■調査概要
調査期間:2019/10/25~2019/10/28
調査対象:全国の16~69歳男女
調査方法:インターネットによるアンケート
有効回答:1,000名(男性500名・女性500名)
■ツナグ働き方研究所とは
アルバイト・パート専門の人材コンサルティング会社、株式会社ツナググループ・ホールディングスを母体とする「多様な働き方」の調査研究機関。少子高齢化による労働力人口の構造変化やIT技術の進化、グローバル化による産業構造変化が加速する中、ますます広がりを見せるアルバイト・パートを中心とした多様な労働市場において、「個人の価値観が尊重される働き方」「現場の人材が最も輝く働き方」「21世紀をリードする多様な働き方」をテーマに、調査・研究・開発に取り組む。
所長である平賀充記(ひらがあつのり)は、リクルートフロムエー(現リクルートジョブズ)にて、FromA、タウンワーク、とらばーゆ、ガテン、はたらいくなど、リクルートの主要求人メディア編集長を歴任。30年以上にわたり「職場の若者」を見続けてきた経験を持つ、「若者の働き方研究の第一人者」として活動している。
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