サービス業の生産性向上を目指す「はたLuck」「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合」より資金調達を実施
–労働集約的な事業における、人手不足への恒久的な課題解決に期待–
サービス業の生産性と働きがい向上を支援する株式会社HataLuck and Person(本社:東京都中央区、代表:染谷 剛史、以下「HATALUCK」)は阪急阪神ホールディングス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:嶋田 泰夫、以下「阪急阪神グループ」)が設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンド「阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合」より資金調達を実施しましたことをお知らせします。今回の出資を機に、阪急阪神グループとの事業シナジーの創出や新しい事業の創造を推進してまいります。
■サービス業に特化したDXだからこそ実現できること
HATALUCKはサービス業に特化した店舗DXアプリ「はたLuck」を通じて、店舗運営の業務効率化とシフトワーカーの働きがい向上による生産性向上を支援しています。これまでも大手企業との協業により、DXという側面から働きやすい労働環境の整備をサポートしてきました。
都市交通事業を始め、不動産・エンタテインメント事業など多くの事業を手がける阪急阪神グループとの協業により、各事業における効率的なマネジメント体制の確立や働きがい向上の実現を支援するとともに、ひいてはサービス業全体の課題である人手不足への恒久的な対応策の確立と継続的な生産性向上を目指してまいります。
■ 株式会社HataLuck and Person代表 染谷 剛史よりコメント
今回、ご出資いただけたことを大変光栄に思います。私たちは共に高付加価値型観光立国・サービス産業づくりを目指し協業を進めてきました。その成果をグループ企業の皆様に還元し、日本の観光・サービス産業を牽引する取り組みを多く生み出していきたいと思います。
■ 阪急阪神ホールディングス株式会社 グループ開発室長 上田 靖氏よりコメント
国内のさまざまな産業における人手不足の深刻化に伴い、特に、労働集約型産業におけるDX推進とそれを通じた労働生産性や従業員エンゲージメントの向上の重要性はますます高まっていくと認識しています。当社グループにおいても、コロナ禍の影響により大きく落ち込んでいたインバウンド等の需要が足元で急回復しつつある中、中長期的な視点に立って、さまざまな側面から対応策を講じていく必要があると考えています。
HataLuck and Person社は、雇用の流動性が高く、デジタルツールの活用に課題を抱えるサービス業などの現場に寄り添った、使い勝手の良いプロダクト開発に取り組まれており、同社と協業を進めることで、当社グループにおける持続可能な労働環境づくりを加速させてまいります。
ファンド名称:阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合
ファンド規模:30億円
設立日:2021年4月1日
運用期間:10年
運営会社:SBIインベストメント株式会社
主な投資領域
□ 当社グループのDXプロジェクトに付随するもの
□ 観光・インバウンドに付随するもの
□ 新たなコンテンツ(エンタメ・旅行等)の開発に寄与するもの
□ 生産性向上(業務効率化)に寄与するもの
□ 中長期を見据えた新たな事業機会を開拓するもの
● ヘルスケア・ウェルビーイング
● 生活関連サービス
(当社グループが現時点で手掛けていない生活に関わるサービス)
● SDGs・沿線価値向上
(沿線エリアにおける消費・移住・移動・雇用等の創出を通じた人口減少・高齢化対策、地域経済活性化等につながるサービス)
はたLuck について
サービス業に特化した店舗DXアプリです。シフト・コミュニケーション・マニュアル・エンゲージメントなど店舗運営に必要な機能をオールインワンで搭載。業務専用のアプリだから、本部から店舗だけでなく顧客接点のあるシフトワーカー(アルバイト・パートスタッフ)にまで、安心して「ラストワンマイル」の情報伝達を可能にします。さらにアプリのログデータとスタッフサーベイを用いた店舗状態の可視化と改善提案サービスを開発。シフトワーカーの働きがいを高め、オペレーション業務の効率化と店舗の生産性向上に寄与します。
株式会社HataLuck and Person
代表者:染谷 剛史
創業 :2017年3月
事業 :店舗・商業施設DXアプリ はたLuck の開発と販売
コーポレートサイト :https://corp.hataluck.com
はたLuck サービスサイト :https://hataluck.jp
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