スカイディスクと九州最大手学習塾の英進館がAI成績分析システム「E-PAS」を共同開発、公開テストにて利用を開始
塾生の不得意傾向をAIが分析し、弱点克服のための学習計画作成をサポート
AI活用によるDXを支援する株式会社スカイディスク(本社:福岡県福岡市、代表取締役CEO:内村 安里、以下「スカイディスク」)と九州最大手学習塾である英進館株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:筒井 俊英、以下「英進館」)は、生徒への学習指導に独自AI成績分析システム「E-PAS」を共同開発しました。英進館は2022年6月の公開テストより、本システムの利用を開始しています。
独自AI成績分析システム「E-PAS」は、過去10年の受験生データから、その生徒が間違いやすい単元の傾向をAIが分析します。学習計画をAIがサポートすることで、生徒一人ひとりへの学習指導の充実と、現場講師の業務負荷軽減の両方を実現します。
独自AI成績分析システム「E-PAS」は、過去10年の受験生データから、その生徒が間違いやすい単元の傾向をAIが分析します。学習計画をAIがサポートすることで、生徒一人ひとりへの学習指導の充実と、現場講師の業務負荷軽減の両方を実現します。
■独自AI成績分析システム「E-PAS」について
スカイディスクと英進館が共同開発した「E-PAS」は、英進館が過去10年に実施した模試データと塾生データをもとに、テスト結果からその生徒の弱点をAIが分析します。
AI開発には受験生の個人情報は含まない、成績データのみを使用。過去に類似問題を間違えた受験生グループのテスト結果や成績推移をもとに、上位の偏差値グループに成長するための「復習重要度アドバイス」を示唆するとともに、同グループの受験生が間違える傾向が高い関連分野を「重要単元」としてピックアップします。
■開発の背景
英進館は日本最高レベルの授業を実践し、全国最難関・灘高校の塾別合格者数で今年10回目の全国No.1を達成するなど、西日本・九州トップクラスの合格実績を誇る学習塾です。自塾生や入塾希望者はもちろん、外部生の受験希望者を対象に、年に複数回、公開テストを実施。テスト受験後の個別カウンセリングでは、公開テストの結果とともに今後の学習方法などのアドバイスを行っています。
講師は公開テストの結果より、生徒ごとの学習計画の指針を立てます。しかし、テスト結果から正確に弱点を分析するには深い教科理解が必要であり、講師の教科ごとの習熟度によっては指導にバラツキがある状況でした。また、大量のテスト結果に対応するため、本来力を発揮するべき学習指導以外にも多くの業務負荷がかかっていました。
こうした背景のなか、2021年2月にスカイディスクよりDX化の提案を受け、より生徒個人にあわせた学習計画の充実と講師の業務負荷軽減を目的に、成績分析のAI化について検討を開始しました。
■具体的な事例内容
【利用機会】公開テスト(年に複数開催)、2022年6月より一部で利用開始。
【対象学年】小学4年生・5年生、中学1年生・2年生
【E-PAS活用の流れ】
- 講師はテスト終了後、従来通りに採点・結果をとりまとめる
- テスト結果と過去10年の模試データを、E-PASにインプットデータとして入力
- E-PAS利用により、生徒一人ひとりの弱点項目がAI分析。分析結果は「復習重要度アドバイス」「重要単元」として、PDFに出力される
- 講師はテスト結果とAI分析結果を確認し、生徒ひとりひとりの学習計画を考案。個別カウンセリングにて提示する
【E-PASによる分析項目】
・復習重要度アドバイス:上位の偏差値グループと比較した際の弱点ポイント
・重要単元:過去に類似問題を間違えた受験生グループが、他に間違えやすい単元項目を予測
※AI開発には塾生の個人情報は含まない、成績データのみを使用しています
【E-PASの特徴】
公開テストの試験問題は、西日本・九州トップクラスの合格実績を誇る英進館が、独自に作成したものです。英進館が誇る教務部門が独自研究して作成されており、毎年驚異の的中率で入試問題を的中させ、受験対策として高く評価されています。
AI搭載の学習アプリも数多くある一方で、英進館の強みを活かすべく、公開テストでの利用を前提として、独自のAI成績分析システムの開発を進めました。
■英進館 中尾氏からのコメント
多くの子どもたちにとって、テストというものは基本的に楽しくないものです。一般的な成績表では学力やこれまでの自分の努力という「今」を評価され、「もっと頑張りなさい」と檄がとぶ……。これでは子どもたちが後ろ向きになるのも仕方ありません。
“せっかく足を運んで受験してくれた公開テストを、もっと子どもたちのためになる機会にしたい”
私たちは子どもたちが自分の「できる!」を喜べる、まだ目標に足りない成績には「これを勉強すればいい!」と具体的に助言できる、「自分と同じ成績から合格した先輩がいる!」とやる気と努力する勇気を与えられる、そんな成績表の実現に徹底してこだわりました。
英進館が保有する卒業生たちの膨大な成績データと、圧倒的シェアの合格実績がもたらす恩恵を、学力伸長の道しるべとして、テスト受験者一人一人に還元いたします。
■公開テスト開催予定
E-PASによるAI成績分析、講師による丁寧な個別カウンセリングにより、現在の学力を把握し、今後の学習計画に活かすことができます。入塾を希望していない方でも、テストのみの参加も可能です。
ぜひ受験をご検討ください。
詳細・お申し込みはこちら:https://www.eishinkan.net/test/
【英進館 会社情報】
会社名:英進館 株式会社
URL:https://www.eishinkan.net/
本社所在地:福岡市中央区今泉1-11-12 英進館総本部ビル
代表者:筒井 俊英(代表取締役社長)
創業:1979年4月
設立:2016年4月1日
事業内容:中学・高校・大学受験指導、衛星予備校、個別指導、理科実験授業、各種公開テスト、教育講演会、各種入試ガイド、合宿イベント、花まる学習会、学童保育、幼児園ほか
【スカイディスク 会社情報】
会社名:株式会社スカイディスク
これまで198社のお客様と、460件のDXプロジェクト(2022年12月時点)に取り組んできました。そこで得た知見・ノウハウをサービス・プロダクトとして世の中に還元することが私たちの使命だと考えています。「ものづくりを、もっとクリエイティブに」をミッションに、AIを活用したDXを推進していきます。
URL:https://skydisc.jp/
本社所在地:福岡県福岡市中央区舞鶴2-3-6 赤坂プライムビル4F
代表者:内村 安里(代表取締役CEO)
設立:2013年10月1日
事業内容:AIを活用したDX支援、AIxSaaS生産計画立案サービス「最適ワークス」の提供
スカイディスクは個別のプロジェクトで得た知見・ノウハウを新規プロダクトとして世の中に還元していくことで、AIを誰でも使える世界の実現に今後も貢献してまいります。
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