エンタメ業界のデジタルトランスフォーメーションを投資を通じて推進する「ミクシィエンターテインメントファンド」を設立
本ファンドはライブエンターテインメントの分野でDXを進めるスタートアップ企業などを対象としており、ファンドサイズは最大30億円を予定しています。また、当社は今後、同分野に対して、本ファンドを含め最大100億円規模の投資を予定しています。
1. 本ファンド設立の目的
新型コロナウイルスの感染拡大により、スポーツや音楽、演劇等のライブエンターテインメント分野は深刻な打撃を受けており、現在もコロナ禍前と同じように開催することは困難な状況です。こうした中で、無観客ライブを実施しネットでの有料配信により収益化を図るなど、テクノロジーを活用した新しい取り組みも行われており、今後さらに、DXによる新たな体験価値の提供が期待されています。
当社は、「エンタメ×テクノロジーの力で、世界のコミュニケーションを豊かに」を中期経営方針に掲げ、エンターテインメント領域での事業成長に注力しています。
この方針の下、本ファンドは投資活動を通じて様々なライブエンターテインメント分野のDXを推進し、投資先との協業等による同分野での新事業創出を目指します。
本ファンドを通じて、これまでリアルの場でしか楽しめなかったエンターテインメントにテクノロジーの力をかけ合わせ、離れた場所でも楽しめる新たな形を創り出すことで、多くの方に豊かなコミュニケーションを届けてまいります。
2. 本ファンドの概要
(1)名称 | ミクシィエンターテインメントファンド1号投資事業有限責任組合 |
(2)所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 36階 |
(3)設立根拠等 | 投資事業有限責任組合契約に関する法律に基づく投資事業有限責任組合の設立 |
(4)組成目的 | 国内外のスタートアップ企業等への投資 |
(5)組成日 | 2020年10月(予定) |
(6)出資の総額 | 30 億円(上限) |
(7)出資者・出資比率・ 出資者の概要 |
株式会社ミクシィエンターテインメントファンド(予定) 0.2% 株式会社ミクシィ 99.8% |
(8)業務執行組合員の 概要(予定) |
名称:株式会社ミクシィエンターテインメントファンド 所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 36階 代表者の役職・氏名:代表取締役 奥田 匡彦 事業内容:投資事業 資本金:15百万円 |
(9)上場会社(当社)と 当該ファンドとの間の関係 |
上場会社と当該ファンドとの間の関係: 当社は、当該ファンドに99.8%出資する予定です。 上場会社と業務執行組合員との間の関係: 当社 100%子会社として設立予定です。 |
3. 日程
(1)機関決定日 | 2020年8月7日 |
(2)ファンド設立日 | 2020年10月(予定) |
4. 本ファンドに関するお問い合わせ先
https://mixi.co.jp/inquiry/mef/
5. 今後の見通し
本件による当社の当連結会計年度の業績に与える影響は軽微でありますが、今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかに開示いたします。
6. Studio ENTRE株式会社との協業について
本ファンドの設立に合わせ、当社はエンターテインメント業界のイノベーションを加速させるスタートアップ・スタジオ「Studio ENTRE株式会社」に資本参加します。同社の支援を受けて新事業を生み出すスタートアップ企業に対しても本ファンドから投資を行うとともに、当社と投資先スタートアップ企業との協業等による新事業創出を加速し、さらなる企業価値向上を図ります。
■ スタートアップ・スタジオ「Studio ENTRE株式会社」について (https://entre.studio/)
Studio ENTREは広義のエンターテインメントビジネスをテクノロジーと掛け合わせて、新規事業を生みだすことをテーマにしたスタートアップ・スタジオです。音楽、映像、出版、ファッションといった様々なエンタメ領域でのビジネスアイデアを持つイノベーターとともに、事業計画の策定、資金・人材の調達といった新規ビジネスの立ち上げを行います。Studio ENTREは、業界団体とともに音楽業界のDX化を促進するための人材育成セミナーを企画運営する予定です。
■ミクシィグループ < mixi.co.jp >
ミクシィグループは、“ユーザーサプライズファースト”の企業理念のもと、ユーザーの皆さまの想像や期待を超える価値提供に取り組んでいます。当社グループは1997年の創業以来、SNS「mixi」やスマホアプリ「モンスターストライク」など、友人や家族といった親しい人と一緒に楽しむコミュニケーションサービスを提供してきました。これからも、“フォー・コミュニケーション”と定めたミッション(私たちのやるべきこと)を遂行するため、人々の生活がより豊かになる未来を思い描き、ITの側面からコミュニケーションの活性化を促す事業・サービスを推進し、より良いコミュニケーションの創造に取組んでいきます。
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