第一園芸、花のある日常を通じ、オフィス価値の再構築を図るプロジェクト『life with flower』テストイベント実施
10/26~10/30の5日間、オフィスワーカー約1,500名に持ち運び可能な花を配布/約84%が「仕事中に癒された」、約66%が「花を通じ新たなコミュニケーションが生まれた」と回答
花と緑に関する事業を展開する第一園芸株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:伊藤昇、三井不動産グループ)の空間装飾ブランド「OASEEDS(オアシーズ)」は、2020年10月26日(月)から30日(金)の5日間、日比谷三井タワー9階スカイロビーにて、出勤前のワーカーに無料で花1輪と花瓶、持ち運び用の袋を配布する『life with flower』プロジェクトのテストイベントを実施しました。
本プロジェクトは、花のある日常を通じ、オフィス価値の再構築を図ることを目的とする取り組みです。テストイベントには、5日間で計1,540名のワーカーに参加いただきました。その中で、約130名からアンケートにご協力いただいたので、結果をご紹介いたします。
本プロジェクトは、花のある日常を通じ、オフィス価値の再構築を図ることを目的とする取り組みです。テストイベントには、5日間で計1,540名のワーカーに参加いただきました。その中で、約130名からアンケートにご協力いただいたので、結果をご紹介いたします。
■『life with flower』参加の流れ
①ロビーに設置された花畑から好きな花と花瓶を選ぶ
②オフィスに花を飾って楽しむ
③終業後、持ち運び用の袋に入れて家に持ち帰る
④家で花を楽しむ
→次回出社の際に花瓶を持参し、再び花を受け取る。
■コロナ禍にデベロッパーやビル管理会社が抱える「オフィス価値向上」に対する課題にアプローチ
本プロジェクトは、コロナ禍で在宅ワークが増えている中、業務の都合上、出社しなければならないワーカーの業務時間や空間の質を向上させることで「オフィスの価値」を感じていただき、出社するメリットを創出することを目的に企画いたしました。ワーカーはもちろん、テナント満足度を向上させるプロジェクトとして、今後、デベロッパーやビル管理会社向けに広くご案内していく予定です。
■アンケート結果より
①約84%が花による癒やしを実感。約66%が花を通じて新たなコニュニケーションが生まれたと回答
人が花のある部屋で過ごすと、ストレス時に高まる交感神経が25%抑制され、リラックス時に高まる副交感神経が29%亢進されるという研究結果があります(千葉大学環境健康フィールド科学センター 自然セラピープロジェクト調べ)。
今回参加した方のうち、約84%が「仕事の合間で癒やされた」と回答。また、「花を持っているだけで自然と気持ちも動作も穏やかになった」「コロナ禍で閑散としたオフィスに花を飾ったら、一気になごやかな雰囲気になった」という感想も多数いただきました。さらに、約66%が「花をきっかけに同僚との会話が生まれた」と回答。「普段は業務上の会話しか交わさない人とも「どの花を選んだ?」「奥様へどう渡す?」など自然と会話が生まれた」「花に触れる機会が少ない子どもが興味を持ち積極的に世話をするなど、家庭内での新しい関心事が増えた」などの感想もいただき、花を通じて新たなコミュニケーションが創出されていることがわかります。
②約94%のワーカーが「満足」と回答。思い思いの形で花のある日常を楽しんでいた
本プロジェクトの満足度について0~10の11段階で評価してもらったところ、「10」と回答した方が72%、「9」が10.3%、「8」が12.1%と、約94%が満足と評価。非常に好意的に受け止められたことがわかりました。また、テストイベント期間中に促進していたハッシュタグ「#毎日に花を」を付けたInstagramの投稿も40件近く集まり、参加者が思い思いの形で花のある日常を楽しんでいたことが見受けられます。
③期間中、約51%が複数回参加、花を買う機会や花のある日常の創出にも
本テストイベントへの参加回数については、約半数にあたる51.1%が複数回にわたり参加という結果になりました。アンケ―トのコメントでは、「花が長持ちする方法を調べた」「これからは生活に花を取り入れたい」「有料でも構わないからビル内で花が買えるといい」など、この機会に花に興味を持ったという意見が多く集まりました。
フラワー&グリーンビジネス白書の花の購入頻度に関する調査では、「年1~3回」が49%、「年3~6回」が25.3%、「年1~2回」が18.8%と、一般的な花の購入頻度はあまり高くありません(2019年版 フラワー&グリーンビジネス白書調べ)。今回のプロジェクトでは複数回参加した方が多かったことから、身近に花に触れられる機会を継続して創出することにより、花の購入や花のある日常生活にも繋げることができると考えています。
アンケートの結果や期間中の賑わいから、予想以上に参加者の「ウェルビーイングの向上」や「コミュニケーションの活発化」が見受けられました。本テストイベントの結果を踏まえ、第一園芸では今後も『life with flower』プロジェクトを推進していきます。
■三井不動産ビルマネジメント株式会社 東京ミッドタウン日比谷オフィス/西山貴大様のコメント
「今回の『life with flower』は、直近催事のなかでも特に反響が大きく、今後のビル主催イベントの企画・運営に向けても大変参考になりました。このような状況下でも出社を余儀なくされている皆さまに対し、活力や癒しをご提供できたとともに、ユニークフラワー(※)の活用といった社会的意義のある取り組みに参画できたことを嬉しく思っております。第一園芸様とは、引き続き日比谷を舞台に様々な先進的な取り組みを実現していきたいです。」
■『life with flower』プロジェクトとは
出社前のオフィスワーカーに1輪の花とミニ花器を配布し、花をオフィスに飾ったり、終業後に持ち帰り自宅でも楽しんでいただくことで、花のある日常を提案。ワーカーの「ウェルビーイングの向上」などを通じ、オフィス価値の再構築を図るプロジェクトです。
市場に出すことができない規格外のユニークフラワー(※)を一部使用することでSDGsにも貢献しています。
※ユニークフラワーとは、茎が曲がっている、規定サイズよりも小さいなどの理由で市場に出すことができない規格外の花を指す、第一園芸による造語です。
■『life with flower』テストイベント実施概要
場所:東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー9階 スカイロビー
期間:2020年10月26日(月)~10月30日(金)8:00~10:00
対象者:日比谷三井タワーにお勤めの方
■「OASEEDS(オアシーズ)」
第一園芸株式会社の環境緑化・空間装飾ブランド。
商業施設やオフィスビルの屋内外の環境緑化、空間に応じたコンセプトの企画とデザイン、植栽や装飾の施工と維持管理、メンテナンスまでをワンストップで提供しています。
ブランドサイト:https://www.daiichi-engei.jp/oaseeds/
■第一園芸株式会社 概要
所在地:東京都品川区勝島1丁目5番21号 三井物産グローバルロジスティクス勝島20号館
代表者:代表取締役社長 伊藤昇
創業:1898年(設立1951年)
資本金:4億8千万円
株主:三井不動産株式会社(100%)
URL: https://www.daiichi-engei.jp/
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、つまりESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。
※なお、本取り組みはSDGs(持続可能な開発目標)の目標 12「つくる責任 つかう責任」に 貢献しています。
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