―”ケアマネジャー”をパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査『CMNRメディカル』―「慢性便秘の要介護者」に関する調査結果

要介護・要支援の慢性便秘患者の8割が便秘薬に「不満」、上位は「薬がないと出なくなる(依存性)」「下痢と便秘を繰り返す」

全国のケアマネジャー9万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(http://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(http://www.recordbook.jp/)を展開するなど、日本の健康寿命を延伸する社会の実現に向け、様々なヘルスケアサービスを運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、ケアマネジャーをパネルにした要介護高齢者の医薬品独自調査サービス『CMNRメディカル』第2回調査(慢性便秘に関するアンケート)を実施しました。
■調査概要
調査名:CMNRメディカル(第2回) 「慢性便秘のご利用者に関するアンケート」
期間:2018年10月5日~2018年10月15日
調査パネル:「ケアマネジメント・オンライン」に登録する会員ケアマネジャー
調査サンプル数:997名(うち居宅介護支援事業所勤務/707名)
調査方法:WEBアンケート
対象医薬品:慢性便秘患者(要介護、要支援)への処方薬を中心とした医薬品全般
(便秘治療薬、骨粗鬆症薬、糖尿病薬、抗パーキンソン薬、脂質異常症治療薬、消化性潰瘍用剤、降圧薬、血管拡張剤、不整脈用剤、抗血小板剤、利尿剤、催眠鎮静剤、抗うつ薬、解熱鎮痛消炎剤、気管支拡張剤、アレルギー用薬、漢方など)

■調査結果(サマリー)
国内の便秘の有病率は、加齢につれて男女ともに増加し、80歳以上では、男女比がほぼ同じです。要介護者の便秘は、さまざまな不安や排便トラブル、食欲不振による低栄養など、QOL(生活の質)に大きな影響を与えます。また、要介護者の家族や介護従事者にとっても排便トラブルは、心身への負担となっております。
本調査において、要介護者の便秘対策として処方薬が最も多いと示される一方、服用者の8割が、依存性や効きすぎによる下痢など、便秘薬に対して何らかの不満を持っていることが明らかになりました。

2018年の介護報酬改定において、ケアマネジャーには医師・薬剤師など医療関係者に対して、介護サービス事業者から提供された情報や自ら把握したご利用者の状態伝達することが義務付けられました。医療と介護の連携の要であるケアマネジャーの持っている情報が、要介護者の慢性便秘の改善に役立てられるよう期待されています。


ケアマネジャーの4人に1人(26.4%)は、ご利用者の慢性便秘改善のために病院受診の提案を「必ず行っている」と回答しました。また、5人に1人(20.1%)は、「あまり行っていない」「全く行っていない」と回答しました。
※慢性便秘の利用者を担当しているケアマネジャー(n=632)
 

在宅介護を支える居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャー(n=707)が便秘と判断する排便回数は、「週に2回未満」が最も多く44.8%でした。ついで「週に3回未満」24.3%、「週に1回未満」19.0%となっています。
※参考(便秘とは?)
・「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出出来ない状態」(日本消化器病学会関連研究会慢性便秘の診断・治療研究会『慢性便秘症診療ガイドライン2017』)
・「排便回数が週に3回未満」(国際消化器病学会 RomeⅣによる便秘の定義)

 

要介護者が便秘薬に対して感じている不満で最も多かった回答は、「薬がないと出なくなる(依存性)」46.3%、ついで、「下痢と便秘を繰り返す」32.3%、「薬が効きすぎて下痢をする」29.8%でした。

要介護者の84.0%は、便秘薬に対して何らかの不満を持っており、便秘薬の使い分けや量のコントロールに問題を抱えている方が少なくないようです。
※便秘薬が処方された利用者を担当しているケアマネジャー(n=570)
 

慢性便秘が生存率(余命)に影響するか「分からない」と答えたケアマネジャーは、42.4%でした。
「影響ある(はい)」と回答したケアマネジャーほど、積極的に病院受診を提案している傾向が見られました。
健康寿命を延ばすためには、疾患に対する正しい認識や治療行動が重要です。医療と介護の連携の要であるケアマネジャーが、医療関係者に対して適切な情報提供できるよう、さらなる環境整備が期待されます。
※居宅介護支援事業所に勤務するケアマネジャー(n=707)

■調査レポート販売のご案内
本調査結果を、詳細レポートとして10月30日より販売いたします。上記掲載以外にも、
・慢性便秘に対するケアマネジャーの認識について
・利用者の慢性便秘の改善のためにケアマネジャーが重視していること、提案していること
・慢性便秘に対して要介護者が困っていること及び対策
・慢性便秘患者の受診医療機関数(要介護度別)
・慢性便秘以外の医薬品を含む薬効分類別処方数
等の内容が、収載されています。

※医薬品マーケティングご担当者様※
本調査レポートの内容、価格等につきましては、下記窓口までお問い合わせください。

■お問い合わせ窓口■
株式会社インターネットインフィニティー 事業本部 マーケティング部(担当:江口)
TEL:03-6697-5505 FAX:03-6779-5055 MAIL:neguchi@iif.jp

■CMNRメディカルについて■
『CMNR(CareManager Network Research)メディカル』は、医療と介護連携のキーマンである”ケアマネジャー”をパネルとした調査サービスです。複数の医療機関を受診することが多い要介護・要支援高齢患者の処方薬や、服薬管理状況など、医師や薬剤師をパネルとした調査ではなかなか把握しにくい医薬品使用の実態を調査できます。
専門サイト「ケアマネジメント・オンライン」に登録する、日本のケアマネジャー15万人のうち6割に相当する9万人のネットワークを『CMNRメディカル』では活用しています。
※ケアマネジャー(介護支援専門員)は、適切な介護サービスを受けられるように高齢者とその家族の支援をしており、医療と介護の連携の要を担っています。

■調査のご依頼について■
「ケアマネジメント・オンライン」では、『CMNRメディカル』をはじめ、ケアマネジャーを対象にした様々な調査を常時行い、企業やメディア、行政などにお届けしています。今後調査を実施してほしい疾患や医薬品のリクエスト等ございましたら、下記窓口までお気軽にお問い合わせください。

■記事引用時のお願い■
「ケアマネジメント・オンライン」調べ、と明記ください。
・WEB上での引用に際しましては、「ケアマネジメント・オンライン」にhttp://www.caremanagement.jp/へのリンク付与をお願いいたします。

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