寺岡精工とコネクテッドロボティクスが資本業務提携を締結

両社の技術を活かした食品製造ラインの自動化による生産性向上の実現に向け提携

流通小売・食品工場等に向けPOSレジや包装機を開発・販売する精密機器メーカーの株式会社寺岡精工（本社：東京都大田区/代表取締役社長 山本宏輔）と、食産業向けのロボットシステムを研究開発・販売するコネクテッドロボティクス株式会社（本社：東京都小金井市/代表取締役 沢登哲也）は、それぞれの強みを融合しこれまでになかった製品サービスを創造することで、食品産業のより一層の発展に貢献することを目的とし、資本業務提携を締結しました。

　加工食品、総菜、弁当などを製造する食品工場の現場では、慢性的な人手不足や単純な手作業の常態化などを背景に、さらなる生産性の向上が求められています。
寺岡精工は、食品製造・加工のビジネスフィールドにおいて、スーパーマーケットのプロセスセンター※1やコンビニベンダー※2を主な顧客として、包装機、高速ラベラー、食品検査装置及びラベル検査装置など、一連のソリューションを提供してきました。
コネクテッドロボティクスは、「高度なロボット制御の技術」と「AIを活用したセンシングと学習技術」を組み合わせたテクノロジーを強みに、調理や盛り付け、蓋閉め工程等を自動化する食産業向けのロボットシステムを開発。食産業の仕事をロボットテクノロジーで革新することを通じて、人々の生活を豊かにすることをミッションとしています。

食品製造の工程において異なる技術を強みとする両社の協業によって、一気通貫した食品製造ラインの自動化を目指し、さらなる生産性向上に貢献します。また、両社の持つ技術の融合によって新たな価値を生み出し、食産業に携わるお客様の課題解決を目指していきます。

※1スーパーマーケットの生鮮品の仕入れ、加工、配送を一括して行う拠点
※2コンビニエンスストアに商品を納入する企業

■株式会社寺岡精工　会社概要
本社所在地：東京都大田区久が原5-13-12
創業　　　：1925年（寺岡式敏感自動バネ秤開発）
代表者　　：代表取締役会長　寺岡和治、代表取締役社長　山本宏輔
資本金　　：1億円
従業員数　：連結 3,742名（2021年度）
主な事業　：流通小売、食品製造、ロジスティクス、飲食・専門店の4事業分野およびサポートサービス、クラウドサービスによる精密機器等の開発・製造・販売・保守
国内営業・サービス拠点　：141拠点
HP URL 　：https://www.teraokaseiko.com/

■コネクテッドロボティクス株式会社　会社概要
所在地　：東京都小金井市中町2-24-16 農工大・多摩小金井ベンチャーポート
設立　　：2014年2月
代表者　：代表取締役/ファウンダー　沢登 哲也
資本金　：1億円
事業内容：食産業向けロボットサービスの研究開発および販売
開発実績：
①飲食店向け：ソフトクリームロボット・そばロボット・フライドポテトロボット・ゆで麺機省エネシステム
②食品工場向け：検品ロボット・盛付ロボット・蓋閉ロボット・AI検査ソフトウェア
HP URL　：https://connected-robotics.com/