ASEANで実績あるAI臨床アシスタント「Dx」を、国内医師7万人超に提供開始

診断支援や検査データの解釈など、医療AI活用の可能性を大規模検証へ

株式会社エクスメディオ

2025年6月16日 15時00分

東南アジア最大の医師向けプラットフォーム『Docquity』を提供するDOCQUITY HOLDINGS PTE. LTD.（本社：シンガポール、CEO：Indranil Roychowdhury）と、医師専用の臨床相談コミュニティとして医師会員数74,000人超のオンライン医局®『ヒポクラ』を運営する株式会社エクスメディオ（本社：東京、代表取締役社長執行役員：澤田敬嗣）は、AI臨床アシスタント「Dx（ディーエックス）」を、『ヒポクラ』医師会員向けに提供開始しました。

Indeed調査（出典: Indeed Japanプレスリリース, 2024年9月27日）では、医師の59.1％がAIを「定型の事務作業」に活用したいと回答する一方、44.2％が「診断や検査解析」といった医療の質に直結する分野でのAI活用にも関心を示しています。

今回の取り組みでは、実際の臨床現場で医師がAIを「診断補助」「検査結果の支援」などに活用する際の課題や可能性を明らかにすることが狙いです。

エビデンスに基づいた迅速な意思決定を支援する「Dx」は、米国医師免許試験で94％の精度を記録。ASEANで実績あるこのAIツールが、日本の医療現場でどこまで“相棒”となれるのか。医療AIの実装に向けた、大規模な第一歩が今、始まります。

▼ 実際のDxの画面

●プロンプト入力画面

●回答画面

●好みの回答を選択した後（例示は「回答1」を選択）

■Docquityについて

Docquity（ドクイティ）は、東南アジア最大規模となる41万人の医師が参加する医療従事者向けネットワークを提供しています。医療情報の共有、症例ディスカッション、継続教育の機会などを通じて、医療従事者がつながり、学び合い、成長するための環境を提供。医療機関、医師会、製薬企業からの高い信頼を獲得しています。

◆会社概要

【会社名】DOCQUITY HOLDINGS PTE. LTD.

【設立】2017年2月

【事業内容】医師向けプラットフォーム運営事業

【代表】Indranil Roychowdhury

【所在地】シンガポール（本社）、インド（技術拠点）

【コーポレートサイト】https://docquity.com/

■エクスメディオについて

エクスメディオは2014年創業の、医師のための専門医相談サービスのパイオニア企業です。運営するオンライン医局®『ヒポクラ』は、医師専用の臨床相談コミュニティとして、診断・治療に関する悩みを時間・場所を問わずDtoD（Doctor to Doctor）で相談可能。現在74,000人以上の医師が利用する、日本最大級の医師向けプラットフォームです。

◆会社概要

【会社名】株式会社エクスメディオ（exMedio Inc.）　

【設立】2014年12月

【事業内容】インターネット等のネットワークシステムを利用した、医療支援ソフトウェア・ITサービスの企画・研究・開発

【代表取締役社長執行役員】澤田敬嗣

【所在地】東京都渋谷区千駄ヶ谷5-15-6 VORT代々木5階

◆ 各種関連サイト

【コーポレートサイト】https://exmed.io/

【ヒポクラ紹介サイト】https://www.marketing.hpcr.jp/hpcr

◆ 沿革

2015年3月：皮膚科専門医にオンライン相談できる「ヒフミル」リリース

2015年5月：眼科専門医にオンライン相談できる「メミル」リリース